工学系の学生が授業で学んだ概念を完全に理解するには、実際のシステムでそれを確認することが必須です。エンジニアリングシステムに使用されている基礎的なトピックをグループで学びながら、すばやく効果的に実際の設計に適用する必要があります。ソフトウェア、ハードウェア、計測器、および制御器を一体化したNI ELVISでは、これらを連携して操作できるため、次世代エンジニアの育成に適した共同作業環境を作り出すことができます。
最も重要な工業レベルの計測器を直感的な1つのソリューションとして統合したNI ELVISを使えば、学生達は自信をもって手際よく計測し、納得のゆくまで実験することができます。この実践的な短編ビデオでは、NI ELVIS計測器がカリキュラムで果たす役割について紹介しています。
NI ELVISは、16個のアナログ入力、4個のアナログ出力、40個のデジタルI/Oラインを完全にプログラム可能なXilinx Zynq FPGAによって制御し、データ収集および制御機能をさまざまな課題を伴う設計に統合します。信号の送信/受信/処理方法を柔軟にプログラミングできるため、実験の選択肢は無限に広がり、学生達に本物の学びを体験してもらえます。
計測を開始するまでの時間を短縮し、ブラウザベースの計測器を使って学生達が協力してトラブルシューティングするためのラボ環境を構築できます。NI ELVIS III計測器へのアクセス、表示、制御要求を単一のWebページから実行できるため、スクリーンショットを撮るのも、実験レポート用にデータを保存するのも簡単です。
Open Universityは、NI ELVISハードウェアを使用して、実験をホストするための完全に自動化されたラボを構築しました。学生は、標準ブラウザを使用してリアルタイムでリモート装置を操作できます。
NI ELVIS IIIを使用すると、各学生は1つのデバイスで同時に接続、実験、トラブルシューティングを行うことができ、作業範囲を広げて真のチームワーク環境を構築できます。
アプリケーション
教育
実験の授業に必要なのは、ハードウェアとソフトウェアだけではありません。カリキュラムに沿った適切なコース教材と実験マニュアルも必要です。NIは教育の専門家や業界のエキスパートと協力して、すぐに使えるコース教材を開発しました。この教材は、コース全体で活用することも、個別の授業で取り上げることも、自主開発する教材のベースとして活用することもできます。 |