DIAdem 2019 SP1 リリースノート

2019年11月

このファイルはDIAdem 2019 Service Pack 1の情報を掲載しています。

概要

システム要件

サポートされているオペレーティングシステム

インストール手順

DIAdem 2019 SP1の注意事項

DIAdem 2019 SP1とDIAdem 2019の互換性について

製品のセキュリティと重要な更新

DIAdem 2019 SP1 の新機能

バグの修正

ヘルプにアクセスする

サンプルを検索する

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する

DIAdemは、2021年にWindows 7(64ビット)およびWindows Server 2008 R2のサポートを終了

法的情報


概要

DIAdemは、さまざまなソースからのデータを解析し、文書化するためのNIソフトウェアです。

システム要件

DIAdemを正しく動作させるためには、以下の最小要件を満たす必要があります。

ハードウェア

CPU x64互換プロセッサ、1.6 GHz以上
メモリサイズ 2 GB以上
ハードディスク空き容量 使用するOSにより、システムパーティションに最大6 GBの空き容量が必要
グラフィックカード 16ビット (High Color) 以上、24ビットまたは32ビット (True Color) 推奨
画面解像度 100%のスケーリングステップで1280 x 800以上

サポートされているオペレーティングシステム

  • Windows 10 64ビット1

  • Windows 8.1 Update 1 64ビット1

  • Windows 7 64ビット Service Pack 12

  • Windows Server 2016

  • Windows Server 2012 R2 アップデート1

  • Windows Server 2008 R2 with Service Pack 12

メモサーバーオペレーティングシステムの自動評価には、DIAdemの代わりにSystemLinkモジュール解析自動化を使用することをお勧めします。

1 NIソフトウェアにより、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2がインストールされます。Windows 8.1では、これらのソフトウェア製品をサポートするためにMicrosoft更新が必要です。これらの更新をインストールする方法の詳細については、MicrosoftのKB2919442およびKB2919355を参照してください。

2 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1およびWindows Embedded Standard 7 SP1では、SHA-256のサポートにはMicrosoft更新が必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、Microsoft社のKB3033929を参照してください。

メモ WindowsのNまたはKNエディションではDIAdemは制限付きでのみ実行します。マルチメディアサポートが見つからないからです。マルチメディアサポートは、Microsoftから「メディア機能パック」をお求めになり、後にインストールすることができます。
Windows Server 2012 R2ではDIAdem VIEWでビデオを再生できません。

管理

ファイアウォール ファイアウォールは、DIAdemのインストール中および起動中に以下の理由で警告を表示します。
usiregコンポーネントは、DataPluginのインストール時に実行されます。その後、ファイル内の検索やナビゲーションに使用するDataFinderが起動します。DIAdemの起動時には、DNSクエリにより、ライセンスをローカルで付与するかライセンスサーバーを使用するかが判定されます。

すべてのDIAdem機能を使用できるようにするには、リスト表示されているすべてのプログラムに対してブロックしないを選択することをお勧めします。これは、DIAdemの評価版を使用する場合にも適用されます。詳細は、ni.com/infoでInfo Codeにwinxpsp2と入力して参照してください。

Windowsのユーザ権限 DIAdemおよびそのコンポーネントは基本的に、Userまたはそれ以上の権限で、また既定のMicrosoft Windowsユーザアカウントで実行可能です。DIAdemは管理者権限でインストールしてください。

もし1台のコンピュータにバージョンが異なる複数のDIAdemがインストールされていても、管理者権限でログインするとすべての機能を使用できます。

その他

  • Internet Explorer: DIAdem VIEWおよびDIAdem DACのマップ表示には、バージョン11以降のInternet Explorerが必要です。
  • 推奨:
    Adobe Reader (マニュアルの表示などで使用)

インストール手順

NIパッケージマネージャを使用してDIAdemをインストールします。NIソフトウェアをまだインストールしていない場合は、NIソフトウェアのインストールを処理するためにNIパッケージマネージャがインストールされます。NIパッケージマネージャをダウンロードするには、ni.com/r/NIPMDownloadにアクセスしてください。NI パッケージマネージャを使用してNIソフトウェアをインストール、削除、およびアップグレードする方法については、NI パッケージマネージャ マニュアルを参照してください。

