LabVIEW 2019 Service Pack 1 プラットフォームReadme

2019年9月

LabVIEWプラットフォームでは、LabVIEWプラットフォームのほぼすべての製品を一度にインストールできます。LabVIEWモジュールまたはツールキットを購入された場合は、LabVIEW 2019 Service Pack 1 (SP1) との互換性を維持するため、LabVIEWプラットフォームインストーラを使用してそれらをインストールおよびアクティブ化してください。これらのアドオンは、購入前にインストールして一定期間試用できます。

サポートされているオペレーティングシステム

インストール手順

パッチの詳細

他の言語バージョンをインストールする

LabVIEWモジュールおよびツールキットの互換性

LabVIEWプラットフォームに含まれている製品

製品のセキュリティおよび重要な更新

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する

LabVIEWプラットフォームは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了

法的情報


サポートされているオペレーティングシステム

LabVIEWプラットフォームインストーラは以下のオペレーティングシステムで実行できます。

  • Windows 10 (バージョン 1903)/8.1 Update 11/7 SP12
  • Windows Server 2012 R21
  • Windows Server 2008 R2 SP12

1 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoft社の更新プログラムを適用する必要があります。これらの更新のインストール方法については、MicrosoftのKB2919442およびKB2919355を参照してください。

2 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoftの更新プログラムが必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、MicrosoftのKB3033929を参照してください。

メモ  今後のOSサポートについては、「LabVIEWプラットフォームは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了」を参照してください。

メモ  2016で、LabVIEWによるWindows Vista、Windows XP、Windows Server 2003、およびサービスパックなしのWindows 7のサポートは終了しました。LabVIEW 2019 SP1は、サポートされていないOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。サポートされていないOSに、LabVIEW 2019 SP1が使用されているアプリケーションをデプロイまたは配布することはできません。また、LabVIEW 2019 SP1がインストールされているコンピュータで作成されたインストーラは、サポート対象外のOS上で実行されている、いかなるバージョンのLabVIEW、LabWindows™/CVI™、NI TestStand™、またはMeasurement Studio™とも一緒に使用することはできません。

2016年に変更されたOSサポートの詳細については、「Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Windows Server 2003?」を参照してください。

メモ Windows 32ビットオペレーティングシステムのサポートでは、物理アドレス拡張 (PAE) を無効にする必要がある場合があります。これによりシステムが受ける影響および必要な対策については、ni.com/infoでInfo Codeに「PAESupportjp」と入力してください。

LabVIEW開発システムのシステム条件の詳細に関しては『LabVIEWアップグレードノート』を参照してください。またモジュールとツールキットのシステム条件は各製品のReadmeを参照してください。

上に戻る

インストール手順

LabVIEWプラットフォームは、NI パッケージマネージャを使用してインストールします。NIソフトウェアがインストールされていない場合は、NIソフトウェアをインストールするために、LabVIEWプラットフォームによりNI パッケージマネージャがインストールされます。NI パッケージマネージャは、ni.com/r/NIPMDownloadからダウンロードできます。NI パッケージマネージャを使用してNIソフトウェアをインストール、削除、およびアップグレードする方法については、『NI パッケージマネージャマニュアル』を参照してください。

メモ

  • Windows Updateが有効になっている場合、Windows UpdateがMicrosoft Visual C++ 2015 ランタイムのインストールと競合して、インストールプロセスが停止することがあります。この問題の詳細と解決法については、ni.com/r/exjq43を参照してください。
  • プロンプトが表示されたら、アクティブ化する各製品のシリアル番号を入力します。シリアル番号は、ni.com/myproductsで確認できます。ライセンスをボリュームライセンスサーバで管理している場合は、Eメールでボリュームライセンスファイルが送付されます。

LabVIEWプラットフォームメディアを使用して製品をインストールするには、以下の手順を実行します。

  1. LabVIEWプラットフォームメディアを挿入します。
  2. インストーラの手順に従って、プロンプトされたら必要な情報を入力し、アクティブ化してください。

インストールの修正および変更、またはカスタムに作成されたインストーラにNIソフトウェアを含めて配布するときのために、メディアを保管しておいてください。

以前のバージョンのLabVIEWからアップグレードする場合 LabVIEWの新しいバージョンをインストールする前に既存のVIおよびプロジェクトを保護する方法や、アップグレードと互換性に関する問題およびLabVIEW 2019の新機能の全一覧については、『LabVIEWアップグレードノート』を参照してください。

上に戻る

パッチの詳細

LabVIEW 2019 SP1で修正された問題は、LabVIEW 2019 SP1パッチの詳細ページで参照できます。

上に戻る

他の言語バージョンをインストールする

LabVIEW 2019 SP1の別の言語バージョンがコンピュータにインストールされている場合は、そのバージョンをアンインストールしてから、新しい言語バージョンをインストールしてください。

上に戻る

LabVIEWモジュールおよびツールキットの互換性

LabVIEWモジュールおよびツールキットをインストールする場合は、LabVIEW 2019 SP1と互換性のあるモジュールおよびツールキットをインストールしてください。互換性のないバージョンのツールキットをインストールしようとすると、LabVIEWのインストールが破損する場合があります。互換性のないバージョンをインストールしたためにLabVIEWのインストールが破損した場合、NI パッケージマネージャでソフトウェアを修復する方法について、ni.com/infoにアクセスして、Info Codeに「repair」と入力してください。

