NI-DMM Readme

バージョン 16.0


NI-DMMをご利用いただきありがとうございます。このファイルには、NI-DMMに関する重要な情報が含まれており、次の項目別に記載されています。


新機能

サポートされているハードウェア

システム要件

インストールされるソフトウェア、ドキュメント、サンプル

EXE(実行)ファイル

ドキュメント

VIおよび関数にアクセスする

NIソフトウェアでのMicrosoft Windows 7、Windows Vista、Windows XP、およびWindows Server 2003のサポート

製品のセキュリティおよび重要な更新

ドライバのバージョン名の変更

NI-DMMのアンインストール/変更

動作の変更

既知の問題

バグの修正

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

法的情報



新機能

NI-DMM 16.0では、以下の新機能が追加されました。


  • LabVIEW 2016(32ビットおよび64ビット)のサポート。

NI-DMM 15.2では、以下の新機能が追加されました。


  • NI PXIe-4080、NI PXIe-4081、NI PXIe-4082のサポート。

NI-DMM 15.1では、以下の新機能が追加されました。


  • LabVIEW 2015(32ビットおよび64ビット)のサポート。
  • NI-DMMソフトフロントパネルでデバイスを監視および制御することで、NI-DMMデバイスを別のアプリケーションで使用中にデバッグする機能。
  • メモ NI-DMM 15.1ソフトフロントパネルでは、IVIデバイスシミュレーションはサポートされなくなりました。


NI-DMM 14.0では、以下の新機能が追加されました。


  • LabVIEW 2014(32ビットおよび64ビット)のサポート。

NI-DMM 3.1では、以下の新機能が追加されました。


  • LabVIEW 2013(32ビットおよび64ビット)のサポート。

NI-DMM 3.0.6には以下の新機能があります。


  • LabVIEW 2012(32ビットおよび64ビット)のサポート。

NI-DMM 3.0.5には以下の新機能があります。


  • LabVIEW 2011(32ビットおよび64ビット)のサポート。

NI-DMM 3.0.4には以下のバグ修正が含まれています。


  • NI-DMM/Switch Express VIとスイッチデバイスを併用した場合に日本語版LabVIEWでコードが生成されなかった問題が修正されました(ID 276993)。
  • LabVIEW 2010(64ビット)でNI-DMM/Switch Express VIがロードしなかった問題が修正されました(ID 246480)。

NI-DMM 3.0.3には以下の新機能があります。


  • LabVIEW 2010(32ビットおよび64ビット)のサポート。
  • 32ビットのOSにおけるLabVIEW、LabWindows™/CVI™、またはNI TestStandを使用して構築したカスタムインストーラで、64ビットのOS上でNI-DMMまたはそれに関連するユーザアプリケーションをデプロイできない問題が修正されました(ID 228650)。

NI-DMM 3.0.2には以下の新機能があります。


  • 新しいNI 407x デバイスでのハードウェア変更に対応して外部キャリブレーション手順が変更されました。NI PCI-4070リビジョン189380G-01、NI PXI-4070リビジョン191485G-01、NI PXI-4071リビジョン191485J-02、NI PXI-4072リビジョン191485F-03からは、外部キャリブレーションにNI-DMM 3.0.2以降が必要になります。
  • オートレンジを使用して測定を行うと内部ハードエラーが発生していたNI 407x の問題が修正されました(ID 196451)。

NI-DMM 3.0.1には以下のバグ修正が含まれています。


  • 407xデバイスのAC電流測定におけるオフセットに関連する問題が修正されました(ID 135829)。

NI-DMM 3.0では、以下の新機能が追加されました。


  • niDMM_GetErrorMessage関数の導入。
  • LabVIEW 2009(32ビット)およびLabVIEW 2009(64ビット)のサポート。
  • NI-DMM/Switch Express VIでの温度測定のサポート。
  • DMMソフトフロントパネルでの温度測定のサポート。
  • 64ビットユーザモードのサポート。
  • ANSI Cで書き直されたCサンプルおよび64ビットターゲット用に追加されたmakefileサポート。