メモ

DIAdem 2019 SP1の注意事項

既知の問題点

  • DIAdem 2019 SP1のインストール後に以前のバージョンのDIAdemを追加インストールする場合、コンピュータを再起動するように求められることはありません。My DataFinder DataFinderを以前のバージョンのDIAdemでも実行できるようにするには、DIAdemをインストールするたびにコンピュータを手動で再起動してください。
  • DIAdem 2019 SP1では、古いC ++データプラグインのインストールが完了していない可能性があります。つまり、インストールが正常に完了していても、そのデータプラグインは登録されたプラグインのリストに表示されません。この場合は、URIファイルをダブルクリックしてデータプラグインを登録します。

DIAdem 2019 SP1の注意事項

  • DIAdem 2019以降のバージョンでは、DIAdem VIEWでの3Dモデルへのカラーシェーディングまたは変形によるデータの投影はサポートされなくなりました。
  • DIAdem 2019をインストールした時点では、My DataFinderの64ビットバージョンが以前の32ビットインストールを置換します。My DataFinderの構成は、DIAdemバージョン2019以降で行われます。19.0以降のDIAdemバージョンでは、Windowsタスクバーのトレイアイコンを使用してMy DataFinderを構成します。32ビットバージョンでのみ利用可能なC ++ データプラグインは、64ビットバージョンにアップグレードする必要があります。
  • DIAdem 2019 SP1のMyDataFinderでは、過去のDIAdemバージョンのインデックスファイルはすべて再生成する必要があります。この動作はDIAdem起動時に自動的に行われます。対象となるファイル数にもよりますが、インデックスファイルの構築には相当の時間を必要とします。
  • SystemLink解析自動化で使用するために書かれたスクリプトには、一定の制限があります。詳細については、ヘルプの 解析自動化、一般を参照してください。
  • Windows 7またはWindows Server 2008 R2では、リモートデスクトップでシステムを制御している場合、PDFドキュメントおよびXPSドキュメントの印刷とエクスポートで文字列の表示に問題が発生します。印刷時、文字列の字間間隔がないか、間隔が非常に小さくなります。これは、http://support.microsoft.com/kb/2768741で説明されているMicrosoftの問題です。Microsoftでは、hotfixの形式でソリューションを提供しています。このhotfixをインストールできない場合は、設定→DIAdem設定→レポートで、プリントデータを画像として出力設定を使用してこの問題を回避することもできます。
  • たとえば、Windows 8.1 (最低) で画面に表示されるテキストのサイズ (DPIスケール) を100%から150%に変更し、コンピュータを再起動しないと、DIAdem REPORTおよびDIAdem VIEWのカーブ選択で表示エラーが発生することがあります。
  • DIAdemをアクティブ化する場合は、ni.comでナショナルインスツルメンツのユーザプロファイルを作成する必要があります。ユーザプロファイルがない状態で使用できる評価期間は7日間です。ユーザプロファイルを作成すると、この期間は45日間に延長されます。
  • OPC UAサーバーを使用している場合、関数またはDLLが見つからないため、Windowsアップデートが見つからないとエラーメッセージが表示されることがあります。このエラーが発生した場合は、メッセージに検索パス拡張子のエラーが記述されているかどうかをログファイルで確認します。このエラーを解決するには、https://www.microsoft.com/download/details.aspx?id=26767でWindows Update KB2533623をインストールしてください。
  • DACブロックダイアグラムをロードする際、DIAdemは旧式のブロックが含まれていないかを確認します。旧式のブロックが含まれているブロックダイアグラムを実行することはできますが、旧式ブロックにはラベルが付きます。以前のブロックは今後のバージョンでサポートされなくなるため、それらを最新のブロックに交換してください。
  • 以下のDIAdemドライバを使用するには以下のNIソフトウェアコンポーネントをインストールする必要があります。
    ドライバ コンポーネント バージョン
    ADCS Automotive Diagnostic Command Set >= 18.0
    DAQmxドライバ NI-DAQmx >= 9.4
    ECU MC ECU計測/校正ドライバ >= 18.0
    XNET NI-XNET >= 15.0
  • 非常に古いコマンドや変数は、新しい技術によって置き換えられており、DIAdemでは廃止とマーク付けされています。これらのコマンドと変数はDIAdemの将来のバージョンではサポートされないことを意味します。DIAdemヘルプのページDIAdem→廃止コマンドと変数を検索するには、スクリプトを検索して廃止された識別子を確認するためのスクリプトがあります。