上に戻る

LabVIEWプラットフォームに含まれている製品

LabVIEWプラットフォームには、以下の製品が含まれています。システム要件、インストール、アクティブ化、既知の問題、およびバグ修正などの情報については、各製品のReadmeを参照してください。

アプリケーションソフトウェア

  • LabVIEW開発システム
  • Advanced Signal Processingツールキット
    • System Identification Assistant
  • Control Design and Simulationモジュール
    • Control Design Assistant
    • System Identification Assistant
  • Datalogging and Supervisory Controlモジュール
  • Datalogging and Supervisory Controlランタイムモジュール
  • Desktop Execution Trace - Window用ツールキット
  • Digital Filter Designツールキット
  • FPGA Compile Farmツールキット
  • FPGA ISEコンパイルツール
  • FPGAモジュール
  • FPGA Vivadoコンパイルツール
  • JKI VI Package Manager
  • MathScriptモジュール
  • NI Switch Executive
  • Real-Timeモジュール
  • Roboticsモジュール
  • Sound and Vibrationツールキット
  • Unit Test Frameworkツールキット
  • VI Analyzerツールキット
  • Vision Developmentモジュール

LabVIEW NXGサポート

  • LabVIEW NXG
  • LabVIEW NXG FPGAモジュール
  • LabVIEW NXG Web Module

デバイスドライバ

  • FlexRIO (統合I/O)
  • FlexRIO (モジュール式I/O)
  • IVI Compliance Package
  • NI-488.2
  • NI-DAQmx
  • NI-DCPower
  • NI-DMM
  • NI-FGEN
  • NI-HSDIO
  • NI-IMAQ
  • NI-IMAQ I/O
  • NI-IMAQdx
  • NI-Industrial Communications for EtherNet/IP
  • NI-SCOPE
  • NI-Serial
  • NI-SWITCH
  • NI-Sync
  • NI-VISA
  • NI-XNET
  • NI CompactRIO
  • NI PXI Platform Services
  • NI RシリーズマルチファンクションRIO

メモ

  • LabVIEW 2019 SP1のインストールには、LabVIEWデータベース接続ツールキットおよびLabVIEW Report Generationツールキット (Microsoft Office用) が含まれています。
  • DataFinderツールキットは含まれていません。LabVIEW 2019 SP1では、このツールキットの機能は「DataFinder Connectivity」パレットから使用できます。
  • Statechartモジュールは、2019年にLabVIEWツールネットワークに移動しました。

上に戻る

製品のセキュリティおよび重要な更新

NI製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。

上に戻る

NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。

インストールしようとしているNI製品でMicrosoft .NET 4.6.2が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行され、NIソフトウェアのインストールが開始する前にマシンの再起動が必要になることがあります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.6.2をインストールしてください。

NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。

上に戻る

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する

Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。

上に戻る

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。Windows 8.1におけるNIのサポートについては、ni.com/windows8を参照してください。

上に戻る

LabVIEWプラットフォームは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了

LabVIEWプラットフォームは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了します。この製品の2021年5月1日以降に出荷されるバージョンは、これらのOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。NIオペレーティングシステムのサポートの詳細については、ni.com/r/win32bitsupportを参照してください。

NIアプリケーションソフトウェアの製品ライフサイクルの詳細については、ni.com/infoで以下のInfo Codeを入力してください。

製品 Info Code
LabVIEWlifecycle
LabWindows/CVIcvi_lifecycle
Measurement Studiomstudiolifecycle
TestStandtslcp
DIAdemddlcp
VeriStandnivslifecycle

上に戻る


法的情報

著作権

© 2003-2019 National Instruments. All rights reserved.

著作権法に基づき、National Instruments Corporationの書面による事前の許可なく、本書のすべて又は一部を写真複写、記録、情報検索システムへの保存、及び翻訳を含め、電子的又は機械的ないかなる形式によっても複製又は転載することを禁止します。

NIは他者の知的財産を尊重しています。お客様も同様の方針に従われますようお願いいたします。NIソフトウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NIソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェアその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場合に限り可能であるものとします。

エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項

エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) 及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。

  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

米国政府の権利の制限

お客様が米国政府の機関、省又はその他の事業体 (「米国政府」と総称する) である場合、本書に記載の技術データの使用、複製、再製、公表、修正、開示又は転送は、民間機関用の連邦調達規則52.227-14と軍事機関用の国防省連邦調達規則補足252.227-7014及び252.227-7015に基づく限定権利条項の適用を受けます。

IVI Foundation Copyright Notice

Content from the IVI specifications reproduced with permission from the IVI Foundation.

The IVI Foundation and its member companies make no warranty of any kind with regard to this material, including, but not limited to, the implied warranties of merchantability and fitness for a particular purpose. The IVI Foundation and its member companies shall not be liable for errors contained herein or for incidental or consequential damages in connection with the furnishing, performance, or use of this material.

商標

NIの商標については、NI Trademarks and Logo Guidelines (ni.com/trademarks) を参照してください。本書中に記載されたその他の製品名及び企業名は、それぞれの企業の商標又は商号です。

特許

NI製品を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 (ヘルプ→特許)、メディアに含まれているpatents.txtファイル、又はni.com/patents/jaからアクセスできる「ナショナルインスツルメンツ特許情報」のうち、該当するリソースから参照してください。

377933B-0112