NI-DMM 2.9では、以下の新機能が追加されました。


  • LabVIEW 8.6のサポート。
  • 温度測定のサポート。
  • 日本語版のドライバ、LabVIEW API、およびドキュメント。
  • 新規動作: LabVIEWではエラーメッセージおよびセルフテストメッセージ文字列がローカライズされた値を返します。これらの文字列値(またはエラークラスタを比較することによるトラップエラー)をチェックするユーザアプリケーションでは、動作変化する場合があります。
  • 新規動作: シミュレーションの現実性が向上しました。タイミングおよびエラーの報告は実際のデバイスにより近くなりました。
  • MAXの「デバイスのリセット」ボタンの機能が改善されました。「デバイスとインタフェース」ツリー構図でNI4065/407xを選択すると、「デバイスのリセット」ボタンは実行中の集録をまず停止し、その後デバイスを工場出荷時のデフォルト値にリセットします。
  • 新規動作: MAXでNI 4065/407xを選択すると、「テストパネル」ボタンを使用してNI-DMMのソフトフロントパネルを起動することができます。
  • function.ctlに温度が追加されました。このタイプ定義がTestStandステップのプロトタイプで使用されている場合、シーケンスが実行される前にステッププロトタイプを再ロードする必要があります。

サポートされているハードウェア

NI-DMM 16.0以降では、次のデジタルマルチメータがサポートされています。


  • NI PXIe-4080
  • NI PXIe-4081
  • NI PXIe-4082
  • NI PXI-4072
  • NI PXI-4071
  • NI PXI-4070
  • NI PCI-4070
  • NI PXI-4065
  • NI PCIe-4065
  • NI PCI-4065
  • NI USB-4065
  • NI PXI-4022

メモ  MXI ExpressおよびMXI-4はWindows 8.1/8.0/7/Vista/XPでサポートされていますが、MXI-3はWindows XPでのみサポートされています。


これらのモジュールのデバイス固有の情報は、『NI デジタルマルチメータヘルプ』に記載されています。


システム要件

サポートされているオペレーティングシステム

  • Windows 10/8.1/7 SP1(32ビットおよび64ビット)
  • Windows Server 2012 R2(64ビット)
  • Windows Server 2008 R2(64ビット)

メモ NI-DMM 3.0.4以降では、Windows Server R2以外のエディションはサポートされていません。


ご使用のオペレーティングシステムの最新Service Packをインストールしてご利用ください。Windows XP/Vistaのユーザは、NI-DMM 15.2以前のバージョンを使用してください。


サポートされているReal-Time操作環境

NI-DMM 16.0以降では、次のReal-Time動作環境がサポートされています。


最小システム要件

  • プロセッサ—2.53 GHz Intel Core 2 Duoプロセッサまたは同等のプロセッサ
  • RAM—1 GB、800 MHz DDR2 RAM
  • 1,024 x 768の画面解像度
  • すべての緊急アップデートおよびService Packが適用されているWindows 10/8.1/7

推奨システム

  • プロセッサ—2.3 GHzクアッドコアIntel Core i7または同等のプロセッサ
  • RAM—4 GB、デュアルチャンネル1600 MHz DDR3 RAM
  • すべての緊急アップデートおよびService Packが適用されているWindows 10/8.1/7

アプリケーション開発環境(ADE)

メモ:  NI LabVIEW、NI LabWindows/CVIまたはMicrosoft Visual Studio®等のADEのインストールは、NI-DMMをインストールする前に行う必要があります。NI-DMMのインストール後にインストールしたADEのサポートを追加する場合は、NI-DMMのインストールを変更するか、NI-DMMインストーラを再度実行します。


  • NI LabVIEW 2013 SP1、2014 SP1、2015 SP1、または2016
    • LabVIEW 2013 SP1以降では、NI PXI-4065、NI PXI-4070、NI PXI-4071、NI PXI-4072、NI PXIe-4080、NI PXIe-4081、NI PXIe-4082のみがサポートされます。
  • LabVIEW Real-Timeモジュール 2013 SP1、2014 SP1、2015
    • LabVIEW Real-Timeモジュール 2013 SP1以降では、NI PXI-4065、NI PXI-4070、NI PXI-4071、NI PXI-4072、NI PXIe-4080、NI PXIe-4081、NI PXIe-4082のみがサポートされます。
  • LabWindows®/CVI® 2009以降
  • LabWindows/CVI Real-Timeモジュール 2010以降
    • LabWindows/CVI Real-Timeモジュール 2010 SP1以降では、NI PXI-4065、NI PXI-4070、NI PXI-4071、NI PXI-4072、NI PXIe-4080、NI PXIe-4081、NI PXIe-4082のみがサポートされます。
  • Microsoft Visual C++ (MSVC) 6.0以降
  • Microsoft Visual Basic 6.0
    • RTターゲット上でアプリケーションを実行する場合、128 MB以上のメモリが必要です。