  • DIAdemの現在のバージョンをインストールした後、DIAdemの旧バージョンをインストールすると、旧バージョンのPDFエクスポートが正しく機能しないことがあります。ファイルacfpdf*.*とcdintf*.dllを現在のDIAdemプログラムフォルダから旧バージョンのDIAdemプログラムフォルダにコピーすることで、この問題を解決できます。

  • Tree SUDプロパティのPictureで使用する画像の最小サイズは16×16ピクセルでなければなりません。

  • DIAdemから.NETアセンブリを必要とするVIは、LVRuntimeオブジェクトを介して使用することはできません。

DIAdem 2019 SP1とDIAdem 2019の互換性について

  • DIAdem 2019 SP1以降、DIAdem REPORTには2D軸システムの設定に追加のオプションがあり、軸スケールの位置決めを簡素化します。これらの新規のオプションのいずれかを使用すると、DIAdem 2018以前のバージョンでこれらのレイアウトをロードできなくなります。さらに、DIAdem 2019は、DIAdem 2019 SP1とは異なるレイアウトを表示する場合があります。詳細については、互換性、レイアウトファイルを検索するとヘルプに表示されるSave REPORT Layout Compatiblyヘルプページを参照してください。
  • 文字列からVBSスクリプトへの暗黙的な変換 (MyText = "Value" & 123など) では、数値が高い場合にエラーが発生することがあります。この問題を解決するには、MyText = "Value" & Str(123)などのStr-コマンドを使用して数値を明示的に変換します。

製品のセキュリティと重要な更新

ナショナルインスツルメンツ製品のセキュリティに関するお知らせを確認、または受け取るには、ni.com/securityを参照してください。ナショナルインスツルメンツからの重要な更新に関するお知らせは、ni.com/critical-updatesを参照してください。

DIAdem 2019 SP1 の新機能

DIAdem NAVIGATOR、DataFinder、Data Portal

  • Data Portalでは、チャンネルおよびチャンネルグループをアルファベット順にソートできます。

DIAdem ANALYSIS

  • 「チャンネルの連結」関数は、「NoValueパディングを使用してグループごと」設定により拡張されました。この設定を選択すると、DIAdemは、選択されたグループのすべてのチャンネルをベースグループのチャンネルに追加します。同じ名前のチャンネルを連結します。すべてのチャンネルを同じ長さにするために、すべてのグループに含まれていないチャンネルにNoValueを追加します。
  • 「リニアマッピング」関数は、複数の信号を新規x範囲にマッピングできるようになりました。
  • 「リサンプリング」関数は、複数の信号を新規時間チャンネルにマッピングできるようになりました。
  • 「重複を削除」関数のパフォーマンスが大幅に向上しました。この関数は、DIAdemが依存チャンネルから受信する値を特定するために使用できるオプションのパラメータを含むようにも拡張されました。
  • 次のコマンドは、チャンネル名を示すテキストまたはチャンネルリストオブジェクトとして結果チャンネルを含む戻り値の追加により拡張されました。: ChnApprXYCalc、ChnApprYCalc、ChnConvexHull、ChnD3Appr、ChnD3Interp、ChnDeriveCalc、ChnDurPosCalc、ChnDurPosInjCalc、ChnDurPosNegCalc、ChnDurationCalc、ChnGaussFitXY、ChnGaussFitXYWeighted、ChnGaussFitY、ChnGaussFitYWeighted、ChnGenLSFit、ChnGenLSFitWeighted、ChnInverseFFT、ChnMapLinCalc、ChnMatConvert、ChnNConvexHull、ChnNonLinearFitXY、ChnNonLinearFitXYWeighted、ChnNonLinearFitY、ChnNonLinearFitYWeighted、ChnPhaseUnwrap、ChnPhaseWrap、ChnRegrYCalc、ChnResampleChnBased、ChnResampleFreqBased、ChnTHIVCalc、CircleConcCalc、CircleExtremCalc、MatChnConvert、MatD3Appr、MatD3Interp、MatIntegrate、MatSort、MatSum、MatTranspose、MatVAlgebr、and SubMat。

