NI-XNET 15.0 Readme

2015年8月版


ni.com/xnet

このファイルには、Windows 8/7/Vista/XPおよびLabVIEW&#8482 Real-Time（RT）用のNI-XNETソフトウェアについての情報が記載されています。このファイルに含まれる情報は、以下の項目に分かれています。


ドキュメント

NI-XNETインストールメディアに含まれている『XNET Software and Hardware Installation Guide』（英語）には、ナショナルインスツルメンツのハードウェアの取り付けとソフトウェアのインストール手順が記載されています。


『NI-XNET Hardware and Software Manual』（英語）はNI XNET製品の主要ドキュメントです。このマニュアルには、CAN、FlexRay、およびLINの紹介、ハードウェアの仕様、アプリケーション開発の開始方法に関する情報、すべてのNI-XNET関数の全般的なリファレンスが記載されています。


『NI-XNET Hardware and Software Manual』はAdobe AcrobatのPDF（Portable Document Format）形式で提供されています。Acrobat Readerは無償でwww.adobe.co.jpからダウンロードできます。


スタート→すべてのプログラム→National Instruments→NI-XNET→NI-XNET Documentationからドキュメントを開いてください。


ナショナルインスツルメンツのLabVIEWおよびLabWindows™/CVI™開発環境では、各NI-XNET関数のオンラインヘルプから『NI-XNET Hardware and Software Manual』のリンクにアクセスできます。


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NI-XNET 15.0をインストールする

NI-XNETソフトウェアをインストールするには、Administratorまたは管理者権限を持つユーザとしてログオンする必要があります。NI-XNETソフトウェアのセットアッププログラムはシステムの構成レジストリを変更するため、管理者権限を必要とします。NI-XNETソフトウェアをインストールするには、以下の手順に従ってください。


  1. CD-ROMドライブにNI-XNET Software for WindowsのCDを挿入します。CD-ROMドライブでデータCDが自動的に再生され、インストーラが起動します。インストーラが自動的に起動しない場合は、Windowsエクスプローラを使用してCDを開き、NI-XNET Software for Windows CDからautorun.exeファイルを起動してください。
  2. インストールウィザードに、NI-XNETソフトウェアのインストールに必要な手順が指示されます。戻るボタンをクリックすると、戻って値を変更することができます。キャンセルをクリックすると、セットアップを終了することができます。
  3. インストールが終了したら、終了をクリックしてください。

NI-XNETの更新および通知

ナショナルインスツルメンツからの重要な更新やセキュリティに関するお知らせは、ni.comに記載されます。詳細はni.com/jp/infoでInfo CodeにUpdates_jpと入力してください。


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サポートされているプラットフォーム

サポートされているオペレーティングシステム

このバージョンのNI-XNETソフトウェアは、以下のオペレーティングシステム上でのみインストールして実行することができます。


  • Windows 8.0/8.1（32ビットまたは64ビット）
  • Windows 7（32ビットまたは64ビット）
  • Windows Vista Businessエディション、Service Pack (SP) 1以上（32ビットおよび64ビット）
  • Windows XP（32ビット）SP3以降
  • Windows Server 2003 R2、SP2以降（32ビット）
  • Windows Server 2008 R2、SP1以上（64ビット、サーバコアロールではサポートされていません）
  • Windows Server 2012 R2（64ビット）

NI-XNETインストーラはWindows NT/Me/2000/98/95、およびR2以外のWindows Serverをサポートしません。


メモ  Windows Server 2003 R2のサポートには、物理アドレス拡張（PAE）を無効にする必要があります。これにより、Windows Server 2003が受ける影響および必要な対策については、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「jpfrqn」と入力してください。


NI-XNETは、Windows 7/Vista/XPでのゲストアカウントをサポートしません。これらのOSでNI-XNETを使用するには、管理者またはユーザアカウントにログインする必要があります。


注意  Microsoft Windowsの以前のバージョンからMicrosoft Windows Vistaにアップグレードする予定がある場合、アップグレードを実行する前にNational Instrumentsソフトウェアをアンインストールする必要があります。アップグレードが完了したら、National Instrumentsソフトウェアを再インストールすることができます。

