NI-DMM Readme

バージョン 15.0



NI-DMMをご利用いただきありがとうございます。このファイルには、NI-DMMに関する重要な情報が含まれており、次の項目別に記載されています。


新機能

サポートされているハードウェア

システム要件

インストールされるソフトウェア、ドキュメント、サンプル

EXE(実行)ファイル

ドキュメント

VIおよび関数にアクセスする

サンプルを検索する

製品のセキュリティおよび重要な更新

ドライバのバージョン名の変更

NI-DMMのアンインストール/変更

既知の問題

バグの修正

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xと使用する

Microsoft Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003のNIソフトウェアサポート

法的情報



新機能

NI-DMM 15.0では、LabVIEW 2015(32ビットおよび64ビット)のサポートが追加されました。


NI-DMM 14.0では、LabVIEW 2014(32ビットおよび64ビット)のサポートが追加されました。


NI-DMM 3.1では、LabVIEW 2013(32ビットおよび64ビット)のサポートが追加されました。


NI-DMM 3.0.6では、LabVIEW 2012(32ビットおよび64ビット)のサポートが追加されました。


NI-DMM 3.0.5では、LabVIEW 2011(32ビットおよび64ビット)のサポートが追加されました。


NI-DMM 3.0.4には以下のバグ修正が含まれています。


  • NI-DMM/Switch Express VIとスイッチデバイスを併用した場合に日本語版LabVIEWでコードが生成されなかった問題が修正されました(ID 276993)。
  • LabVIEW 2010(64ビット)でNI-DMM/Switch Express VIがロードしなかった問題が修正されました(ID 246480)。

NI-DMM 3.0.3には以下の新機能があります。


  • LabVIEW 2010(32ビットおよび64ビット)サポート。
  • 32ビットのOSにおけるLabVIEW、LabWindows™/CVI™、またはNI TestStandを使用して構築したカスタムインストーラで、64ビットのOS上でNI-DMMまたはそれに関連するユーザアプリケーションをデプロイできない問題が修正されました(ID 228650)。

NI-DMM 3.0.2には以下の新機能があります。


  • 新しいNI 407x デバイスでのハードウェア変更に対応して外部キャリブレーション手順が変更されました。NI PCI-4070リビジョン189380G-01、NI PXI-4070リビジョン191485G-01、NI PXI-4071リビジョン191485J-02、NI PXI-4072リビジョン191485F-03からは、外部キャリブレーションにNI-DMM 3.0.2以降が必要になります。
  • オートレンジを使用して測定を行うと内部ハードエラーが発生していたNI 407x の問題が修正されました(ID 196451)。

NI-DMM 3.0.1には以下のバグ修正が含まれています。


  • 407xデバイスのAC電流測定におけるオフセットに関連する問題が修正されました(ID 135829)。

NI-DMM 3.0には以下の新機能があります。


  • niDMM_GetErrorMessage関数の導入。
  • LabVIEW 2009(32ビット)およびLabVIEW 2009(64ビット)のサポート。
  • NI-DMM/Switch Express VIでの温度測定のサポート。
  • DMMソフトフロントパネルでの温度測定のサポート。
  • 64ビットユーザモードのサポート。
  • ANSI Cで書き直されたCサンプルおよび64ビットターゲット用に追加されたmakefileサポート。

NI-DMM 2.9には以下の新機能があります。


  • LabVIEW 8.6のサポート。
  • 温度測定のサポート。
  • 日本語版のドライバ、LabVIEW API、およびドキュメント。
  • 新規動作: LabVIEWではエラーメッセージおよびセルフテストメッセージ文字列がローカライズされた値を返します。これらの文字列値(またはエラークラスタを比較することによるトラップエラー)をチェックするユーザアプリケーションでは、動作変化する場合があります。
  • 新規動作: シミュレーションの現実性が向上しました。タイミングおよびエラーの報告は実際のデバイスにより近くなりました。
  • MAXの「デバイスのリセット」ボタンの機能が改善されました。「デバイスとインタフェース」ツリー構図でNI4065/407xを選択すると、「デバイスのリセット」ボタンは実行中の集録をまず停止し、その後デバイスを工場出荷時のデフォルト値にリセットします。
  • 新規動作: MAXでNI 4065/407xを選択すると、「テストパネル」ボタンを使用してNI-DMMのソフトフロントパネルを起動することができます。
  • function.ctlに温度が追加されました。このタイプ定義がTestStandステップのプロトタイプで使用されている場合、シーケンスが実行される前にステッププロトタイプを再ロードする必要があります。

