NI-SCOPE 16.0 Readme

2016年6月


NI-SCOPEをご利用いただきありがとうございます。このファイルには、インストール手順、新機能、NI-SCOPE 15.1.1で修正された主なバグのリスト、および既知の問題など、NI-SCOPEドライバに関する重要な情報が記載されています。


新機能

サポートされているハードウェア

システム要件

インストールされるソフトウェア、ドキュメント、サンプル

EXE(実行)ファイル

ドキュメント

VIおよび関数にアクセスする

NIソフトウェアでのMicrosoft Windows 7、Windows Vista、Windows XP、およびWindows Server 2003のサポート

製品のセキュリティおよび重要な更新

ドライバのバージョン名の変更

NI-SCOPEのアンインストール/変更

NI-SCOPEを使用したプログラミング

既知の問題

バグの修正

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

法的情報


新機能

NI-SCOPE 16.0では、LabVIEW 2016(32ビットおよび64ビット)のサポートが追加されました。


NI-SCOPE 15.1.1では、NI-RFSAとNI-RFMxとの互換性に関するバグの修正が追加されました。


NI-SCOPE 15.1の新機能


  • NI PXIe-5170RおよびNI PXIe-5171R再構成可能オシロスコープのサポート。
  • FPGA拡張のサポート

NI-SCOPE 15.0では、LabVIEW 2015のサポートが追加されました。


NI-SCOPE 14.1の新機能


  • NI PXIe-5105およびNI PXIe-5114のサポート。
  • NI-SCOPEソフトフロントパネルのデバッグ。

NI-SCOPE 14.0では、LabVIEW 2014のサポートが追加されました。


NI-SCOPE 4.1.3では、LabVIEW 2013のVIのバグ修正が追加されました。


NI-SCOPE 4.1.1では、NI PXIe-5185/5186デジタイザに影響する重要なバグ修正が追加されました。


NI-SCOPE 4.1の新機能


  • NI PXIe-5160(2.5 GS/s高速デジタイザ)のサポート。
  • NI PXIe-5160およびNI PXIe-5162のNI-P2Pサポート。

NI-SCOPE 4.0.5では、LabVIEW 2013のサポートが追加されました。


NI-SCOPE 4.0では、NI PXIe-5162(5 GS/s高速デジタイザ)のサポートが追加されました。


サポートされているハードウェア

各オペレーティングシステムでサポートされているハードウェア製品を次の表に示します。


ハードウェア製品 Windows 10(32ビット)/8.1(32ビット)/7(32ビット)1でのサポート Windows 10(64ビット)/8.1(64ビット)/7(64ビット)でのサポート
NI PXI/PCI-5102
はい
いいえ
NI PCMCIA/USB/AT-51021
いいえ
いいえ
NI PXI/PXIe/PCI-5105
はい
はい
NI PXI/PCI-5112
はい
いいえ
NI PXI/PXIe/PCI-5114
はい
はい
NI PXI/PXIe/PCI-5122
はい
はい
NI PXI/PCI-5124
はい
はい
NI USB-5132/5133
はい
はい
NI PXI/PCI-5142
はい
はい
NI PXI/PCI-5152
はい
はい
NI PXI/PCI-5153
はい
はい
NI PXI/PCI-5154
はい
はい
NI PXIe-5160/5162
はい
はい
NI PXIe-5185/5186
はい
はい
NI PXIe-5170R/5171R
はい
はい
NI PXI-5620
はい
いいえ
NI PXI-5621
いいえ
いいえ
NI PXIe-5622
はい
はい
NI PXI-5900
はい
はい
NI PCI-59112
いいえ
いいえ
NI PXI/PCI-5922
はい
はい
1 MXI ExpressおよびMXI-4は、Windows 10/8.1/7でサポートされています。
2NI PCMCIA/USB/AT-5102およびNI PCI-5911は、レガシー製品です。