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サポートされているハードウェア

このバージョンのNI-XNETソフトウェアでは、WindowsおよびLabVIEW RT環境で以下のナショナルインスツルメンツ製ハードウェアがサポートされています。


  • NI PCI-8511（低速/耐障害CAN）
  • NI PCI-8512（高速CAN）
  • NI PCI-8513（ソフトウェアで選択可能なHS/LS/SW CAN）
  • NI PCI-8516（LIN）
  • NI PCI-8517（FlexRay）
  • NI PXI-8511（低速/耐障害CAN）
  • NI PXI-8512（高速CAN）
  • NI PXI-8513（ソフトウェアで選択可能なHS/LS/SW CAN）
  • NI PXI-8516（LIN）
  • NI PXI-8517（FlexRay）
  • Cシリーズモジュール:
    • NI 9861（Cシリーズ低速CAN）
    • NI 9862（Cシリーズ高速CAN）
    • NI 9866（CシリーズLIN）
    • NI 9860（CシリーズXNET）

      XNET Cシリーズモジュールをサポートするプラットフォーム:
      • CompactDAQ - NI-DAQmx 9.6以降が必要です。
        • USBシャーシ: NI cDAQ-9171、NI cDAQ-9174、およびNI cDAQ-9178
        • イーサネットシャーシ: NI cDAQ-9181、NI cDAQ-9184、およびNI cDAQ-9188
        • ワイヤレスシャーシ: NI cDAQ-9191
        • cDAQコントローラ: NI cDAQ-9138（WindowsおよびRT）、NI cDAQ-9139（WindowsおよびRT）
      • CompactDAQ - NI-DAQmx 14.0以降が必要です。
        • cDAQコントローラ: NI cDAQ-9134（Windows）
      • CompactDAQ - NI-DAQmx 14.1以降が必要です。
        • cDAQコントローラ: NI cDAQ-9134（RT）
      • CompactDAQ - NI-DAQmx 14.5以降が必要です。
        • cDAQコントローラ: NI cDAQ-9135
      • CompactRIO - 以下のターゲットでは、NI Compact RIO 15.0以降およびLabVIEW 2012 SP1以降が必要です。
        • Real-Timeコントローラ: NI cRIO-9012、NI cRIO-9014、NI cRIO-9022、NI cRIO-9023、NI cRIO-9024、およびNI cRIO-9025
        • CompactRIO再構成可能シャーシ: NI cRIO-9111、NI cRIO-9112、NI cRIO-9113、NI cRIO-9114、NI cRIO-9116、およびNI cRIO-9118
        • プロジェクトでNI 986xモジュールを使用してビットストリームをビルドおよびデプロイするには、LabVIEW FPGA 2012 SP1以降が必要です。
        • 統合型CompactRIO Real-Timeコントローラ: NI cRIO-9081、NI cRIO-9082、およびNI cRIO-903x
        • プロジェクトでNI 986xモジュールを使用してビットストリームをビルドおよびデプロイするには、LabVIEW FPGA 2012以降が必要です。
      • CompactRIO - 以下のターゲットでは、NI Compact RIO 15.0以降およびLabVIEW 2013以降が必要です。
        • 統合型CompactRIO Real-Timeコントローラ: NI cRIO-906x
        • プロジェクトでNI 986xモジュールを使用してビットストリームをビルドおよびデプロイするには、LabVIEW FPGA 2013以降が必要です。
      • CompactRIO - 以下のターゲットでは、NI Compact RIO 15.0以降およびLabVIEW 2015以降が必要です。
        • Single-Board RIO: NI sbRIO-9627、NI sbRIO-9607
        • プロジェクトでNI 986xモジュールを使用してビットストリームをビルドおよびデプロイするには、LabVIEW FPGA 2015以降が必要です。

NI-XNETソフトウェアはナショナルインスツルメンツのCAN、FlexRay、およびLINハードウェア製品のみをサポートします。他社のCAN製品に関するソフトウェアの詳細については、該当製品に添付されているドキュメントを参照してください。


サポートする開発環境

このバージョンのNI-XNETソフトウェアは、以下の開発環境をサポートしています。


  • LabVIEW 2012、2013、2014、および2015
  • LabVIEW Real-Time (RT) 2012、2013、2014、および2015
  • LabWindows/CVI 8.5以降
  • Microsoft Visual C/C++ 6.0

