NI-XNET 19.6 Readme

2019年12月

このファイルには、インストール手順、既知の問題など、NI-XNETに関する重要な情報が記載されています。

概要

サポートされているオペレーティングシステム

アプリケーションソフトウェアのサポート

インストール手順

製品のセキュリティおよび重要な更新

新機能および変更点

サポートされているハードウェア

既知の問題

プログラミングに関するその他のトピック

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する

LabVIEW NXGのサポートおよび注意事項

法的情報

概要

NI-XNETは、USB、PXI、PCI、NI CompactDAQ、およびNI CompactRIOを含むさまざまなプラットフォームで、車載イーサネット、CAN、LIN、およびFlexRayデータを読み書きするための共通で使いやすい機能を備えたNI計測器ドライバです。

サポートされているオペレーティングシステム

NI-XNETは、次のオペレーティングシステムをサポートしています。

  • Windows 10/8.11/7 SP12
  • Windows Embedded Standard 7 SP12
  • Windows Server 2012 R21
  • Windows Server 2008 R2 SP12

メモ Windows 32ビットオペレーティングシステムのサポートでは、物理アドレス拡張 (PAE) を無効にする必要がある場合があります。これによりシステムが受ける影響および必要な対策については、ni.com/infoでInfo Codeに「PAESupport」と入力してください。

1 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoft更新が必要です。これらの更新プログラムのインストール方法については、Microsoft KB2919442およびKB2919355を参照してください。

2 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoft更新が必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、Microsoft KB3033929を参照してください。

NI-XNETインストーラはWindows Server 2003/NT/Vista/XP/Me/2000/98/95、またはR2以外のWindows Serverをサポートしません。

NI-XNETは、Windows 7でのゲストアカウントをサポートしません。これらのオペレーティングシステムでNI-XNETを使用するには、管理者またはユーザアカウントにログインする必要があります。

PXI車載イーサネットインタフェースモジュール (PXIe-8521、PXIe-8522、およびPXIe-8523) は、LabVIEW Real-TimeモジュールとともにインストールされるPhar Lap ETSリアルタイムオペレーティングシステムをサポートしていません。

アプリケーションソフトウェアのサポート

以下の表には、NI-XNETでサポートされているアプリケーションソフトウェアのバージョンが記載されています。

アプリケーションソフトウェア3 NI-XNET 19.6でサポートされているバージョン
LabVIEW 2016、2017、2018、2019
LabVIEW Real-Time (RT) 2016、2017、2018、2019
LabVIEW NXG 4.0
LabWindows™/CVI™ 2013以降
3 LabVIEW NXGのアプリケーションソフトウェアサポートはNI-XNETには含まれていないため、NI パッケージマネージャから別途ダウンロードする必要があります。手順については、LabVIEW NXG用にNI-XNETをインストールするを参照してください。

Microsoft Visual Studioのサポート

NI-XNETでは、以下のバージョンのMicrosoft Visual Studioおよび関連するプログラミング言語がサポートされています。

プログラミング言語 NI-XNET 19.6でサポートされているバージョン
Microsoft Visual C/C++ 6.0以降

インストール手順

DVDからNI-XNETをインストールするには、次の手順を参照してください。LabVIEW NXG用にNI-XNETをインストールするには、「LabVIEW NXG用にNI-XNETをインストールする」を参照してください。

NI-XNETソフトウェアをインストールするには、Administratorまたは管理者権限を持つユーザとしてログオンする必要があります。NI-XNETソフトウェアのセットアッププログラムはシステムの構成レジストリを変更するため、管理者権限を必要とします。NI-XNETソフトウェアをインストールするには、以下の手順に従ってください。