これらのモジュールのデバイス特有情報は、『NI 高速デジタイザヘルプ』に記載されています。


システム要件

サポートされているオペレーティングシステム

NI-SCOPE 16.0以降では、次のオペレーティングシステムをサポートします。

  • Windows 101/8.1/7 SP12(32ビットおよび64ビット)
  • Windows Server 2012 R21(64ビット)
  • Windows Server 2008 R2 SP12(64ビット)

1 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.1をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoft更新が必要です。これらの更新のインストール方法については、Microsoft KB2919442およびKB2919355を参照してください。


2 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoft更新が必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、Microsoft社のKB3033929を参照してください。


ご使用のオペレーティングシステムの最新Service Packをインストールしてご利用ください。Windows 2000のユーザは、NI-SCOPE 3.6以前のバージョンを使用してください。


サポートされているReal-Time操作環境

NI-SCOPE 16.0以降では、次のReal-Time動作環境をサポートします。


最小要件

  • プロセッサ—1 GHz以上の32ビット(x86)または64ビット(x64)プロセッサ
  • RAM—1 GB RAM(32ビット)または2 GB RAM(64ビット)
  • 1,024 x 768の画面解像度
  • すべての緊急アップデートおよびService Packが適用されているWindows 10/8.1/7

アプリケーション開発環境(ADE)

メモ:  NI LabVIEW、NI LabWindows/CVIまたはMicrosoft Visual Studio®等のADEのインストールは、NI-SCOPEをインストールする前に行う必要があります。NI-SCOPEのインストール後にインストールしたADEのサポートを追加する場合は、NI-SCOPEのインストールを変更するか、NI-SCOPEインストーラを再度実行します。


  • NI LabVIEW 2013 SP1、2014 SP1、2015 SP1、または2016
  • LabVIEW Real-Timeモジュール 2013 SP1、2014 SP1、2015 SP1、2016

    メモ: LabVIEW Real-Timeモジュールでサポートされていないデバイスもあります。


    LabVIEW Real‐Timeモジュールで
    サポートされているハードウェア
    NI 5105
    NI 5114
    NI 5122
    NI 5124
    NI 5142
    NI 5152
    NI 5153
    NI 5154
    NI 5160
    NI 5162
    NI 5185
    NI 5186
    NI 5622
    NI 5900
    NI 5922
  • LabWindows/CVI 2013以降
  • LabWindows/CVI Real-Timeモジュール 2013以降
  • Microsoft Visual C++ (MSVC) 6.0以降
  • RTターゲット上でアプリケーションを実行する場合、128 MB以上のメモリが必要です。

インストールされるソフトウェア、ドキュメント、サンプル

インストールされるソフトウェア

  • <NIDocDir>は、Users\Public\Public Documents\National Instrumentsフォルダのエイリアスです。
  • <IVIROOTDIR32>は、次のNational Instrumentsファイルフォルダの場所のエイリアスです。
    • (32ビット) Program Files\IVI Foundation\IVI\
    • (64ビット) Program Files (x86)\IVI Foundation\IVI\
      メモ $(IVIROOTDIR32) は、ターゲットシステムの環境変数として構成されています。
      インストール済みのIVIをアップグレードした場合、ファイルは次の場所にある場合があります。
      • (32ビット)Program Files\IVI Foundation\IVI\
      • (64ビット)Program Files (x86)\IVI\
  • <IVIROOTDIR64>は、次のNational Instrumentsファイルフォルダの場所のエイリアスです。
    • (64ビット)Program Files\IVI Foundation\IVI\

      メモ  $(IVIROOTDIR64) は、ターゲットシステムの環境変数として構成されています。


ファイルの場所

項目 インストールされる場所
NI-SCOPE<IVIROOTDIR32>>¥Drivers¥niScope
NI-SCOPE関数パネル<IVIROOTDIR32>>¥Drivers¥niScope¥niScope.fp
NI-SCOPEサンプル<NIDocDir>¥niScope¥Examples
NI-SCOPEヘッダファイル<IVIROOTDIR32>¥Include
NI-SCOPEインポートライブラリファイル(32ビット)<IVIROOTDIR32>¥Lib
NI-SCOPEインポートライブラリファイル(64ビット)<IVIROOTDIR32>¥Lib_x64
NI-SCOPE DLL(32ビット)<IVIROOTDIR32>¥Bin
NI-SCOPEファームウェアアップデータProgram Files¥NI-DAQ¥fpgafiles