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NI-XNET 15.0の新機能およびNI-XNET 14.5からの変更点

NI-XNET 15.0では、以下の機能が追加されました。


  • LabVIEW 2015サポートが追加されました。
  • SAE J1939アプリケーションプロトコルのサポートが追加されました。
  • 周期的/イベントフレームタイミングタイプのサポートが追加されました。
  • SAE J1939データベースプロパティのサポートが追加されました。従来どおりの動作を維持するには、エイリアスでアプリケーションプロトコルを無視するように設定します。

NI-XNET 15.0では、以下の機能が変更されました。


  • LabVIEW 2011のサポートが削除されました。

NI-XNET 14.5の新機能およびNI-XNET 14.1からの変更点

NI-XNET 14.5では、以下の機能が追加されました。


  • NI cDAQ-9135 cDAQコントローラのサポートが追加されました。
  • NI cRIO-903x cRIOコントローラのサポートが追加されました。
  • DBCエクスポートのサポートが追加されました。
  • Real-Timeターゲット上における複数のクライアントによるバスモニタの使用のサポートが追加されました。

NI-XNET 14.1の新機能およびNI-XNET 14.0からの変更点

NI-XNET 14.1では、以下の機能が追加されました。


  • NI cDAQ-9134 cDAQコントローラ（RT）のサポートが追加されました。

NI-XNET 14.0の新機能およびNI-XNET 1.8からの変更点

NI-XNET 14.0では、以下の機能が追加されました。


  • LabVIEW 2014サポートが追加されました。
  • LabVIEW（64ビット）のサポートが追加されました。
  • NI cDAQ-9134 cDAQコントローラ（Windows）のサポートが追加されました。
  • CAN FDプロトコルのサポートが追加されました。
  • 同じポートでの複数の入力/出力ストリーミングのサポートが追加されました。
  • データベース統合のサポートが追加されました。
  • LIN出力ストリーミングの即時モードと再生モードのサポートが追加されました。
  • LINチェックサム破損のサポートが追加されました。
  • LDFエクスポートのサポートが追加されました。
  • Real-Timeターゲット上のバスモニタのサポートが追加されました。

NI-XNET 14.0では、以下の機能が変更されました。


  • LabVIEW 2010のサポートが削除されました。

NI-XNET 1.8の新機能およびNI-XNET 1.7からの変更点

NI-XNET 1.8では、以下の機能が追加されました。


  • LabVIEW 2013（32ビット）のサポートが追加されました。
  • NI cRIO-906x統合型CompactRIO Real-Timeコントローラのサポートを追加しました。

NI-XNET 1.8では、CompactRIOとともに使用されるCシリーズモジュールに以下の機能が追加されました。


  • ストリーム入力セッションにおけるトリガ発生のログを有効化しました。
  • ストリーム入力セッションにおけるCANおよびLINバスエラー発生のログを有効化しました。
  • XNET CANインタフェースで使用可能なフレーム数が192フレームから最大500フレームになりました。
  • XNET LINインタフェースで使用可能なフレーム数が32フレームから最大96フレームになりました。
  • 重複CAN出力オブジェクトのサポートを追加しました。
  • 障害注入の目的に対して、最小LINブレーク時間で設定可能なビット数が10ビットになりました。
  • ノード構成（自由形式のみ）を含むLIN診断のサポートを追加しました。

NI-XNET 1.8では、以下の機能が変更されました。


  • LabVIEW 2009のサポートが削除されました。
  • CompactRIOのCシリーズサポート: FPGAビットストリームをデプロイした後でのXNET Cシリーズモジュールの検出にかかる時間が増加しました。