サポートされているハードウェア

次の表は、各オペレーティングシステムでサポートされているハードウェア製品を示します。


ハードウェア製品 Windows 8.1(32ビット)/Windows 8.0(32ビット)/7(32ビット)/Vista(32ビット)/ XP1でのサポート Windows 8.1(64ビット)/Windows 8.0(64ビット)/7(64ビット)/Vista(64ビット)でのサポート
NI PXI-4072
NI PXI-4071
NI PXI-4070
NI PCI-4070
NI PXI-4065
NI PCIe-4065
NI PCI-4065
NI USB-4065
NI PXI-4060
2
X
NI PCI-4060
2
X
NI PCMCIA-4050
2
X
NI PXI-4022

1 MXI ExpressおよびMXI-4はWindows 8.1/Windows 8.0/Windows 7/Vista/XPでサポートされていますが、MXI-3はWindows XP SP3でのみサポートされています。


2 このデバイスは、Windows XP(32ビット)でのみサポートされています。


これらのモジュールのデバイス固有の情報は、『NIデジタルマルチメータヘルプ』に記載されています。


システム要件

サポートされているオペレーティングシステム

NI-DMM 15.0以降では、次のオペレーティングシステムをサポートします。


  • Windows 8.1(32ビットまたは64ビット)
  • Windows 8.0(32ビットまたは64ビット)
  • Windows 7(32ビットまたは64ビット)
  • Windows Vista(32ビットまたは64ビット)
  • Windows XP Service Pack 3(32ビット)
  • Windows Server 2003 R2(32ビット)
  • Windows Server 2008 R2(64ビット)

メモ  NI-DMM 15.0以降では、Windows Server R2以外のエディションをサポートしません。


ご使用のオペレーティングシステムの最新Service Packをインストールしてご利用ください。ほとんどのデバイスでは、Windows 2000はNI-DMM 3.0.2以前のバージョンをサポートしています。NI 4050および NI 4060に関しては、Windows 2000はNI-DMM 3.0.4をサポートしています。


サポートされているReal-Time操作環境

NI-DMM 15.0以降では、次のReal-Time操作環境をサポートします。


最小システム要件

  • プロセッサ―Pentium III/Celeron 600 MHz または同等のプロセッサ
  • RAM
    • Windows XP Service Pack 3(SP3): 128 MB
    • Windows 8.1/8.0/7/Vista: 512 MB
  • Microsoft Internet Explorer 5.5以降
  • 800 x 600、256色の画面解像度
  • すべての緊急アップデートおよびService Packが適用されているWindows 8.1/8.0/7/Vista/XP SP3

推奨システム

NI 4070/4071/4072の最大サンプルレート(1.8 MS/s)における波形集録のパフォーマンスは、CPUの速度やメモリアーキテクチャ、システムチップセットの特性など、各システム固有の要素によって大きく影響されます。複数のNI 4070/4071/4072デバイスで集録を同時に実行したり、長時間の集録を行う場合には、より高速なプロセッサとより大容量メモリが必要になります。また、他のアプリケーションを同時に実行する場合もパフォーマンスに影響します。


  • プロセッサ―Pentium 4または同等のプロセッサ
  • RAM
    • Windows XP SP3: 256 MB
    • Windows 8.1/8.0/7/Vista: 1 GB
  • 1024 x 768の画面解像度
  • すべての緊急アップデートおよびService Packが適用されているWindows 8.1/8.0/7/Vista/XP SP3

アプリケーション開発環境(ADE)

メモ:  NI LabVIEW、NI LabWindows/CVIまたはMicrosoft Visual Studio®等のADEのインストールは、NI-DMMをインストールする前に行う必要があります。NI-DMMのインストール後にインストールしたADEのサポートを追加する場合は、NI-DMMのインストールを変更するか、NI-DMMインストーラを再度実行します。


  • NI LabVIEW 2012 SP1(32ビット)、2012 SP1(64ビット)、2013 SP1(32ビット)、2013 SP1(64ビット)、2014 SP1(32ビット)、2014 SP1(64ビット)、2015(32ビット)、2015(64ビット)
  • LabVIEW Real-Timeモジュール 2012 SP1、2013 SP1(NI PXI-4065、NI PXI-4070、NI PXI-4071、NI PXI-4072デバイスのみ)、2014(NI PXI-4065、NI PXI-4070、NI PXI-4071、NI PXI-4072デバイスのみ)、または2015(2014でサポートされているデバイス)
  • LabWindows™/CVI™ 2009以降
  • LabWindows/CVI Real-Timeモジュール 2010以降(NI PXI-4065、NI PXI-4070、NI PXI-4071、およびNI PXI-4072デバイスのみ)
  • Microsoft Visual C++ (MSVC) 6.0以降
  • RTターゲット上でアプリケーションを実行する場合、128 MB以上のメモリが必要です。