  1. NI-XNETソフトウェアDVDをDVDドライブに挿入します。インストーラが自動的に起動しない場合は、Windowsエクスプローラを使用してDVDを開き、NI-XNETソフトウェアDVDからautorun.exeファイルを起動してください。
  2. インストールをクリックします。
  3. インストールウィザードに、NI-XNETソフトウェアのインストールに必要な手順が指示されます。戻るボタンをクリックすると、戻って値を変更できます。キャンセルをクリックすると、セットアップを終了できます。
  4. インストールが終了したら、終了をクリックしてください。

製品のセキュリティおよび重要な更新

NI製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。

新機能および変更点

NI-XNET 19.6の新機能およびNI-XNET 19.5からの変更点

NI-XNET 19.6では、以下の機能が追加されました。

  • PXIe-8522およびPXIe-8523車載イーサネットモジュールでジャンボフレームのサポートが追加されました。
  • イーサネットフレームフィルタプロパティのサポートが追加されました。
  • Wiresharkを使用してリアルタイムでイーサネットフレームを監視する車載イーサネットモジュールのサポートが追加されました。(Windowsのみでサポート、Wireshark 3.0.6でテスト済み)

NI-XNET 19.5の新機能およびNI-XNET 19.1からの変更点

NI-XNET 19.5では、以下の機能が追加されました。

  • LabVIEW NXG 4.0サポートが追加されました。
  • sbRIO-9603、sbRIO-9608、sbRIO-9609、sbRIO-9628、sbRIO-9629、およびsbRIO-9638シャーシのサポートが追加されました。
  • PXIe-8522およびPXIe-8523車載イーサネットモジュールのサポートが追加されました。

NI-XNET 19.1の新機能およびNI-XNET 19.0からの変更点

NI-XNET 19.1では、以下の機能が追加されました。

  • NI-XNET PCI、PXI、PCIe、PXIe、およびCシリーズデバイス用にNI Linux Real-Timeを実行しているPXIコントローラのサポートが追加されました4
  • タップモード中のPXIe-8521とのネットワーク時間同期のサポートが追加されました。
  • LabVIEW NXG 3.1でのPXIe-8521のサポートが追加されました。

4 Cシリーズデバイスは、サポートされているCompactDAQシャーシで使用されている場合にのみサポートされます。

NI-XNET 19.0の新機能およびNI-XNET 18.5からの変更点

NI-XNET 19.0では、以下の機能が追加されました。

  • LabVIEW 2019サポートが追加されました。
  • PXIe-8521 4ポート、100BASE-T1車載イーサネットインタフェースモジュールのサポートが追加されました。

メモ  NI-XNET 19.0では、PXIe-8521は、LabVIEW Real-TimeまたはLabVIEW NXGをサポートしません。

NI-XNET 19.0では、以下の機能が変更されました。

  • 車載イーサネットのサポート用にNI-XNET LabVIEW APIが拡張されました。
  • LabVIEW 2015のサポートが削除されました。
  • Phar Lapを実行しているコントローラまたはホストに接続しているcDAQシャーシのNI-XNET Cシリーズモジュールへのサポートが削除されました。他のオペレーティングシステムのサポートは変更ありません。
  • cRIO-9012およびcRIO-9014コントローラのサポートが削除されました。これらのターゲットは、インストールをサポートしている可能性はありますが、正式にはサポートされておらず、将来のリリースで削除される可能性があります。
  • 不具合に対処するため、信号入力波形セッションの動作が変更されました。
  • LabVIEWまたはCVIアプリケーションインストーラを作成するためのオプションが変更されました。「NI-XNETランタイム」はNI-XNETランタイムのみをインストールするのに対し、「NI-XNETユーティリティ」はNI-XNETランタイムに加えて、NI-XNETデータベースエディタとバスモニタもインストールします。

NI-XNET 18.5の新機能およびNI-XNET 18.0からの変更点

NI-XNET 18.5では、以下の機能が追加されました。

  • LabVIEW NXG 3.0サポートが追加されました。
  • LabVIEW 2018 SP1のサポートが追加されました。
  • USB-8501 NI-XNET CAN LS/FTインタフェースのサポートが追加されました。
  • FIBEX 4.1.2データベースからCAN FD設定をインポートするためのサポートが追加されました。
  • J1939セッションプロパティ、SAE J1939:Include Destination Address in PGNのLabVIEW NXGでのサポートが追加されました。