その他の64ビットオペレーティングシステムのファイルの場所

コンポーネント インストールされる場所
NI-SCOPE関数パネル<IVIROOTDIR64>>¥Drivers¥niScope¥niScope.fp
NI-SCOPEヘッダファイル<IVIROOTDIR64>¥Include
NI-SCOPEインポートライブラリファイル(64ビット)<IVIROOTDIR64>¥Lib_x64
NI-SCOPE DLL(64ビット)<IVIROOTDIR64>¥Bin
NI-SCOPEファームウェアアップデータProgram Files (x86)¥NI-DAQ¥fpgafiles


EXE(実行)ファイル

NI-SCOPEソフトフロントパネルを起動するには、スタートすべてのプログラムNational InstrumentsNI-SCOPENI-SCOPEソフトフロントパネルを選択します。


ドキュメント

ドキュメントはスタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-SCOPE→ドキュメントにあります。次に示すドキュメントが提供されています。


ドキュメント 形式 説明
NI 高速デジタイザヘルプ HTML/Windowsヘルプ NI 高速デジタイザ製品の主要なヘルプ内容が記載されています。ヘルプは、従来のユーザマニュアルのHTMLバージョンで、次の情報が記載されています。
  • 高速デジタイザおよびNI-SCOPEの概要
  • ハードウェアデバイス情報
  • アプリケーション開発の開始方法
  • NI-SCOPEプログラミング関数およびVIの完全リファレンス
デバイスのスタートアップガイド 印刷版およびPDF デバイスのソフトウェアのインストールおよびハードウェアの取り付け、MAX構成、信号接続、およびトラブルシューティングについての情報が記載されています。
仕様(お使いのデバイス用) 印刷版およびPDF デバイスの技術仕様が記載されています。
デバイスのキャリブレーション手順 PDF デバイスのキャリブレーション手順が記載されています。
NI-SCOPE Readme HTML(このドキュメント) サポートされているハードウェア、オペレーティングシステム、新機能、修正された問題、および法的注意事項が記載されています。
NI-SCOPEの概要(英語) HTML ドライバのドキュメント、サンプル、計測器への接続、計測器の設定、および既知の問題に関する情報が含まれています。(英語)
NI-SCOPE IVI Complianceドキュメント TXT IVI Complianceに関する情報が含まれています。

最新バージョンのドキュメントおよび新しくリリースされたドキュメントについては、ni.com/manualsを参照してください。


.NET APIを使用するには、NIデバイスドライバの他に.NETクラスライブラリまたは.NETラッパーをインストールする必要があります。.NET Frameworkのバージョンとそれらでサポートされているドライバ、およびインストーラファイルのダウンロード場所については、ni.com/jp/infoでInfo codeに「NETAPIdriversupport」と入力すると表示される『National Instruments .NET Driver Support』ドキュメントを参照してください。


メモ  PDFファイルを表示するには、Adobe Acrobat Readerが必要です。アドビシステムズ社のホームページ(get.adobe.com/jp/reader)からAcrobat Readerをダウンロードしてください。


VIおよび関数にアクセスする

NI-SCOPEパレットVIには、関数測定I/ONI-SCOPEパレットからアクセスできます。


LabWindows/CVIでは、InstrumentsメニューからNI-SCOPE関数にアクセスできます。NI-SCOPE関数パネル(.fp)をロードするには、計測器ロードを選択して、IVI¥Drivers¥niSCOPE¥niSCOPE.fpを選択します。


LabVIEWおよびLabWindows/CVIのインストール済みNI–SCOPEサンプルは、スタートすべてのプログラムNational InstrumentsNI–SCOPEサンプルからもアクセスすることができます。