DIAdem REPORT

  • レイアウトでは、ラベル内のテキスト、フリーテキスト、およびチャンネル名を検索および置換できます。
  • 2D軸システムの異なるグループに軸を割り当てることができます。DIAdemはグループ内のすべての軸のスケーリングを同期するため、1つの軸のスケーリングを変更すると、他の軸のスケーリングも自動的に調整されます。
  • 2D軸システムの凡例には、DIAdemが凡例に最適な表示を自動的に決定する簡易モードがあります。
  • 2D軸システムの軸スケーリングは、オプションの追加により拡張されました。
  • 2D軸システムのy軸のスケールラベルは、右、中央、または左に揃えることができるようになりました。
  • DIAdemでは、グリッドの破線の交点にクロスが常にプロットされます。
  • 2Dテーブルで、チャンネル参照が無効な場合でもヘッダーが表示されるようになりました。
  • 2Dテーブルでは、個々の列に対して列を展開しないようにに指定できます。
  • 展開された列のソート順は、各テーブルに対してグループまたは列ごとに個別に定義できます。
  • 2Dテーブルは、ヘッダーと同じフォーマットオプションのあるフッターで拡張されました。
  • 2Dテーブルのヘッダーとフッターを使用すると、列の合計、平均、最大などの統計値を表示できます。
  • 2Dテーブルは、カーブ変換によって拡張されました。
  • 3D軸システムは、カーブ変換により拡張されました (マトリックス構造のデータを必要とする表示モードを除く)。
  • 3D軸システムでは、表示するチャンネルを変換する単位を軸に割り当てることができるようになりました。

DIAdem SCRIPT

  • スクリプトAPI単位カタログの新しいResetModifiedメソッドは、現在の単位カタログの変更された状態をリセットします。
  • DIAdemは、ユーザコマンドのプロファイルを作成できるようになりました。時間は、スクリプトから実行されるか、たとえばイベントや@@構文として実行されるかに関係なく記録されます。
    プロファイルをアクティブ化するには、/PROFILINGパラメータを使用してDIAdemを起動します (例: "C:\Programs\National Instruments\DIAdem\DIAdem.exe" /PROFILING)。
    その後、スクリプトプロファイラを使用して、ユーザコマンドの実行時間を測定および解析できます。

プレビュー機能

プレビュー機能は将来のバージョンの機能の見通しです。ロック解除が必要な機能はまだ開発中であり、ユーザインタフェース、API、または機能の範囲が変更する可能性があります。この機能を有効にするには、ダイアログボックス設定→DIAdem設定→一般を選択します。

  • 単純な式を使用して既存のチャンネルグループのチャンネルで数学演算を実行するか、計算マネージャーからの計算を使用して、計算チャンネルを作成できます。計算チャンネルは常に非数量ベースで計算します。
  • DIAdem DACのデータストレージは、xyチャネル参照も作成できます。
  • 2016年4月20日の「COMMISSION REGULATION (EU) 2016/646」および2016年3月10日の「COMMISSION REGULATION (EU) 2016/427」に準拠したポータブル排出量測定システムによる測定に基づく実際の運転性能データを計算する関数が拡張されました。

バグの修正

DIAdem 2019 SP1で修正されたエラー

以下は、DIAdem 2019 SP1で修正された一部の問題のIDとタイトルです。これは修正された最も重要な問題のリストです。バグIDがすでに分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。DIAdemのKnowledgebaseにはDIAdem旧バージョン以降の解決済リストがあり、そこでFixed Issuesと入力すれば検索できます。

ID説明

Data Portal

336429Copying text channels leads to an error if the output channel contains the text "NoValue".
336411You cannot pin channels in the structure view of the Data Portal to always display these channels regardless of the enabled filters.