NI-XNET 1.7の新機能およびNI-XNET 1.6からの変更点

NI-XNET 1.7では、PCI/PXI XNETインタフェースおよびCompactDAQと併用するCシリーズモジュールに対して以下の機能が追加されました。


  • NI-XNET用NI-CAN対応ライブラリに対するCompactDAQシャーシ内のNI 9861およびNI 9862 Cシリーズモジュールのサポートが追加されました。
    NI-XNET用NI-CAN対応ライブラリを使用すると、これらのCシリーズモジュールはNI MAXでNI-CANデバイスの下にPCI-8511およびPCI-8512として表示されます。
  • PCI/PXI Real-Timeターゲットに対するUSB CompactDAQシャーシ内のXNET Cシリーズモジュールのサポートを追加しました。
  • ストリーム入力セッションにおけるトリガ発生のログを有効化しました。
  • ストリーム入力セッションにおけるCANおよびLINバスエラー発生のログを有効化しました。
  • XNET CANインタフェースで使用可能なフレーム数が192フレームから最大500フレームになりました。
  • XNET LINインタフェースで使用可能なフレーム数が32フレームから最大96フレームになりました。
  • 重複CAN出力オブジェクトのサポートを追加しました。
  • 障害注入の目的に対して、最小LINブレーク時間で設定可能なビット数が10ビットになりました。
  • ノード構成（自由形式のみ）を含むLIN診断のサポートを追加しました。

NI-XNET 1.7では、すべてのXNETインタフェースで以下の機能が追加されました。


  • NI-XNETデータベースエディタにより、複数エントリを同時に編集するために複数選択することができます。
  • NI-XNETバスモニタでCANおよびLINインタフェースに対して追加のフレーム統計が表示されます。
  • NI-XNETバスモニタでCANエラーフレームが表示されます。
  • NI-XNETバスモニタでデータ受信ですでに使用されているポート上のフレームが送信できます。
  • リモートターゲットに対するデータベースデプロイメントのパフォーマンスが向上しました。

NI-XNET用NI-CAN対応ライブラリのアップデート

チャンネルAPI（LabVIEW）に対する変更:


  • CAN Get Property.vi: インタフェースシリーズ2コンパレータ、インタフェースシリーズ2マスク、およびインタフェースシリーズ2フィルタモードの各プロパティがサポートされました。

フレームAPI（LabVIEW）に対する変更:


  • ncConfigCANNet.viおよびncConfigCANNetRTSI.vi: 標準コンパレータ、拡張コンパレータ、標準マスク、および拡張マスクの各属性がサポートされました。
  • ncGetAttr.vi: 送信モード、シリーズ2コンパレータ、シリーズ2マスク、およびシリーズ2フィルタモードの各属性がサポートされました。
  • ncReadNet.viおよびncReadObj.vi: CanWarnOldData警告がサポートされました。

チャンネルAPI（ANSI C）に対する変更:


  • nctGetProperty関数: nctPropIntfSeries2Comp、nctPropIntfSeries2Mask、および nctPropIntfSeries2FilterModeの各パラメータがサポートされました。

フレームAPI（ANSI C）に対する変更:


  • ncConfig関数（ネットワークインタフェースオブジェクト使用）: NC_ATTR_COMP_STD、NC_ATTR_COMP_XTD、NC_ATTR_MASK_STD、NC_ATTR_MASK_XTD、NC_ATTR_TRANSMIT_MODE、NC_ATTR_SERIES2_COMP、NC_ATTR_SERIES2_MASK、および NC_ATTR_SERIES2_FILTER_MODEの各属性がサポートされました。
  • ncGetAttribute関数（ネットワークインタフェースオブジェクト使用）: NC_ATTR_TRANSMIT_MODE、NC_ATTR_SERIES2_COMP、NC_ATTR_SERIES2_MASK、およびNC_ATTR_SERIES2_FILTER_MODEの各属性がサポートされました。
  • ncSetAttribute関数: NC_ATTR_TIMESTAMP_FORMAT » NC_TIME_FORMAT_RELATIVE属性がサポートされました。
  • ncRead関数: CanWarnOldDataステータスがサポートされました。

NI-XNET 1.6の新機能およびNI-XNET 1.5.1からの変更点

NI-XNET 1.6では、以下の機能が追加されました。


  • NI cDAQ-9138およびNI cDAQ-9139 NI cDAQコントローラのサポートが追加されました（WindowsおよびRT）。
  • 新機能: FlexRayの制限を1フレームにつき8 PDUから16 PDUに引き上げられました。

NI-XNET 1.6では、以下の機能が変更されました。


  • XNET CシリーズをCompact DAQと併用する場合、最低限必要なバージョンはNI-DAQmx 9.6です。
  • XNET Database Open.viおよびXNET String to IO Name.viの各VIを廃止。これは、これらがLabVIEW 8.5.xおよび8.6.xでのみ必要だったためです。