インストールされるソフトウェア、ドキュメント、サンプル

インストールされているソフトウェア

  • <NIDocDir>は、次のNational Instrumentsファイルフォルダの場所のエイリアスです。
    • Windows XP: Documents and Settings¥All Users¥Shared Documents¥National Instruments
    • Windows 8.1/8.0/7/Vista: Users¥Public¥Documents¥National Instruments
  • <IVIROOTDIR32> は、次のNational Instrumentsファイルフォルダの場所のエイリアスです。
    • Windows 8.1(32ビット)/8.0(32ビット)/7(32ビット)/Vista(32ビット)/XP: Program Files¥IVI Foundation¥IVI¥
    • Windows 8.1(64ビット)/8.0(64ビット)/7(64ビット)/Vista(64ビット): Program Files (x86)¥IVI Foundation¥IVI¥
      メモ $(IVIROOTDIR32)は、ターゲットシステムの環境変数として構成されています。
      インストール済みのIVIをアップグレードした場合、ファイルは次の場所にある場合があります。
      • Windows 8.1(32ビット)/8.0(32ビット)/7(32ビット)/Vista(32ビット)/XP: Program Files¥IVI¥
      • Windows 8.1(64ビット)/8.0(64ビット)/7(64ビット)/Vista(64ビット): Program Files (x86)¥IVI¥
  • <IVIROOTDIR64> は、次のNational Instrumentsファイルフォルダの場所のエイリアスです。
    • Windows 8.1(64ビット)/8.0(64ビット)/7(64ビット)/Vista(64ビット): Program Files¥IVI Foundation¥IVI¥

      メモ  $(IVIROOTDIR64) は、ターゲットシステムの環境変数として構成されています。


ファイルの場所

項目 Windows 8.1/8.0/7/Vista/XPでのインストール場所
NI-DMM <IVIROOTDIR32>¥Drivers¥niDMM
NI-DMM関数パネル <IVIROOTDIR32>¥Drivers¥niDMM¥nidmm.fp
NI-DMMサンプル <NIDocDir>¥niDMM¥Examples
NI-DMMヘッダファイル <IVIROOTDIR32>¥Include
NI-DMMインポートライブラリファイル(32ビット) <IVIROOTDIR32>¥Lib
NI-DMMインポートライブラリファイル(64ビット) <IVIROOTDIR32>¥Lib_x64
NI-DMM DLL(32ビット) <IVIROOTDIR32>¥Bin

 

その他のWindows 8(64ビット)/7(64ビット)/Vista(64ビット)のファイルの場所

項目 Windows 8.1(64ビット)/8.0(64ビット)/7(64ビット)/Vista (64ビット)でのインストール場所
NI-DMM関数パネル <IVIROOTDIR64>>¥Drivers¥niDMM¥nidmm.fp
NI-DMMヘッダファイル <IVIROOTDIR64>¥Include
NI-DMMインポートライブラリファイル(64ビット) <IVIROOTDIR64>¥Lib_x64
NI-DMM DLL(64ビット) <IVIROOTDIR64>¥Bin

EXE(実行)ファイル

NI-DMMソフトフロントパネルを起動するには、スタートすべてのプログラムNational InstrumentsNI-DMMNI-DMMソフトフロントパネルを選択します。


ドキュメント

多くのドキュメントはスタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-DMM→ドキュメントから入手できます。このドキュメントセットには、以下のドキュメントが含まれています。


 


ドキュメント 形式 説明
NIデジタルマルチメータヘルプ HTML/Windowsヘルプ NI-DMMの主要なヘルプ内容が記載されています。ヘルプは、従来のユーザマニュアルのHTMLバージョンで、次の情報が記載されています。
  • 基本のマルチメータ概念
  • ハードウェアデバイス情報
  • アプリケーション開発の開始方法
  • NI-DMMプログラミング関数およびVIの完全リファレンス
NI デジタルマルチメータスタートアップガイド 印刷版およびPDF デバイスのソフトウェアのインストールおよびハードウェアの取り付け、MAX構成、信号接続、およびトラブルシューティングについての情報が記載されています。
デバイスの仕様 印刷版およびPDF お使いのデバイスの技術仕様が記載されています。
キャリブレーション手順(お使いのデバイス用) PDF お使いのデバイスのキャリブレーション手順が記載されています。
NI-DMM Readme HTML(このドキュメント) サポートされているハードウェア、オペレーティングシステム、新機能、修正された問題、および法的注意事項が記載されています。
NI-DMMの概要(英語) HTML ドライバのドキュメント、サンプル、計測器への接続、計測器の設定、および既知の問題に関する情報が含まれています。
NI-DMM IVI Complianceドキュメント TXT IVI Complianceに関する情報が含まれています。

