EVバッテリのテスト能力を短期間で増強する必要性により、検証ラボの管理が難しくなり、エンジニアリングチームはテストラボの業務を持続可能なベースで拡大することを迫られています。バッテリサイクラの電力管理は、ラボの効率、CO2排出量、運用コストに影響を与えます。 最新のバッテリ検証ラボに求められるスケールを実現するためには、柔軟性と接続性に優れたバッテリサイクラが不可欠です。
現在と将来のニーズに対応するバッテリ検証ラボのレイアウトを定義する
ラボ装置の利用率を最大限に高め、既存の装置を統合する
ラボの全工程を監視/管理して、運用コストを最適化する
安全機能を組み込むことでテストの複雑性を下げ、セットアップ時間を短縮する
低電圧および高電圧モードが可能な150 kWのバッテリサイクラ (最大1500 V)
物理的に隣接させなくてもサイクラの並列稼働が可能なため、ラボのレイアウトを柔軟に配置可能
モジュール式設計と交換可能な電源ブリックにより、高い保守性を実現
テスト運用の構成、実行、レポート作成を自動化するNIのソフトウェアコクテッドアプローチ
レイアウトの柔軟性―マイクロ秒単位の同期と時間依存のネットワーキングにより、ラボの場所に関係なくサイクラの並列操作を行うことができます。
対応アプリケーション―ミリ秒以下のダイナミック性能は、バッテリテスト、インバータテスト、およびダイナモメータアプリケーションに適しています。
メンテナンスの容易化―個々のシリコンカーバイド (SiC) ベースの電源モジュール (PMSiC) は交換可能で、ストックしておくすることで、アップタイムを向上させることができます。
標準化―電源およびアプリケーション固有のブレークアウトセクションにより、すべてのアプリケーションでサービスコストを削減することができます。
NIでは、アプリケーション固有の要件に合わせてカスタマイズされた、さまざまなソリューション統合オプションを提供しています。社内で統合チームを組織してシステムを完全に統括することも、NIと世界各地のNIパートナーネットワークの専門技術を活用したターンキーソリューションをご利用いただくことも可能です。
NIパートナーネットワークは、ドメイン、アプリケーション、および全体的なテスト開発エキスパートがNIと緊密に連携してエンジニアリングコミュニティのニーズを満たすグローバルコミュニティです。NIパートナーは、信頼できるソリューションプロバイダ、システムインテグレータ、コンサルタント、製品開発者、幅広い産業やアプリケーション分野に精通したサービスおよび販売チャネルの専門家です。
NIは、トレーニング、技術サポート、コンサルティングと統合サービス、メンテナンスプログラムによって、アプリケーションのライフサイクル全体を通してお客様との緊密な関係を築きます。お客様のチームは、NIの地域別ユーザグループに参加することで新たなスキルを発見でき、オンライントレーニングおよび対面型トレーニングで習熟度を高めることができます。
HPS-17000の同期/ソフトウェア機能により、バッテリ検証ラボのレイアウトを定義して、電力、テスト、経費を効果的に管理することができます。