NI-XNET 1.5.1の新機能およびNI-XNET 1.5からの変更点

NI-XNET 1.5.1では、以下の機能が追加されました。


  • LabVIEW 2012（32ビット）のサポートが追加されました。

NI-XNET 1.5.1では、以下の機能が変更されました。


  • LabVIEW 8.6のサポートが削除されました。
  • Windows XPのService Pack 3以前のサポートが削除されました。

NI-XNET 1.5の新機能およびNI-XNET 1.4からの変更点

NI-XNET 1.5では、以下の機能が追加されました。


  • 新機能: FlexRay Wakeupの手順のサポートを追加しました。
  • 新機能: FlexRay Symbol Windowの手順のサポートを追加しました。
  • 新機能: FIBEXデータベース（インポートおよびエクスポート）でのLINクラスタのサポートを追加しました。
  • 新機能: XNETデータベースエディタでのLINクラスタのサポートを追加しました。
  • 新機能: セッション専用モードでのNI-XNET開始/停止のブロッキング動作のサポートを追加しました。
  • 新機能: セッションの開始/停止状態を取得するためのサポートを追加しました。XNET Read (State Session Info).viまたはnxReadState»nxState_SessionInfoを参照してください。
  • 新機能: NI-XNETバスモニタで受信フレームの信号値が表示できます。
  • 新機能: 16ビットマルチプレクサのサポートを追加しました。
  • 新機能: FIBEX 4.0データベースファイルのインポートのサポートを追加しました。

NI-XNET 1.5では、以下の機能が変更されました。


  • NI-CAN用NI-XNET互換性ライブラリ: MAXでNI-CANハードウェアはNI-CANデバイスカテゴリに表示されます。
  • フレームのペイロード長がデータベース内で構成されたペイロード長よりも短い場合でも、CANフレームセッションでフレームを転送することができます。

NI-XNET 1.4の新機能およびNI-XNET 1.3.1からの変更点

NI-XNET 1.4では、以下の機能が追加されました。


  • 新機能: 新しいXNET CシリーズモジュールNI 9861およびNI 9866のサポートを追加しました。
  • 新機能: ロギングサンプルにTDMSログファイル形式を追加しました。
  • 新機能: NI cDAQ-9171、NI cDAQ-9181、NI cDAQ-9191シャーシのサポート。
  • 新機能: 対応するインタフェースがすでに通信中でもCANおよびLINセッションを作成できるようになりました。
  • 新機能: XNET CANインタフェースで使用可能なフレーム数が128フレームから最大192フレームになりました。
  • 新機能: NI-XNET用NI-CAN対応ライブラリに対するシリーズ1/シリーズ2 CANフィルタのサポートを追加しました。
  • 新機能: NI-XNET用NI-CAN対応ライブラリに対するタイムスタンプ転送モードのサポートを追加しました。

NI-XNET 1.4では、以下の機能が変更されました。


  • XNET CシリーズモジュールをCompactDAQと併用した場合の一般的なパフォーマンス向上。
  • C APIプロパティnxPropSession_IntfRefがnixnet.hヘッダファイルから削除されました。このプロパティはC APIのヘルプに記述がなく、LabVIEWプロパティノードにもリストされていませんでした。