NI-XNET 18.5では、以下の機能が変更されました。

  • nxPropSession_J1939ResponseTimeTrSDプロパティのデフォルト値を0.05 sから0 sに下げることにより、マルチパケットメッセージの処理のパフォーマンスが改善されました。
  • 大きなデータベースファイルを開く際のパフォーマンスが向上しました。
  • LabVIEW NXG 2.0および2.1のサポートが削除されました。

NI-XNET 18.0の新機能およびNI-XNET 17.5.1からの変更点

NI-XNET 18.0では、以下の機能が追加されました。

  • SystemDesignerに、XNETハードウェアポートを検出して新規名を選択する機能が追加されました。(LabVIEW NXG)
  • SAE J1939:Include Destination Address in PGNという新しいJ1939セッションプロパティが追加されました。(CおよびLabVIEW 2018のみ)
  • LabVIEW NXG 2.1サポートが追加されました。
  • LabVIEW 2018サポートが追加されました。

NI-XNET 18.0では、以下の機能が変更されました。

  • LabVIEW 2014のサポートが削除されました。

NI-XNET 17.5.1の新機能およびNI-XNET 17.5からの変更点

NI-XNET 17.5.1では、以下の機能が変更されました。

  • cDAQ-9171サポートのバグ修正。

NI-XNET 17.5の新機能およびNI-XNET 17.0.1からの変更点

NI-XNET 17.5では、以下の機能が追加されました。

  • AUTOSAR 3.xおよび4.xファイルからLINクラスタを読み取ります。
    • LINフレームと信号を抽出します。信号名は、SYSTEM-SIGNALインスタンスの名前と同じです。
    • LINフレームを「Rx/Tx」としてECUに接続します。
    • LINクラスタ固有の情報 (スケジュールや構成フレームなど) を抽出します。

    メモ  NI-XNETは、PDUとフレームレイアウトの間に1:1マッピングがある場合にのみ、PDUをサポートします。インポートは、NI-XNETドライバがサポートする機能に限定されています。

  • NI-XNET LINフレームにユーザがアクセス可能なチェックサム値が追加されました。
  • ISC-178Xスマートカメラのサポートが追加されました。
  • APIおよびデータベースエディタで52ビットを超える信号のサポートが追加されました。
    • 64ビット以下の信号を倍精度浮動小数点数 (丸め込み) として読み書きできます。
    • すべてのサイズの信号を変換セッションを使用してバイト文字列として読み書きできます。

NI-XNET 17.0.1の新機能およびNI-XNET 17.0からの変更点

NI-XNET 17.0.1では、以下の機能が変更されました。

  • LabVIEW 64ビットサポートのバグ修正。

NI-XNET 17.0の新機能およびNI-XNET 16.1からの変更点

NI-XNET 17.0では、以下の機能が追加されました。

  • LabVIEW 2017のサポート。
  • PCIe-8510のサポート。
  • AUTOSAR 3.xおよび4.xファイルからCANクラスタを読み取ります。
    • CANフレームと信号を抽出します。信号名は、SYSTEM-SIGNALインスタンスの名前と同じです。
    • CANフレームを「Rx/Tx」としてECUに接続します。
    • CAN FD固有の設定を抽出します。

    メモ  NI-XNETは、PDUとフレームレイアウトの間に1:1マッピングがある場合にのみ、PDUをサポートします。インポートは、NI-XNETドライバがサポートする機能に限定されています。

NI-XNET 17.0では、以下の機能が変更されました。

  • NI 9860モジュールおよびXNETポート搭載cDAQに対する機能が改善されました (ファームウェアの更新が必要)。
  • LabVIEW 2013のサポートが削除されました。
  • CVI 2010のサポートが削除されました。

