お客様のアプリケーションで必要とされるOSと、その具体的なメモリ要件に最も適したオプションをお選びください。LabVIEWツールキットおよびモジュールの多くは、LabVIEW 64ビット版をサポートしています。 詳細については、「LabVIEW 32ビット版と64ビット版の互換性」を参照してください。
64ビットバージョンは、LabVIEW 2009で初めてリリースされました。
LabVIEW 2013 SP1までは、Windowsオペレーティングシステムのみをサポートしていました。LabVIEW 2014 64ビットからは、LinuxおよびMac OS Xもサポートするようになりました。 各バージョンでサポートされているオペレーティングシステムは、「対応するオペレーティングシステム」、「LabVIEWとMicrosoft Windowsの互換性」、「LabVIEW 2014 Readme for GNU/Linux」および「LabVIEW 2014 Readme for OS X」に記載されています。
LabVIEW 64ビットは、LabVIEW 32ビットがサポートしているすべてのツールキットをサポートしているわけではありません。このサポートは、オペレーティングシステムによっても異なります。
各記事には、それぞれのオペレーティングシステムに対応するLabVIEWアドオン、ツールキットおよびドライバについての情報が記載されています。
LabVIEW 2009以降を購入した場合、ライセンスは32ビットおよび64ビットの両バージョンに対して使用できます。
LabVIEW 64ビットのインストーラは、Mac OS X用のLabVIEWプラットフォームDVDにのみ含まれています。Windowsのインストーラは、NIのWebサイトの「LabVIEW 64ビット」セクションからダウンロードできます。Linux用LabVIEW 64ビットはDVDを介してのみ配布されています。 このDVDが必要な場合は、弊社のお客様担当者までお問い合わせください。
はい、できます。
はい。 コードはVIを実行するまでコンパイルされないため、LabVIEW 32ビット開発システムで作成されたVIをLabVIEW 64ビットで開くことは可能ですし、その反対も可能です。
いいえ。 LabVIEW 64ビットの開発システム、ランタイムエンジン、実行ファイルやアプリケーションは、32ビットコンピュータでは実行できません。
Windows環境では、32ビットの実行ファイルを64ビットPCで実行できるため、LabVIEW 32ビットの開発システム、ランタイムエンジン、および実行ファイルをWindows 64ビットコンピュータで実行できます。64ビットカーネルを実行しているMac OS Xコンピュータは32ビットアプリケーションを実行できません。32ビットアプリケーションを実行するには、32ビットカーネルに変換する必要があります。カーネルを変換できるかどうかは、Mac OS Xのバージョンによります。Linux 64ビットで32ビットアプリケーションを実行するには、32ビットライブラリをインストールする必要があります。ただし、これらのライブラリをインストールしても、すべての32ビットアプリケーションを64ビットのLinuxコンピュータで実行できるとは限りません。
いいえ。現在のところ、LabVIEW 64ビットアプリケーションビルダから32ビットバージョンの実行ファイルを作成することはできません。
アプリケーション側からメモリを要求できますが、その要求が受け入れられるかどうかは、使用可能なメモリ (物理または仮想) に基づいてオペレーティングシステムにより決定されます。Windows XP 32ビット上のLabVIEW 32ビットは、デフォルトで最大2 GBのアドレス空間を使用できます。3 GBの起動オプションでは、Windows XP 32ビット上のアプリケーションが最大3 GBのアドレス空間を使用できます。Windows Vista 64ビットおよびWindows 7 64ビット上で実行しているLabVIEW 32ビットは、最大4 GBのアドレス空間を使用できます。これらの構成のいずれにおいても、十分な量の連続メモリがないと大量のバッファを割り当てられないことがあります。64ビットオペレーティングシステム上で実行されているLabVIEW 64ビットは、オペレーティングシステムでサポートされている最大RAM (理論上では16エクサバイト) をサポートします。現在、64ビットWindowsには16 TBの制限が課せられています。