NI-XNET 1.3.1の新機能およびNI-XNET 1.3からの変更点

NI-XNET 1.3.1では、以下の機能が追加されました。


  • 新機能: LabVIEW 2011（32ビット）のサポート。

NI-XNET 1.3.1では、以下の機能が変更されました。


  • 廃止された機能: LabVIEW 8.5および8.5.1のサポート。

NI-XNET 1.3の新機能およびNI-XNET 1.1.1からの変更点

NI-XNET 1.3では、以下の機能が追加されました。


  • 新機能: NI 9862 Cシリーズモジュールのサポート。
  • 新機能: FIBEX 3.0データベースファイルのサポート。
  • 新機能: PDUのサポート（FlexRayのみ）。
  • 新機能: フレーム/信号の変換（XNETConvert.viまたはnxConvertFramesToSignalsSinglePoint()およびnxConvertSignalsToFramesSinglePoint()関数を参照してください）。
  • 新機能: CAN XSハードウェア（NI PCI-8513およびPXI-8513）用の外部トランシーバサポート。
  • 新機能: NI-SpyはNI-XNET LabVIEW VIからの呼び出しのロギングをサポートします。
  • 新機能: .dbcファイルからカスタム属性を読み取る（XNETDatabaseGetDBCAttribute.viまたはnxConvertFramesToSignalsSinglePointおよびnxConvertSignalsToFramesSinglePoint関数を参照してください）。
  • 新機能: NI-XNETデータベースエディタのTx/Rxフレームダイアログリストボックスでマルチ選択、ドラッグアンドドロップが可能になりました。
  • 新機能: 単一のインタフェース上で複数のデータベースを使用可能（個別のセッションを使用します）。

NI-XNET 1.3では、以下の動作が変更されました。


  • 変更点: データベースエクスポートファイル形式がFIBEX 2.0.1から3.1に変更されました。

NI-XNET 1.1.1の新機能およびNI-XNET 1.1からの変更点

NI-XNET 1.1.1では、以下の機能が追加されました。


  • 新機能: LabVIEW 2010（32ビット）のサポート。

NI-XNET 1.1の新機能およびNI-XNET 1.0からの変更点

NI-XNET 1.1では、以下の機能が追加されました。


  • 新機能: PCI-8516およびPXI-8516のサポート（LINバスインタフェース）。
  • 新機能: Replayモード（CANのみ。Interface:OutputStreamTiming、Interface:OutputStreamList、Interface:CAN:OutputStreamListByIDプロパティを参照してください。）
  • 新機能: 周期的フレームの間隔（CANのみ。Frame:CAN:Start Time Offsetプロパティを参照してください。）
  • 新機能: フレームレベルの障害挿入（CANのみ。実行時に周期を変更します。Frame:CAN:Transmit Timeプロパティを参照してください。CANのみ: 周期的フレームのN回の送信回数をスキップします。Frame:Skip N Cyclic Framesプロパティを参照してください。）
  • 新機能: フレームの順序変更（CANのみ。Interface:CAN:Pending Transmit Orderプロパティを参照してください。）
  • 新機能: デスクトップPCリアルタイムシステムでのLabVIEW Real-Timeのサポート。

NI-XNET 1.1では、以下の動作が変更されました。


  • NI-XNET 1.0では、あるNI-XNETクラスを異なるNI-XNETクラスに接続する（たとえば、NI-XNETフレームをNI-XNET信号のプロパティノードに配線する）ことができました。NI-XNET 1.0でのこのクラスの不一致は通常、実行時のみに検出されました。LabVIEW 2009では、NI-XNET 1.1は編集時にこれを不良ワイヤとして表示します。

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既知の問題

以下の項目は、NI-XNET 15.0における問題のIDおよびタイトルです。バグIDを把握している場合、このリリースでは対処されていない既知の問題をリストから検索して確認することができます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンにおける既知の問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID問題
529562 The Transmit Echo property is not supported in J1939 sessions.
523962 Frequent single point output frames may not be transmitted on the bus when the debounce time property is used.
511781 Changing transceiver cable during operation may cause unexpected results.

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バグの修正

以下は、NI-XNET 14.5からNI-XNET 15.0の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
516451 Issues using Add/Remove Signals dialog in the NI-XNET Bus Monitor.

以下は、NI-XNET 14.0からNI-XNET 14.5の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
340351 Using signals in the NI-XNET Bus Monitor prevents the subordinate mode. Furthermore, you cannot use those signals in your applications that the Bus Monitor is already using.
405281 Using database object names that differ only by case in LabVIEW 2012 can cause a problem. You can resolve this issue only by moving to a different LabVIEW version.
491096 LabVIEW memory corruption occurs when using invalid references for XY Read.
496726 LabVIEW crashes when attempting to store a CAN frame in a LabVIEW queue.
294267 Unable to link examples for 64-bit due to a missing nixnet.lib.

以下は、NI-XNET 1.8からNI-XNET 14.0の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
472485 XNET Clear hangs when writing blank frame data.
405944 Read Signal Waveform may return invalid data.
331644 On Compact DAQ systems, the cyclic output rate is not synchronized with the timestamp counter. This can cause output cyclic messages to transmit at a rate that may drift from the input timestamp rate.

