FlexLogger™使って物理システムトラブルシュートする方法

FlexLoggerは、センサに特化した直感的な構成、カスタマイズ可能な画面、および対話的なデータ確認によって、計測のセットアップと表示をすばやく行うことを可能にします。

FlexLoggerできること

FlexLoggerでは、物理的な計測およびセンサのタイプにマッチする構成設定を使うことで、テストのセットアップ時間を短縮します。ドラッグアンドドロップ式のデータ表示器を使えば、テスト中にデータをすばやく視覚化できます。また、総合的なデータビューアを使って、記録したデータを対話的に確認し、一般的なファイル形式にエクスポートして他者と共有することができます。FlexLoggerはデフォルトでテストの設定情報をドキュメント化するため、常に結果を以前のテスト構成にまで追跡することができます。

FlexLogger使用することメリット

すばやく計測を構成

FlexLoggerを使用すれば、CompactDAQハードウェアを自動的に検出し、複合計測をすばやく構成することができます。つまり、ソフトウェアの設定時間を減らし、データを見て重要なインサイトを導き出す時間を増やすことができます。

テストの実行に信頼が持てる

FlexLoggerで表示器やアラームを使って画面を作成すれば、テストの実行中、そのテストが正常に実行されているかどうかを確認できます。ハードウェアの設定、センサのシリアル番号などの情報がメタデータとしてログファイルに含まれるため、データの使用者は、データの収集方法に信頼を置くことができます。

総合的なデータビューアでテストからインサイトを導き出す

データビューアを使用すれば、CANなどの複数チャンネルおよびソースからデータを表示したり、全てのデータを簡単に同期および表示させて再生したり、複数のファイル形式にデータをエクスポートしたりできます。

DIAdemを使ってテスト結果を解析し、他者に伝達する

NIでは、DIAdemをFlexLoggerとともに使用することを推奨しています。このように併用することで、付属する解析ライブラリやカスタムフォーミュラを使って、データをすばやく検出し、検証・解析することができます。新しいデータソースを自動的に入力する標準化されたテンプレートを作成することで、裏付けのある一貫したレポートを作成することができます。