    インストールされるソフトウェア、ドキュメント、サンプル

    • <NIDocDir>は、Users\Public\Documents\National Instrumentsフォルダのエイリアスです。
    • <IVIROOTDIR32>は、次のNational Instrumentsファイルフォルダの場所のエイリアスです。
      • (32ビット) Program Files\IVI Foundation\IVI\
      • (64ビット) Program Files (x86)\IVI Foundation\IVI\
        メモ $(IVIROOTDIR32)は、ターゲットシステムの環境変数として構成されています。
        インストール済みのIVIをアップグレードした場合、ファイルは次の場所にある場合があります。
        • (32ビット)Program Files\IVI Foundation\IVI\
        • (64ビット)Program Files (x86)\IVI\
    • <IVIROOTDIR64>は、次のNational Instrumentsファイルフォルダの場所のエイリアスです。
      • (64ビット) Program Files\IVI Foundation\IVI\

        メモ  $(IVIROOTDIR64) は、ターゲットシステムの環境変数として構成されています。


    ファイルの場所

    項目 インストールされる場所
    NI-DMM <IVIROOTDIR32>¥Drivers¥niDMM
    NI-DMM関数パネル <IVIROOTDIR32>¥Drivers¥niDMM¥nidmm.fp
    NI-DMMサンプル <NIDocDir>¥niDMM¥Examples
    NI-DMMヘッダファイル <IVIROOTDIR32>¥Include
    NI-DMMインポートライブラリファイル(32ビット) <IVIROOTDIR32>¥Lib
    NI-DMMインポートライブラリファイル(64ビット) <IVIROOTDIR32>¥Lib_x64
    NI-DMM DLL(32ビット) <IVIROOTDIR32>¥Bin

     

    その他の64ビットオペレーティングシステムのファイルの場所

    コンポーネント インストールされる場所
    NI-DMM関数パネル <IVIROOTDIR64>>¥Drivers¥niDMM¥nidmm.fp
    NI-DMMヘッダファイル <IVIROOTDIR64>¥Include
    NI-DMMインポートライブラリファイル(64ビット) <IVIROOTDIR64>¥Lib_x64
    NI-DMM DLL(64ビット) <IVIROOTDIR64>¥Bin

    EXE(実行)ファイル

    NI-DMMソフトフロントパネルを起動するには、スタートすべてのプログラムNational InstrumentsNI-DMMNI-DMMソフトフロントパネルを選択します。


    ドキュメント

    多くのドキュメントはスタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-DMM→ドキュメントから入手できます。次に示すドキュメントが提供されています。


    ドキュメント 形式 説明
    NIデジタルマルチメータヘルプ HTML/Windowsヘルプ NI-DMMの主要なヘルプ内容が記載されています。ヘルプは、従来のユーザマニュアルのHTMLバージョンで、次の情報が記載されています。
    • 基本のマルチメータ概念
    • ハードウェアデバイス情報
    • アプリケーション開発の開始方法
    • NI-DMMプログラミング関数およびVIの完全リファレンス
    NIデジタルマルチメータスタートアップガイド 印刷版およびPDF デバイスのソフトウェアのインストールおよびハードウェアの取り付け、MAX構成、信号接続、およびトラブルシューティングについての情報が記載されています。
    仕様(お使いのデバイス用) 印刷版およびPDF デバイスの技術仕様が記載されています。
    デバイスのキャリブレーション手順 PDF デバイスのキャリブレーション手順が記載されています。
    NI-DMM Readme HTML(このドキュメント) サポートされているハードウェア、オペレーティングシステム、新機能、修正された問題、および法的注意事項が記載されています。
    Introduction to NI-DMM HTML ドライバのドキュメント、サンプル、計測器への接続、計測器の設定、および既知の問題に関する情報が含まれています。(英語)
    NI-DMM IVI Compliance Document TXT IVI Complianceに関する情報が含まれています。

    最新バージョンのドキュメントおよび新しくリリースされたドキュメントについては、ni.com/manualsを参照してください。


    .NET APIを使用するには、NIデバイスドライバの他に.NETクラスライブラリまたは.NETラッパーをインストールする必要があります。.NET Frameworkのバージョンとそれらでサポートされているドライバ、およびインストーラファイルのダウンロード場所については、ni.com/jp/infoでInfo codeに「NETAPIdriversupport」と入力すると表示される『National Instruments .NET Driver Support』ドキュメントを参照してください。