最新バージョンのドキュメントおよび新しくリリースされたドキュメントについては、ni.com/manualsを参照してください。


.NET APIを使用するには、NIデバイスドライバの他に.NETクラスライブラリまたは.NETラッパーをインストールする必要があります。.NET Frameworkのバージョンとそれらでサポートされているドライバ、およびインストーラファイルのダウンロード場所については、ni.com/jp/infoでInfo codeに「NETAPIdriversupport」と入力すると表示される『National Instruments .NET Driver Support』ドキュメントを参照してください。


メモ  これらの仕様書を参照するには、Adobe Acrobat Readerが必要です。アドビシステムズ社のホームページ(www.adobe.com/jp)からAcrobat Readerをダウンロードしてください。


VIおよび関数にアクセスする

新規プロジェクトダイアログからLabVIEWサンプルプロジェクトおよびテンプレートにアクセスするには、左のペーンでサンプルプロジェクトを選択し、アプリケーションに最適なプロジェクトを検索します。


NI-DMMのパレットVIには、関数測定I/ONI-DMMパレットから使用できます。


LabWindows/CVIでは、計測器メニューからNI-DMM関数を使用できます。NI-DMM関数パネル(.fp)をロードするには、計測器ロードを選択して、IVI¥Drivers¥niDMMr¥niDMM.fpを選択します。


サンプルを検索する

LabVIEWでは、NIサンプルファインダを使用して、サンプルを検索または参照することができます。NI-DMMのサンプルは、キーワードによって分類されているため、特定のデバイスまたは計測機能で検索することができます。LabVIEWで、ヘルプサンプルを検索を選択して、NIサンプルファインダを起動します。NIサンプルファインダでは、インストール済みのLabVIEWサンプルVI(NI–DMMサンプルを含む)およびその説明に2つの方法でアクセスできます。


  • サンプルをタスク別に参照するには、参照タブが開かれた状態で、タスクオプションをクリックして、ハードウェア入力と出力モジュール式計測器NI–DMMを選択します。サンプルをディレクトリ構造で参照するには、instrniDMMを選択します。
  • インストールされているすべてのサンプルをキーワードで検索するには、検索タブをクリックします。たとえば、「DMM」で検索するとすべてのNI-DMMのサンプルが検索されます。

LabWindows/CVIでは、HelpFind Examplesを選択してNIサンプルファインダを起動することもできます。


LabVIEWおよびLabWindows/CVIのインストール済みサンプルは、スタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-DMM→サンプルからもアクセスすることができます。


NI-DMMの機能を紹介するサンプルは、オンラインからでも使用することができます。これらのサンプルの詳細については、ni.com/examplesを参照してください。


製品のセキュリティおよび重要な更新

ナショナルインスツルメンツ製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。ナショナルインスツルメンツからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。


ドライバのバージョン名の変更

NI-DMMのバージョンは、主要なNIアプリケーションソフトウェア製品のバージョンと統一されることになりました。この統一により、ドライバのバージョン名から、ドライバがリリースされた年およびドライバが対応している最新ソフトウェアバージョンが分かるようになりました。ドライバのバージョン名は年を表す2桁の数値で、<製品名><バージョン年>のように表記されます。たとえば、NI-DMM 14.0はLabVIEW 2014と一緒にリリースされるバージョンです。以前の命名規則でリリースされた最後のバージョンはNI-DMM 3.1です。新しい命名規則でリリースされた最初のバージョンはNI-DMM 14.0です。


NI-DMMのアンインストール/変更

NI-DMM 15.0をアンインストールするには次の手順を実行します。


Windows XPでの手順


  1. スタート→コントロールパネルを選択してコントロールパネルを開きます。
  2. アプリケーションの追加と削除をダブルクリックします。
  3. National Instrumentsソフトウェアを選択します。
  4. 変更と削除をクリックします。
  5. 表示されたダイアログボックスでNI-DMM 15.0を選択します。
  6. 製品をアンインストールするには削除をクリックします。インストール済みのコンポーネントを変更するには変更をクリックします。