NI-SCOPE 16.0はMicrosoft Windows 7 RTM、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003のサポートを終了

このリリースで、NI-SCOPEによるMicrosoft Windows 7 RTM(サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、およびWindows Server 2003のサポートは終了します。NI-SCOPE 16.0以降をサポートされていないOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。NI-SCOPE 16.0を使用しているアプリケーションを、サポートされていないOSにデプロイしたり、配布したりすることはできません。また、NI-SCOPE 16.0がインストールされているコンピュータで作成されたインストーラは、サポートされていないOS上で実行されている、すべてのバージョンのLabVIEW、LabWindows™/CVI™、NI TestStand™、またはMeasurement Studioと一緒に使用できません。


2016年に変更されたOSサポートの詳細については、技術サポートデータベース79UC78LS(Why Does my LabVIEW, LabWindows/CVI, Measurement Studio, or TestStand Built Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?)を参照してください。


製品のセキュリティおよび重要な更新

ナショナルインスツルメンツ製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。ナショナルインスツルメンツからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。


ドライバのバージョン名の変更

NI-SCOPEのバージョンは、主要なNIアプリケーションソフトウェア製品のバージョンと統一されることになりました。この統一により、ドライバのバージョン名から、ドライバがリリースされた年およびドライバが対応している最新ソフトウェアバージョンが分かるようになりました。ドライバのバージョン名は年を表す2桁の数値で、<製品名><バージョン年>のように表記されます。たとえば、NI-SCOPE 14.0はLabVIEW 2014と一緒にリリースされたバージョンです。以前の命名規則によりリリースされた最後のバージョンはNI-SCOPE 4.1.3です。新しい命名規則によりリリースされた最初のバージョンはNI-SCOPE 14.0です。


NI-SCOPEのインストール/アンインストール/変更

NI-SCOPEをインストールする

このセクションでは、NI-SCOPEおよびNI-DAQのインストール、そしてNI-SCOPEの以前のバージョンからのアップグレードに関する情報を記載します。


NI-SCOPEは、NI-DAQがインストールされていない場合、または以前のバージョンがインストールされている場合にNI-DAQをインストールします。NI-DAQのサポートファイルは、システムにLabVIEWまたはLabWindows/CVIがインストールされている場合にインストールされます。ただし、NI-SCOPEがNI-DAQから必要とするコンポーネントはデバイスドライバのみです。


以前のバージョンのNI-SCOPEからアップグレードする

NI-SCOPE 1.0および1.1からのアップグレード―NI-SCOPEは、NI-SCOPE 1.0または1.1の上からインストールすることはできません。最新バージョンのNI-SCOPEをインストールする前に、これらのバージョンのNI-SCOPEをアンインストールする必要があります。


NI-SCOPE 1.5以降からのアップグレード: NI-SCOPEは、1.5以降の古いバージョンを自動的にアンインストールします。修正した古いバージョンのサンプルは、新しいバージョンのサンプルに上書きされます。


NI-SCOPEのアンインストール/変更

Windows 7での手順


  1. スタート→コントロールパネルを選択してコントロールパネルを開きます。
  2. プログラムと機能をダブルクリックします。
  3. National Instrumentsソフトウェアを選択します。
  4. アンインストールと変更ボタンをクリックします。
  5. 表示されたダイアログボックスでNI-SCOPE 16.0を選択します。
  6. 製品をアンインストールするには削除をクリックします。インストール済みのコンポーネントを変更するには変更をクリックします。

Windows 10/8.1での手順


  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. コントロールパネルを選択します。
  3. プログラム→プログラムと機能を選択します。
  4. National Instrumentsソフトウェアを選択します。
  5. アンインストールと変更ボタンをクリックします。
  6. 表示されたダイアログボックスでNI-SCOPE 16.0を選択します。
  7. 製品をアンインストールするには削除をクリックします。インストール済みのコンポーネントを変更するには変更をクリックします。

NI-SCOPEをインストールすると、以下のソフトウェアも一緒にインストールされます。NI–SCOPEをシステムから完全に削除するには、次のパッケージをすべて削除する必要があります。