以下は、NI-XNET 1.7からNI-XNET 1.8の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
412046 When using set property for LINDiagP2min with the interface set as master you will receive an invalid property value error.
412047 When using get property of LINDiagP2min with the interface set as master an Invalid Property error was not being returned.

以下は、NI-XNET 1.6からNI-XNET 1.7の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
341928 You cannot import diagnostic frames from LDF files (MasterReq/SlaveResp). That includes schedule tables that contain diagnostic frames.
377696 Bus Monitor logs to TDMS files with channel and group names different than NI-XNET examples.
376526 Database editor removes non-XNET data from FIBEX files without warning.
376366 FlexRay Frame Write does not work with payloads > 240 bytes.
372525, 372522 LabVIEW may crash when exiting after running NI-XNET application.
371891 Cannot transmit a frame with 0-length payload just by using a Trigger Signal.
367632 The database property ShowInvalidFromOpen? sometimes shows invalid properties when set to false.
367186 FlexRay frames in the dynamic segment do not support variable sized frames for Frame Input sessions.
365824 FlexRay databases with a frame configured for a different channel in separate slots do not behave correctly.
362589 Having an XNET port selected in MAX causes plug-and-play for NI-XNET Compact DAQ modules to fail.
353541 The example, Remote Transceiver Wakeup.vi, has an incorrectly numbered case statement.
349441 LIN examples do not enable termination when running as a LIN master.
345565 The NI-XNET Database Editor does not import GenMsgSendType attributes of .dbc files
342255 FlexRay frames in the dynamic segment do not support variable sized frames for Frame Output sessions.
310744 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: Redeploying a MAX database to a Pharlap target requires a restart for the NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN to recognize the changes.
172536 Conversion sessions do not work with FlexRay frames using in-cycle repetition.

以下は、NI-XNET 1.5.1からNI-XNET 1.6の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
347556 Reading a FlexRay frame with a size that is not a multiple of 24 bytes causes error 0xBFF63090.
354304 FlexRay PDUs linked to more than 8 frames are not supported.
364015 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: Stack corruption when calling ncRead() on a CAN object without any enqueued data.
344769 TDMS logfile examples may cause an unexpected error in LabVIEW 2012 when displaying all frames from the logfile.
365898 FlexRay PDU Input Single Point example VI has no defaults.
338758 LabVIEW crashes when building a Real-Time executable containing NI-XNET sessions.

以下は、NI-XNET 1.5からNI-XNET 1.5.1の間に修正された問題（バグ）のIDとタイトルです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
353852 XNET port wakes up on session start even if no wakeup is on the bus when using single channel FlexRay.
354314 A flush right after a FlexRay Frame Input Queued session is created causes error 0xBFF63001.
345678 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: Calling nctInitialize() or the CAN Initialize VI with an interface number of –1 causes error 0xBFF63015.

以下は、NI-XNET 1.4からNI-XNET 1.5の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
312408 Using the same trigger signal multiple times within a single session did not work as described.
339763 Display of FlexRay frames from log files does not work properly.
333628 Revisions C and D of the NI PCI-8513 could enter the bus off state after a cold reboot of the host computer.
328817 Crash on certain PCI Express systems.
319291 Crash in the NI-XNET Database Editor when trying to convert an NCD file into FIBEX.
343178 Crash while using FIBEX database.
332120 Unable to import SAE-J2602 databases.
319616 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: Error –52000 reported when using frame and channel API on LabVIEW Real-Time targets.
318120 LabVIEW Get DBC Attribute.vi did not use correct enumeration for mode.
316735 Timeout error reported when using a baud rate of 2.5 Mbps on FlexRay.
315556 A negative "number to read" value does not cause the waveform session to return the maximum number of samples.
315555 Running the NI-XNET Bus Monitor in subordinate mode prevents other sessions from being run.