Windows 7/Vistaでの手順


  1. スタート→コントロールパネルを選択してコントロールパネルを開きます。
  2. プログラムと機能をダブルクリックします。
  3. National Instrumentsソフトウェアを選択します。
  4. アンインストールと変更ボタンをクリックします。
  5. 表示されたダイアログボックスでNI-DMM 15.0を選択します。
  6. 製品をアンインストールするには削除をクリックします。インストール済みのコンポーネントを変更するには変更をクリックします。

Windows 8.x での手順


  1. スタート画面で任意の場所を右クリックします。
  2. すべてのアプリを選択してコントロールパネルを起動します。
  3. プログラム→プログラムと機能を選択します。
  4. National Instrumentsソフトウェアを選択します。
  5. アンインストールと変更ボタンをクリックします。
  6. 表示されたダイアログボックスでNI-DMM 15.0を選択します。
  7. 製品をアンインストールするには削除をクリックします。インストール済みのコンポーネントを変更するには変更をクリックします。

NI–DMMをインストールすると、次のソフトウェアも一緒にインストールされます。NI–DMMをシステムから完全に削除するには、次の製品をすべて削除する必要があります。


  • NI-DMMランタイム15.0以降
  • NI LabVIEW SignalExpress 2012(オプション)
  • NI IVI Compliance Package 15.0
  • NI Measurement & Automation Explorer 15.0
  • NI-DAQmx 15.0
  • 従来型NI‐DAQ 7.4.4(オプション)
  • NI-VISA 5.1.2
  • NI I/O Trace 3.0.1
  • NI システム構成 15.0

注意 上記にリストされたソフトウェアパッケージのいくつかは他のNIソフトウェアで共有されています。他のソフトウェアに関連しているソフトウェアを削除しようとすると、ソフトウェアの依存性を警告するメッセージが表示されます。すべてのソフトウェアをアンインストールする、または共有されているソフトウェアを残すことを選択できます。共有ソフトウェアをアンインストールすることを選択した場合、他のNIソフトウェアが正しく機能しなくなる可能性があります。


メモ  手動でファイルを削除してアンインストールしないでください。


旧式VIおよび関数

次のVIおよび関数は旧式で、メンテナンスは提供されません。


旧式
niDMM確度を計算
niDMMエラー情報をクリア
niDMMエラー情報を取得
niDMMオートゼロモードを構成(LabVIEWのみ)
niDMM測定を構成
niDMMサンプル遅延モードを構成
niDMMエラークエリ
niDMM Get Error(LabVIEWのみ)
niDMM Error Message(LabWindows/CVIのみ)

メモ  NI-DMM 3.1をインストールした場合、これらの旧式VIおよび関数のために既存のLabVIEW DMMアプリケーションで警告が表示される場合があります。


既知の問題

ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。NI-DMM 15.0の既知の問題の最新リストについては、ni.com/jp/infoで「exnnn5」と入力すると表示される「NI-DMM 15.0 Known Issues」を参照してください。


バグの修正

NI-DMM 3.1からNI-DMM 15.0への変更点はありません。


以下は、NI-DMM 3.0.5からNI-DMM 3.0.6での変更点です。


ID Fixed Issue
305548 Fixed an issue in NI-DMM 3.0.5 where you could not change the calibration password on the NI 4070/4071/4072.

以下は、NI-DMM 3.0.3からNI-DMM 3.0.4での変更点です。


ID Fixed Issue
276993 Fixed an issue in NI-DMM 3.0.3 where code was not generating in the Japanese versions of LabVIEW when the NI-DMM/Switch Express VI was used with switch devices.
246480 Fixed an issue where the NI-DMM/Switch Express VI did not load in LabVIEW 2010 (64-bit).

以下は、NI-DMM 3.0.2からNI-DMM 3.0.3での変更点です。


ID Fixed Issue
228650 Fixed an issue in which a custom installer built on a 32-bit OS using LabVIEW, LabWindows/CVI, or NI TestStand does not deploy NI-DMM or its dependent user applications on a 64-bit OS.

以下は、NI-DMM 3.0.1からNI-DMM 3.0.2での変更点です。


ID Fixed Issue
196451 Fixed an issue with NI 407x devices that caused an internal hardware error when taking measurements with autorange.