サポートされているハードウェア

  • USB-8501低速/フォールトトレラント、USB CANインタフェースデバイス
  • USB-8502高速/フォールトトレラント、FD USB CANインタフェースデバイス
  • USB-8506 USB LINインタフェースデバイス
  • PCI-8511低速/フォールトトレラント、CANインタフェースデバイス
  • PCI-8512高速/FD CANインタフェースデバイス
  • PCI-8513ソフトウェア選択可能/FD CANインタフェースデバイス
  • PCI-8516 PCI LINインタフェースデバイス
  • PCI-8517 FlexRayインタフェースデバイス
  • PCIe-8510 PCIe車両マルチプロトコルインタフェースデバイス
  • PXI-8511低速/フォールトトレラント、PXI CANインタフェースモジュール
  • PXI-8512高速フレキシブルデータレートPXI CANインタフェースモジュール
  • PXI-8513ソフトウェア選択可能/PXI CANインタフェースモジュール
  • PXI-8516 PXI LINインタフェースモジュール
  • PXI-8517 PXI FlexRayインタフェースモジュール
  • PXI-8510 PXI車両マルチプロトコルインタフェースモジュール
  • PXIe-8521 100BASE-T1 PXI車載イーサネットインタフェースモジュール
  • PXIe-8522 1000BASE-T1 PXI車載イーサネットインタフェースモジュール
  • PXIe-8523 100/1000BASE-T1 PXI車載イーサネットインタフェースモジュール
  • TRC-8542 CAN HS/FDトランシーバケーブル
  • TRC-8543 CAN HS/FDまたはLS/FTトランシーバケーブル
  • TRC-8546 LINトランシーバケーブル

Cシリーズモジュール:

  • NI 9860 Cシリーズ車両マルチプロトコルインタフェースモジュール
  • NI 9861低速/フォールトトレラントCシリーズCANインタフェースモジュール
  • NI 9862高速フレキシブルデータレートCシリーズCANインタフェースモジュール
  • NI 9866 CシリーズLINインタフェースモジュール

XNET Cシリーズモジュールでサポートされているプラットフォーム:

  • CompactDAQ―以下に対してはNI-DAQmx 16.0以降が必要です。
    • USBシャーシ: cDAQ-9171、cDAQ-9174、cDAQ-9178、およびcDAQ-9179
    • イーサネットシャーシ: cDAQ-9181、cDAQ-9184、およびcDAQ-9188
    • ワイヤレスシャーシ: cDAQ-9191
    • cDAQコントローラ: cDAQ-9138 (Windowsのみ) およびcDAQ-9139 (Windowsのみ)
    • cDAQコントローラ: cDAQ-9132 (WindowsおよびRT) およびcDAQ-9134 (WindowsおよびRT)
    • cDAQコントローラ: cDAQ-9133 (WindowsおよびRT) およびcDAQ-9135 (WindowsおよびRT)
    • cDAQコントローラ: cDAQ-9136 (WindowsおよびRT) およびcDAQ-9137 (WindowsおよびRT)
  • CompactDAQ―以下に対してはNI-DAQmx 17.1以降が必要です。
    • イーサネットシャーシ: cDAQ-9185およびcDAQ-9189
  • CompactRIO―以下のターゲットには、CompactRIO 19.5 (またはそれ以上) およびLabVIEW 2016 (またはそれ以上) が必要です。
    • プロジェクトでNI 986xモジュールを使用してビットストリームをビルドおよびデプロイするには、特に注釈がない限り、LabVIEW FPGAが必要です。
    • Real-Timeコントローラ: cRIO-9022、cRIO-9023、cRIO-9024、およびcRIO-9025
    • CompactRIO再構成可能シャーシ: cRIO-9111、cRIO-9112、cRIO-9113、cRIO-9114、cRIO-9116、およびcRIO-9118
    • 統合型CompactRIO Real-Timeコントローラ: cRIO-9081、cRIO-9082、cRIO-906x、およびcRIO-903x
    • Single-Board RIO: sbRIO-9627、sbRIO-9607
    • CompactRIO Real-Timeコントローラ: cRIO-9032、cRIO-9037
    • CompactRIO Real-Timeコントローラ: cRIO-9035 (Sync)、cRIO-9039 (Sync)
    • cRIO-903xまたはcRIO-906xを使用する場合は、プロジェクト内のNI 986xモジュールにビットストリームは必要ありません。
  • CompactRIO―以下のターゲットには、CompactRIO 19.5 (またはそれ以上) およびLabVIEW 2017 (またはそれ以上) が必要です。
    • CompactRIO Real-Timeコントローラ: cRIO-9040、cRIO-9042、cRIO-9043、cRIO-9045、cRIO-9047、cRIO-9048、およびcRIO-9049
    • cRIO-904xを使用する場合、NI 986xモジュールは、リアルタイムモードでのみ使用でき、ビットストリームは必要ありません。
  • CompactRIO―以下のターゲットには、CompactRIO 19.5 (またはそれ以上) およびLabVIEW 2018 (またはそれ以上) が必要です。
    • CompactRIO Real-Timeコントローラ: cRIO-9053、cRIO-9054、cRIO-9056、およびcRIO-9057
    • cRIO-905xを使用する場合、NI 986xモジュールは、リアルタイムモードでのみ使用でき、ビットストリームは必要ありません。
  • CompactRIO―以下のターゲットには、CompactRIO 19.5 (またはそれ以上) およびLabVIEW 2019 (またはそれ以上) が必要です。
    • Single-Board RIO: sbRIO-9603、sbRIO-9608、sbRIO-9609、sbRIO-9628、sbRIO-9629、sbRIO-9638
    • sbRIO-9603、sbRIO-9608、sbRIO-9609、sbRIO-9628、sbRIO-9629、またはsbRIO-9638を使用する場合、NI 986xモジュールは、リアルタイムモードでのみ使用可能であり、ビットストリームは必要ありません。

メモ  NI-XNETソフトウェアは、ナショナルインスツルメンツの車載イーサネット、CAN、FlexRay、およびLINハードウェア製品のみをサポートしています。他社のCAN製品に関するソフトウェアの詳細については、該当製品に添付されているドキュメントを参照してください。

既知の問題

リファレンス番号概要
210421 Installing a new version of NI-XNET or NI-XNET Runtime can break NI-XNET I/O control dialogs in older versions of the LabVIEW ADE and deployable applications.
419486 (672838) Inserting a USB-850x device can result in an unusable device with internal errors on Phar Lap. Workaround: Remove and reinsert the device or reboot the system.
199635 (687624) NI-XNET CAN FD sessions (non-BRS) require CAN FD Baud Rate to be set.
201375 (697677) NI-XNET does not import the DBC BO_TX_BU property from DBC files and prevents a TX frame from being mapped to multiple transmit ECUs.
199608 (703292) The J1939 address claim procedure does not detect conflicts between two ECUs running on the same XNET interface.
199657 (704022) XNET Read (Frame CAN) can return fewer than the requested number of J1939 frames without reporting an error as specified in the documentation.
199702 (705533) Frame Output Queued sessions do not retransmit cyclic J1939 frames with payloads greater than 8 bytes. These transmit one time when the session starts, and then only when new data is written to the session.
199696 (705671) Switching a J1939 session to a different ECU Node Name does not use the address from the new ECU, even if that ECU has already claimed an address. The node address must be set after the node name to properly configure the session.
420680 (710192) The NI-XNET Database Editor does not allow you to create a signal with the same name as one that was previously deleted. Avoid this issue by saving the database and re-opening it after deleting the signal.
199741 (710389) XNET Wait (Transmit Complete) may cause a stale FlexRay frame to retransmit if the transmit queue is already empty.
199598 (724930) If XNET Read (Frame Raw) times out partly through reading Ethernet frames, the subset of frames that were successfully read are discarded and are no longer available from the NI-XNET session.
199704 (727473) NI-XNET Signal Output Single-Point sessions always write mode 0 subframes by default, even if no mode 0 subframe is present for the multiplexer. Avoid this issue by writing initial signal values, including the multiplexer signal, prior to starting the session.
197052 (730930) Ethernet device PHY State and Port Mode properties are not reset to default values after NI-XNET is uninstalled and reinstalled.