  • NI IVI Compliance Package 16.0
  • NI-DAQmx 15.0.1
  • 従来型NI-DAQ 7.4.4
  • NI Measurement & Automation Explorer 15.0
  • NI Hierarchical Waveform Storage 15.0
  • NI I/O Trace 15.0

注意 上記にリストされたソフトウェアパッケージのいくつかは他のNIソフトウェアで共有されています。他のソフトウェアが使用しているソフトウェアを削除しようとすると、ソフトウェアの依存関係を警告するメッセージが表示されます。すべてのソフトウェアをアンインストールする、または共有されているソフトウェアを残すことを選択できます。共有ソフトウェアをアンインストールすることを選択した場合、他のNIソフトウェアが正しく機能しなくなる可能性があります。


メモ  手動でファイルを削除してアンインストールしないでください。


NI-SCOPEを使用したプログラミング

NI-SCOPEは、ハードウェアをプログラミングするための使いやすい完全機能のインタフェースを提供します。NI-SCOPEは、IVI-Scopeに準拠しています。詳細については、niScopeIVIComplianceDocument.txt を参照してください。


ソフトウェアサンプル

NI-SCOPEには、ソフトウェアの開発に役立つLabVIEW、LabWindows/CVI、Measurement Studio、MSVC、Visual C++、およびMicrosoft Visual Basicのサンプルが付属しています。これらのサンプルは、ハードウェアで行う一般的な操作方法を示します。これらのサンプルは、スタート→プログラム→National Instruments→NI-SCOPE→サンプルから開くことができます。


NI-SCOPEソフトフロントパネル

NI-SCOPEソフトフロントパネル(SFP)は、NI高速デジタイザ用のソフトウェアオシロスコープアプリケーションです。以下の機能が装備されています。


  • 使いやすいインタラクティブユーザインタフェース
  • 堅牢なアーキテクチャ
  • スカラ測定
  • 波形の保存/ロード
  • 構成の保存/ロード
  • 低CPU使用量

NI-SCOPE SFPでは、NI高速デジタイザの機能の一部をご覧いただけるとともに、プログラミング言語を習得せずに新規デジタイザをすぐに使用することが可能です。NI-SCOPE SFPは、NI-SCOPEの機能の一部としてデフォルトでインストールされます。NI-SCOPE SFPを削除するには、「アプリケーションの追加と削除」オプションを使用してください。



既知の問題

ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。NI-SCOPE 16.0の既知の問題の最新リストは、ni.com/jp/infoで「exzjhg」と入力すると表示される「NI-SCOPE 16.0 Known Issues List」を参照してください。



バグの修正

NI-SCOPE 16.0での変更点は次のとおりです。バグIDをご存知の場合、この一覧で修正状況を確認いただけます。このリストは、NI-SCOPEの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