以下は、NI-DMM 3.0からNI-DMM 3.0.1での変更点です。


ID Fixed Issue
135829 Fixed an issue where NI 407x devices exhibited larger than normal offsets in AC current measurements when the Auto Zero property/attribute was set to Auto or Off after performing a self-calibration or external calibration.

以下は、NI-DMM 2.9からNI-DMM 3.0での変更点です。


ID Fixed Issue
112297 Fixed an issue where, when taking LC measurements, the backlog returned from the niDMM_FetchMultipoint function returned the number of points sampled prior to averaging rather than the number of points available.
116484 Fixed an issue where, if the error message was too long, the buffer returned by the niDMM_error_message function was not null-terminated. Now, the buffer returned by the niDMM_error_message function is always null-terminated.
131868 Fixed an issue where niDMM_ConfigureRTDCustom and niDMM_ConfigureThermistorCustom set the C value to the user-specified value from the B parameter rather than from the C parameter.
157349 If you upgraded to NI-DAQmx 8.9.0 or later after installing NI-DMM 2.9, then installing NI-DMM 3.0 or later will again enable switch devices to be used in the NI-DMM/Switch Express VI.


NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。ただし、2012年8月リリース(NIインストーラのバージョン3.1以降を使用した製品)以降は、NIソフトウェアのサイレントインストール時またはその前に追加ステップを実行する必要がある場合があります。


インストールしようとしているNI製品にMicrosoft .NET 4.0が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールが始まる前にマシンの再起動が必要になる場合があります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0をインストールしてください。


NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xと使用する

ナショナルインスツルメンツのソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xにインストールすると、NI LabVIEW、Measurement & Automation Explorer(NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。


NI 起動ツールを使用する

NI 起動ツールは、インストールされているNI製品の検索および起動に使用します。前バージョンのMicrosoft Windowsにあるスタートメニューと似た方法でNI製品の検索が可能です。NI 起動ツールを使用するには、アプリ画面にあるNI 起動ツールタイルをクリックします。NI起動ツールがデスクトップを開き、NI製品の一覧を含むメニューが表示されます。起動するNI製品をクリックします。


メモ  NI MAXは、Microsoft Windows 8.xにインストールした場合、デスクトップのショートカットに表示されません。NI MAXはアプリ画面またはNI 起動ツールから開くことができます。

頻繁に使用するアプリケーションをピン留めする

MAXなど特に頻繁に使用するNIアプリケーションは、スタート画面またはデスクトップのタスクバーにピン留めしておくと便利です。


現在のアプリケーションアイコンの場所ピン留めするための操作
Windows 8.xデスクトップ デスクトップタスクバーアプリケーションを右クリックしてタスクバーにピン留めするを選択
Windows 8.xデスクトップ スタート画面アプリケーションを右クリックしてスタートにピン留めを選択
Windows 8.xスタート画面 デスクトップタスクバーアプリケーションを右クリックして画面の下にあるメニューバーからタスクバーにピン留めするを選択

すべてのプログラムを検索する

スタート画面からドキュメントファイルなどの特定なアプリケーションまたはそれに関連するファイルを検索したい場合、アプリ画面からすべてのインストール済みファイルにアクセスできます。アプリ画面を開くには、スタート画面の何もない場所を右クリックしてすべてのアプリ(Windows 8.0)を選択するか、画面の左下にある下矢印(Windows 8.1)をクリックします。


NIによるWindows 8.xのサポートについては、ni.com/windows8を参照してください。


NI-DMMのMicrosoft Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003サポートは2016年に終了します

National Instruments NI-DMMのMicrosoft Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003サポートは、2016年7月1日に終了します。2016年7月1日以降に出荷されるNI-DMMのバージョンは、Windows Vista、Windows XP、またはWindows Server 2003にインストールしたり、その上で実行させることはできません。NIアプリケーションソフトウェアの製品ライフサイクルの詳細については、ni.com/jp/infoで次のInfo Codeを入力してください。


製品 Info Code
NI LabVIEW lifecyclejp
NI LabWindows™/CVI™ cvi_lifecycle_jp
NI Measurement Studio mstudiolifecyclejp
NI TestStand tslcpjp
NI DIAdem ddlcpjp
NI SignalExpress selcpjp
NI VeriStand nivslifecyclejp

 



法的情報

著作権


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National Instrumentsは他者の知的財産を尊重しており、お客様も同様の方針に従われますようお願いいたします。NIソフトウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NIソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェアその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場合に限り可能であるものとします。


エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項


エンドユーザ使用許諾契約(EULA)及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。


  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

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商標


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特許


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375375A-0112