FlexLoggerでは、ミックスドシグナルの計測データを収集および記録できます。自動ハードウェア同期、カスタマイズ可能な画面、および徹底したメタデータの収集によって、複数のテストの比較が簡単に行えます。
アナログ計測とCANデータを組み合わせて収集できます。センサを構成する際、各モジュールにおけるデバイスのピン配列とリアルタイム計測のグラフを使用して、データがどのような外観になり、どのように構成されるのかを実際にテストを開始する前に確認することができます。
FlexLoggerはテストの実行中、使用したハードウェア、テストの実行者、および各センサの構成に関する情報を記録します。また、センサのシリアル番号など、各計測に関するカスタムのノートを含めることができます。このデータは全て計測と同じファイルに記録されます。したがって、データファイルを開く度に、テストの結果およびテストの構成内容を確認できます。
内蔵のデータビューアでは、CANなどの複数のチャンネルおよびソースからデータを表示したり、全てのデータを簡単に同期・表示させて再生したり、複数のファイル形式にデータをエクスポートしたりすることができます。
NIでは、DIAdemをFlexLoggerとともに使用することを推奨しています。このように併用することで、付属する解析ライブラリやカスタムフォーミュラを使って、データをすばやく検出し、検証・解析することができます。ポイントアンドクリックによって、結果を対話的に検証したり、DIAdemの機能を活用してワークフローを自動化し、一貫性のある解析およびレポート作成を行うことができます。