IDFixed Issue
571533 Fixed an issue where calling the niScope Initialize VI on the NI PXIe-5170R/5171R returned an error if NI-RFmx was installed on the system.
561964 Fixed an issue where repeated capability identifiers were treated as case-sensitive.
561223 Fixed an issue where trying to open a session to an NI-RFSA device resulted in an error.
486791 Fixed an issue where setting the Vertical Coupling attribute to Ground on a NI PXIe-5185/5186 would return undefined behavior for some ranges.
439447 Fixed an issue where NI-SCOPE VIs installed into LabVIEW 2013 were not mass compiled.
425102 Fixed an issue in the NI-SCOPE driver software that affects the NI PXIe-5185/5186 that may cause data corruption when performing a multi-record acquisition. For more information about this issue, visit ni.com/kb and enter 6DQG890S.
405834 Fixed an issue where the PXI-5900 would not initialize, producing IVI error 1074135028.
381159 Fixed an issue where calling niScope_Abort on a NI PXIe-5162 digitizer while an acquisition is in progress would cause the aborted record to be lost.
380799 Fixed an issue where using the PXIe-5162 with Distributed TClk would result in up to but less than 6.4ns of TClk skew between sync pulse senders, with the skew varying each time the sync pulse senders are synchronized.
368402 Fixed an issue where enabling 3, 5, 6, or 7 channels on the NI 5105 would cause a subsequent Fetch to return fewer samples than requested.
341670 Fixed an issue where the NI-SCOPE Soft Front Panel does not launch under certain conditions.
336845 Fixed an issue where TClk synchronization is not consistent between multiple sessions when using NI PXIe-5185 or NI PXIe-5186.
328318 Fixed an issue that caused NI-SCOPE 3.7 to not support Visual Basic 6.
327321 Fixed an issue where NI PXI-5105 returns incorrect data at low sample rates (<20 kS/s) if the channel list size is not a power of 2.
315548 Fixed an issue that caused the first channel in the channel list to return incorrect data when using the niScope EX Fetch Forever VI with multiple channels. You can find this example VI at Start»Programs»National Instruments»NI-SCOPE»Examples.
257481 Fixed an issue where the Preferred Packet Size and Maximum Bandwidth properties had no effect for the NI PXIe-5185 and NI PXIe-5186.
257093 Fixed an issue where setting the Vertical Coupling attribute to Ground on a PXI-5922 would return the following error: "Internal Software Error occurred in Scopes software. Please contact National Instruments Support."

NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。ただし、2012年8月リリース(NIインストーラのバージョン 3.1以降を使用した製品)以降は、NIソフトウェアのサイレントインストール時またはその前に追加ステップを実行する必要がある場合があります。


インストールしようとしているNI製品にMicrosoft .NET 4.0が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールが始まる前にマシンの再起動が必要になる場合があります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0をインストールしてください。


NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

ナショナルインスツルメンツのソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、NI LabVIEW、Measurement & Automation Explorer(NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。Windows 8.1におけるNIのサポートについては、ni.com/windows8を参照してください。



法的情報

著作権


© 1999–2016 National Instruments. All rights reserved.


著作権法に基づき、National Instruments Corporationの書面による事前の許可なく、本書のすべて又は一部を写真複写、記録、情報検索システムへの保存、及び翻訳を含め、電子的又は機械的ないかなる形式によっても複製又は転載することを禁止します。


National Instrumentsは他者の知的財産を尊重しており、お客様も同様の方針に従われますようお願いいたします。NIソフトウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NIソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェアその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場合に限り可能であるものとします。


エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項


エンドユーザ使用許諾契約(EULA)及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。


  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

米国政府の権利の制限


お客様が米国政府の機関、省又はその他の事業体(「米国政府」と総称する)である場合、本書に記載の技術データの使用、複製、再製、公表、修正、開示又は転送は、民間機関用の連邦調達規則52.227-14と軍事機関用の国防省連邦調達規則補足252.227-7014及び252.227-7015に基づく限定権利条項の適用を受けます。


IVI Foundation Copyright Notice


Content from the IVI specifications reproduced with permission from the IVI Foundation.


The IVI Foundation and its member companies make no warranty of any kind with regard to this material, including, but not limited to, the implied warranties of merchantability and fitness for a particular purpose. The IVI Foundation and its member companies shall not be liable for errors contained herein or for incidental or consequential damages in connection with the furnishing, performance, or use of this material.


商標


National Instrumentsの商標については、NI Trademarks and Logo Guidelinesni.com/trademarks)を参照してください。本書中に記載されたその他の製品名及び企業名は、それぞれの企業の商標又は商号です。


The mark LabWindows is used under a license from Microsoft Corporation. Windows is a registered trademark of Microsoft Corporation in the United States and other countries.


本書中に記載されたその他の製品名及び企業名は、それぞれの企業の商標又は商号です。


特許


National Instrumentsの製品を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報(ヘルプ→特許)、メディアに含まれているpatents.txtファイル、又はni.com/patentsからアクセスできるNational Instruments Patent Noticeのうち、該当するリソースから参照してください。


375360D-0112