    メモ  PDFファイルを表示するには、Adobe Acrobat Readerが必要です。アドビシステムズ社のホームページ(get.adobe.com/jp/reader)からAcrobat Readerをダウンロードしてください。


    VIおよび関数にアクセスする

    プロジェクトを作成ダイアログボックスからLabVIEWサンプルプロジェクトおよびテンプレートにアクセスするには、左のペーンでサンプルプロジェクトを選択し、アプリケーション要件に適合するプロジェクトを検索します。

    NI-DMMのパレットVIには、関数測定I/ONI-DMMパレットから使用できます。


    LabWindows/CVIでは、計測器メニューからNI-DMM関数を使用できます。NI-DMM関数パネル(.fp)をロードするには、計測器ロードを選択して、IVI¥Drivers¥niDMMr¥niDMM.fpを選択します。


    サンプルを検索する

    LabVIEWでは、NIサンプルファインダを使用して、サンプルを検索または参照することができます。NI-DMMのサンプルは、キーワードによって分類されているため、特定のデバイスまたは計測機能で検索することができます。LabVIEWで、ヘルプサンプルを検索を選択して、NI サンプルファインダを起動します。NIサンプルファインダでは、インストール済みのLabVIEWサンプルVI(NI–DMMサンプルを含む)およびその説明に2つの方法でアクセスできます。


    • サンプルをタスク別に参照するには、参照タブが開かれた状態で、タスクオプションをクリックして、ハードウェア入力と出力モジュール式計測器NI–DMMを選択します。サンプルをディレクトリ構造で参照するには、instrniDMMを選択します。
    • インストールされているすべてのサンプルをキーワードで検索するには、検索タブをクリックします。たとえば、「DMM」で検索するとすべてのNI-DMMのサンプルが検索されます。

    NIサンプルファインダには、LabWindows/CVIでヘルプサンプルを検索を選択してアクセスすることもできます。


    LabVIEWおよびLabWindows/CVIのインストール済みサンプルは、スタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-DMM→サンプルからもアクセスすることができます。


    NI-DMMの機能を紹介するサンプルは、オンラインからでも使用することができます。これらのサンプルの詳細については、ni.com/examplesを参照してください。


    NI-DMM 16.0はMicrosoft Windows 7 RTM、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003のサポートを終了

    このリリースで、NI-DMM 16.0によるMicrosoft Windows 7 RTM(サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、およびWindows Server 2003のサポートは終了します。NI-DMM 16.0以降をサポートされていないOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。NI-DMM 16.0を使用しているアプリケーションを、サポートされていないOSにデプロイしたり、配布したりすることはできません。また、NI-DMM 16.0がインストールされているコンピュータで作成されたインストーラは、サポートされていないOS上で実行されている、すべてのバージョンのLabVIEW、LabWindows™/CVI™、NI TestStand™、またはMeasurement Studioと一緒に使用できません。


    2016年に変更されたOSサポートの詳細については、技術サポートデータベース79UC78LS(Why Does my LabVIEW, LabWindows/CVI, Measurement Studio, or TestStand Built Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?)を参照してください。


    製品のセキュリティおよび重要な更新

    ナショナルインスツルメンツ製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。ナショナルインスツルメンツからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。


    ドライバのバージョン名の変更

    NI-DMMのバージョンは、主要なNIアプリケーションソフトウェア製品のバージョンと統一されることになりました。この統一により、ドライバのバージョン名から、ドライバがリリースされた年およびドライバが対応している最新ソフトウェアバージョンが分かるようになりました。ドライバのバージョン名は年を表す2桁の数値で、<製品名><バージョン年>のように表記されます。たとえば、NI-DMM 14.0はLabVIEW 2014と一緒にリリースされるバージョンです。以前の命名規則でリリースされた最後のバージョンはNI-DMM 3.1です。新しい命名規則によりリリースされた最初のバージョンはNI-DMM 14.0です。


    NI-DMMのアンインストール/変更

    Windows 7での手順


    1. スタート→コントロールパネルを選択してコントロールパネルを開きます。
    2. プログラムと機能をダブルクリックします。
    3. National Instrumentsソフトウェアを選択します。
    4. アンインストールと変更ボタンをクリックします。
    5. 表示されたダイアログボックスでNI-DMM 16.0を選択します。
    6. 製品をアンインストールするには削除をクリックします。インストール済みのコンポーネントを変更するには変更をクリックします。