プログラミングに関するその他のトピック

NI-CANとの互換性

NI-XNETハードウェアでNI-CAN APIを使用する場合は、『NI-CAN Hardware and Software Manual』の付録「NI-XNET Compatibility for NI-CAN」を参照してください。

LabVIEW Real-Timeターゲット上にデプロイされたデータベース

LabVIEW Real-Timeターゲット上でNI-XNETソフトウェアをアップグレードする場合、ターゲットと同じバージョンのNI-XNETを実行するホストコンピュータを使用して、データベースファイルをそのターゲットに再デプロイする必要があります。

デバイス通信中にCompactRIOターゲットにCシリーズモジュールを取り付ける/取り外すことはサポートされていません。

NI 986xモジュールと通信中のcRIOシャーシにモジュールを取り付ける/取り外すと、アプリケーションの失敗やデバイスを破損する可能性があります。これは、NI-DAQmxによるプログラミングをサポートしているコントローラ (cRIO-904xシリーズなど) には適用されません。

NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。

インストールしようとしているNI製品にMicrosoft .NET 4.0が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールが始まる前にマシンの再起動が必要になる場合があります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0をインストールしてください。

NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する

Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。NIのWindows 8.1サポートについては、ni.com/windows8を参照してください。

LabVIEW NXGのサポートおよび注意事項

NI-XNETをLabVIEW NXGと併せて使用する場合は、以下の点について注意してください。

LabVIEW NXGのオペレーティングシステムおよびシステム要件

LabVIEW NXGのソフトウェアサポートは、以下の点で異なります。

  • システム要件―64ビット (x64) プロセッサのみをサポートします。
  • オペレーティングシステム―64ビットのオペレーティングシステムのみをサポートします。詳細については、サポートされているオペレーティングシステムセクションを参照してください。

LabVIEW NXG用にNI-XNETをインストールする

LabVIEW NXGはNI パッケージマネージャを使用してインストールします。LabVIEW NXG用にNI-XNETをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. LabVIEW NXGのダウンロードページを開くには、ni.com/infoでInfo Codeに「NXGDownload」と入力してください。
  2. Download LabVIEW NXGをクリックします。
  3. NI パッケージマネージャがインストールされ、自動的にダウンロードウィンドウが開きます。
  4. LabVIEW NXG Suiteを選択し、緑のインストールボタンをクリックします。
  5. LabVIEW NXGNI-XNETを選択します。
  6. インストールの指示に従ってLabVIEW NXGおよびNI-XNETをダウンロードします。

LabVIEW NXGヘルプ

<Ctrl-H>を押してマウスカーソルをオブジェクトの上に置くと、LabVIEWのコンテキストヘルプが表示されます。

LabVIEWウィンドウの右上隅にある検索バーを使用して項目を検索します。検索結果のコンテキストヘルプを参照することもできます。

その他のドキュメントは、ni.com/manualsで参照できます。

LabVIEW NXGサンプル

LabVIEWを起動して、学習タブをクリックします。

LabVIEWのレッスンはレッスンタブにあり、LabVIEWのサンプルはサンプルタブにあります。レッスンとサンプルの手順に従ってください。


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エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) 及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。

  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

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特許

NI製品を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 (ヘルプ→特許)、メディアに含まれているpatents.txtファイル、又はni.com/legal/patents/jaからアクセスできる「ナショナルインスツルメンツ特許情報」のうち、該当するリソースから参照してください。

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