NAVIGATOR

336476In the Bus Log Converter, DIAdem does not write special properties of PCAN files to the root.
902370A file with the text "%s" in the filename cannot be opened by the DataPlugin Wizard.
903229In the Bus Log Converter, J1939 messages sent from all addresses to all other addresses are not processed correctly.

VIEW

221472Searching for a time value in tables leads to an error.
221455The frame zoom creates an incorrect section in the Cascade display if you drag open the frame from the front and left across the axis origin.

ANALYSIS

336468When using the functions PulseDetectedRevolution and PulseDetectedRevolutionTime, the last value of the result channel is unusable if the specified number of pulses per revolution is greater than 1.
336496Bit operations do not correctly include the highest bit (bit 31).
221451The corridor violations detection algorithm for the ChnCorridorCheck command does not work properly and may cause a crash.
451844If you select "Store result in original channel" in the “Detrend” dialog box, DIAdem does not store the results in the original channel but creates a new result channel.
336428The ChnEventCreateFilteredTrueChn function does not consider the first value of an event during an inplace operation.
336471The ChnOrderBodeCalc function miscalculates if the time signal contains an offset.
336479The ChnResampleFreqBasedXOffsetCalc2 function cannot correctly synchronize certain data sets.
336414Using the ChnDifferentiate function causes a crash if empty channels or channels with a channel length shorter than 2 are used in the function.

REPORT

452731The value of the axis begin and axis end in a 2D axis system may change if you used Cancel to exit the dialog box.
452725The configuration of a REPORT object through a dialog box does not work correctly if VBScript fields are stored in the TagTemporary properties.
452727The text effects of labels in a 2D axis system cannot be used correctly.

DAC

336425Some variables of the NI-DAQ driver cannot be accessed.

SCRIPT

452724The elements selected in a pie chart cannot be edited with a script using the SelectedElements property.

ヘルプにアクセスする

DIAdemの詳細については、ヘルプ→目次から『DIAdemヘルプ』を開いてください。

サンプルを検索する

DIAdemでヘルプ→サンプルを選択して、DIAdem ExampleFinderを起動します。DIAdemのサンプルは、プログラムディレクトリの下のexamplesディレクトリにあります。サンプルを必要に応じて変更したり、サンプルの一部をユーザが作成したファイルにコピーして貼り付けたりすることができます。

NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化することができます。ただし、2012年8月リリース (NIインストーラバージョン 3.1以降を使用する製品) 以降、NIソフトウェアのサイレントインストールの前またはサイレントインストール中に追加の手順を実行する必要がある場合があります。

インストールしようとしているNI製品でMicrosoft .NET 4.6.2が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行され、NIソフトウェアのインストールが開始する前にマシンの再起動が必要になることがあります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.6.2をインストールしてください。

詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する

Microsoft Windows 10はWindowsオペレーティングシステムの最新バージョンです。Windows 10は以前のバージョンと比較して重要な変更が特徴となっています。Windows 10は、Windows 7とWindows 8の両方の特徴が組み合わされています。さらに、このオペレーティングシステムにはいくつかの新しい機能が導入されています。Windows 10におけるNIのサポートについては、ni.com/windows10を参照してください。

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。Windows 8.1に関するNIのサポートについては、ni.com/windows8を参照してください。

2021年にWindows 7 (64ビット) およびWindows Server 2008 R2のサポートがDIAdemで終了

DIAdemは2021年にWindows 7 (64ビット) およびWindows Server 2008 R2のサポートを終了します。2021年5月1日以降に出荷されるこの製品のバージョンは、これらのオペレーティングシステムに正しくインストールまたは実行されない可能性があります。NIオペレーティングシステムのサポートの詳細については、ni.com/r/win32bitsupportを参照してください。

NIアプリケーションソフトウェアの製品ライフサイクルの詳細については、ni.com/infoで以下のInfo Codeを入力してください。

製品 Info Code
LabVIEWlifecycle
LabWindows/CVIcvi_lifecycle
Measurement Studiomstudiolifecycle
TestStandtslcp
DIAdemddlcp
SignalExpressselcp
VeriStandnivslifecycle

法的情報

著作権

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エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項

エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) 及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。

  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULA: <National Instruments>\Shared\MDF\Legal\license
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

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