    Windows 10/8.1での手順


    1. スタートボタンを右クリックします。
    2. コントロールパネルを選択します。
    3. プログラム→プログラムと機能を選択します。
    4. National Instrumentsソフトウェアを選択します。
    5. アンインストールと変更ボタンをクリックします。
    6. 表示されたダイアログボックスでNI-SWITCH 16.0を選択します。
    7. 製品をアンインストールするには削除をクリックします。インストール済みのコンポーネントを変更するには変更をクリックします。

    NI–DMMをインストールすると、次のソフトウェアも一緒にインストールされます。NI–DMMをシステムから完全に削除するには、次の製品をすべて削除する必要があります。


    • NI-DMMランタイム16.0以降
    • NI IVI Compliance Package 16.0
    • NI Measurement & Automation Explorer 16.0
    • NI-DAQmx 15.1.1(NI PXIe-4080、NI PXIe-4081、NI PXIe-4082ではオプション)
    • 従来型NI-DAQ 7.4.4(オプション)
    • NI-VISA 15.5
    • NI I/O Trace 15.0(オプション)
    • NI システム構成 15.0

    注意 上記にリストされたソフトウェアパッケージのいくつかは他のNIソフトウェアで共有されています。他のソフトウェアに関連しているソフトウェアを削除しようとすると、ソフトウェアの依存性を警告するメッセージが表示されます。すべてのソフトウェアをアンインストールする、または共有されているソフトウェアを残すことを選択できます。共有ソフトウェアをアンインストールすることを選択した場合、他のNIソフトウェアが正しく機能しなくなる可能性があります。


    メモ  手動でファイルを削除してアンインストールしないでください。


    旧式VIおよび関数

    次のVIおよび関数は旧式で、メンテナンスは提供されません。


    旧式
    niDMM確度を計算
    niDMMエラー情報をクリア
    niDMMエラー情報を取得
    niDMMオートゼロモードを構成(LabVIEWのみ)
    niDMM測定を構成
    niDMMサンプル遅延モードを構成
    niDMMエラークエリ
    niDMMエラーを取得(LabVIEWのみ)
    niDMM Error Message(LabWindows/CVIのみ)
    niDMM分解能を変換(絶対)
    niDMM分解能を変換(桁)
    niDMM測定分解能をフォーマット(絶対)
    niDMM測定分解能をフォーマット(桁)

    メモ  NI-DMM 16.0をインストールした場合、これらの旧式VIおよび関数のために既存のLabVIEW DMMアプリケーションで警告が表示される場合があります。


    動作の変更

    15.2での変更点は、次のとおりです。


    • Express VIはNI PXIe-408x ハードウェアではサポートされていません。NI PXI-407x ハードウェアとNI PXIe-408x ハードウェアとの詳しい違いについては、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「exbgsi」と入力してください。
    • NI-DMM 15.2では次のトリガの名前が変更されました。

    NI-DMM C/CVI/VBトリガ名の変更

    以前の名前 新しい名前
    NIDMM_VAL_TTL0 NIDMM_VAL_PXI_TRIG0
    NIDMM_VAL_TTL1 NIDMM_VAL_PXI_TRIG1
    NIDMM_VAL_TTL2 NIDMM_VAL_PXI_TRIG2
    NIDMM_VAL_TTL3 NIDMM_VAL_PXI_TRIG3
    NIDMM_VAL_TTL4 NIDMM_VAL_PXI_TRIG4
    NIDMM_VAL_TTL5 NIDMM_VAL_PXI_TRIG5
    NIDMM_VAL_TLL6 NIDMM_VAL_PXI_TRIG6
    NIDMM_VAL_TTL7 NIDMM_VAL_PXI_TRIG7
    NIDMM_VAL_LBR_TRIG_0 NIDMM_VAL_LBR_TRIG0
    NIDMM_VAL_LBR_TRIG_1 NIDMM_VAL_LBR_TRIG1
    NIDMM_VAL_AUX_TRIG_1 NIDMM_VAL_AUX_TRIG1

    既知の問題

    ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。NI-DMM 16.0の既知の問題の最新リストは、ni.com/jp/infoで「exq32j」と入力して「NI-DMM 16.0 Known Issues」を参照してください。


    バグの修正

    以下は、NI-DMM 14.0からNI-DMM 15.2での変更点です。


    ID 修正された問題
    507445 Fixed an issue in NI-DMM 14.0 where the Capacitance, Susceptance, Resistance, and Reactance attributes had incorrect IDs and wrote to the incorrect attributes in the NI-DMM property node. The attributes have been fixed with the correct IDs and now write to the correct attribute. The Susceptance and Resistance attributes were incorrectly set as integer types, producing an IVI_ERROR_TYPES_DO_NOT_MATCH error. The attributes have been fixed to doubles.

    NI-DMM 3.1からNI-DMM 14.0への変更点はありません。


    以下は、NI-DMM 3.0.5からNI-DMM 3.0.6での変更点です。


    ID 修正された問題
    305548 Fixed an issue in NI-DMM 3.0.5 where you could not change the calibration password on the NI 4070/4071/4072.

    以下は、NI-DMM 3.0.3からNI-DMM 3.0.4での変更点です。


    ID 修正された問題
    276993 Fixed an issue in NI-DMM 3.0.3 where code was not generating in the Japanese versions of LabVIEW when the NI-DMM/Switch Express VI was used with switch devices.
    246480 Fixed an issue where the NI-DMM/Switch Express VI did not load in LabVIEW 2010 (64-bit).

    以下は、NI-DMM 3.0.2からNI-DMM 3.0.3での変更点です。


    ID 修正された問題
    228650 Fixed an issue in which a custom installer built on a 32-bit OS using LabVIEW, LabWindows/CVI, or NI TestStand does not deploy NI-DMM or its dependent user applications on a 64-bit OS.

    以下は、NI-DMM 3.0.1からNI-DMM 3.0.2での変更点です。


    ID 修正された問題
    196451 Fixed an issue with NI 407x devices that caused an internal hardware error when taking measurements with autorange.

    以下は、NI-DMM 3.0からNI-DMM 3.0.1での変更点です。


    ID 修正された問題
    135829 Fixed an issue where NI 407x devices exhibited larger than normal offsets in AC current measurements when the Auto Zero property/attribute was set to Auto or Off after performing a self-calibration or external calibration.

    以下は、NI-DMM 2.9からNI-DMM 3.0での変更点です。


    ID 修正された問題
    112297 Fixed an issue where, when taking LC measurements, the backlog returned from the niDMM_FetchMultipoint function returned the number of points sampled prior to averaging rather than the number of points available.
    116484 Fixed an issue where, if the error message was too long, the buffer returned by the niDMM_error_message function was not null-terminated. Now, the buffer returned by the niDMM_error_message function is always null-terminated.
    131868 Fixed an issue where niDMM_ConfigureRTDCustom and niDMM_ConfigureThermistorCustom set the C value to the user-specified value from the B parameter rather than from the C parameter.
    157349 If you upgraded to NI-DAQmx 8.9.0 or later after installing NI-DMM 2.9, then installing NI-DMM 3.0 or later will again enable switch devices to be used in the NI-DMM/Switch Express VI.


    NI製品のインストールを自動化する

    コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。ただし、2012年8月リリース(NIインストーラのバージョン 3.1以降を使用した製品)以降は、NIソフトウェアのサイレントインストール時またはその前に追加ステップを実行する必要がある場合があります。


    インストールしようとしているNI製品にMicrosoft .NET 4.0が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールが始まる前にマシンの再起動が必要になる場合があります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0をインストールしてください。


    NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。



    NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

    Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。


    NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

    ナショナルインスツルメンツのソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、NI LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (MAX)、および新しいNI 起動ツール等のNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しい製品名がスタート画面に表示されます。NIのWindows 8.x サポートについては、ni.com/windows8を参照してください。



    法的情報

    著作権


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    National Instrumentsは他者の知的財産を尊重しており、お客様も同様の方針に従われますようお願いいたします。NIソフトウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NIソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェアその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場合に限り可能であるものとします。


    エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項


    エンドユーザ使用許諾契約(EULA)及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。


    • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
    • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
    • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

    米国政府の権利の制限


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    IVI Foundation Copyright Notice


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    商標


    National Instrumentsの商標については、NI Trademarks and Logo Guidelinesni.com/trademarks)を参照してください。本書中に記載されたその他の製品名及び企業名は、それぞれの企業の商標又は商号です。


    National Instruments Alliance Partner ProgramのメンバーはNational Instrumentsより独立している事業体であり、National Instrumentsと何ら代理店、パートナーシップ又はジョイント・ベンチャーの関係にありません。


    特許


    National Instrumentsの製品を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報(ヘルプ→特許)、メディアに含まれているpatents.txtファイル、又はni.com/patentsからアクセスできるNational Instruments Patent Noticeのうち、該当するリソースから参照してください。


    376310B-0112