以下は、NI-XNET 1.3.1からNI-XNET 1.4の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
308704 LabVIEW could crash with a "Pure virtual function call invoked" error when using Timebase signal on CompactDAQ.
305079 The Synchronize TimedLoop to FlexRay Macro Tick LabVIEW example could cause LabVIEW Real-Time to crash under certain timing conditions.
299236 The NI-XNET Bus Monitor reported an internal error when attempting to transmit a frame without reading from the network yet.
308335, 310235 Improved behaviour of scaling for LIN signals.
307968 The C API nxReadSignalWaveform() function returned an incorrect value for the NumberOfValuesReturned parameter when no data was available.
307799 Improved behaviour of scaling with invalid number of coefficients for FIBEX files.
305512 The NI-XNET Database Editor does not show all PDUs correctly when reimporting larger FIBEX files.

以下は、NI-XNET 1.3からNI-XNET 1.3.1の間に修正された問題（バグ）のIDとタイトルです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
299336 The FlexRay Frame Output Queued and the Convert FlexRay Frames to-from Signals examples returned error 0xBFF6309F (-1074384737).

以下は、NI-XNET 1.1からNI-XNET 1.3の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
287495 NI-XNET database editor: When trying to enter a value for default value with more then 7 digits, the editor coerces the value and creates the coerced value in the FIBEX file.
281193 Cannot integrate if using FlexRay In Cycle Repeated Frames with 254 bytes.
280120 CAN remote frames are not transmitted when using single-point sessions.
256773 The cycle value returned from XNET Read (State FlexRay Cycle Macrotick).vi is not accurate.
255818 NI-XNET database editor: Deleting an ECU from an imported FIXED database does not delete the ECU from the FIBEX file.
254192 Selecting NI-XNET signals through constant or strings throws an error at session creation time.
250196 LabVIEW Project Assistant: Importing XNET Sessions does not import the session, if identical message- and channel-names exist.
240132 A LIN Slave Stream Input session requires defining a schedule, although it should not need to.
237697 NI-XNET database editor: FlexRay signals are not shown from imported FIBEX files.
234865 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: .ncd or .dbc files cannot be used by NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN on LabVIEW Real-Time targets.
228013 You can experience high processor load when using a waveform input session with many signals.
224423 NI-XNET does not read default and error values correctly from .dbc files.
222491 NI-XNET does not read the signal name for a multiplexer correctly from .dbc files.
214704 Collision Resolving Schedules were not always executed as highest priority schedule.
211958 Error –1074384742/0xBFF6309A is generated when trying to use different clusters on the same interface.
211634 LabVIEW Project Assistant: Under certain circumstances, you cannot select LIN interfaces on the Hardware Selection page.
206976 Querying the cluster for a receive frame returns an error if there is an ECU and a frame using the same name.
200103 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: You cannot change the frame timing type of CAN frames once the database is in use.

以下は、NI-XNET 1.0からNI-XNET 1.1の間に修正された問題（バグ）のタイトルとIDです。バグIDが分っている場合は、この一覧で修正状況を確認できます。このリストは、NI-XNETの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。


バグID修正された問題
195809 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: ncConfig/ncOpenObject/ncCloseObject functions leak memory and handles.
194073 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: Notifications cannot be rearmed without disabling them first.
192007 Read timestamp function may return a timestamp that is off by about 7 minutes.
181246 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: The nctInitialize function and the CAN Init VI do not use the baud rate of a currently running interface.
180542 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: ncConfig called with same parameters on open of CAN objects returns an error.
193647 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: Added code to avoid hanging ncCreateNotification() when attempting to disarm a pending notification.
206461 NI-XNET Compatibility Library for NI-CAN: Added code to avoid hanging ncCreateNotification() when attempting to close an object with a pending notification.
186551 Losing arbitration while in Single Shot Transmit mode may cause a session to stop sending frames.

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プログラミングに関するその他のトピック

NI-CANとの互換性

NI-XNET PCI/PXIハードウェアとNI-CAN APIを併用する場合、『NI-CAN Hardware and Software Manual』（英語）の付録「NI-XNET Compatibility for NI-CAN」を参照してください。


LabVIEW Real-Timeターゲット上にデプロイされたデータベース

LabVIEW Real-Timeターゲット上でNI-XNETソフトウェアをアップグレードする場合、ターゲットと同じバージョンのNI-XNETを実行するホストコンピュータを使用して、データベースファイルをそのターゲットに再デプロイする必要があります。


デバイス通信中にCompactRIOターゲットにCシリーズモジュールを取り付ける/取り外すことはサポートされていません。

NI 986xモジュールと通信中のcRIOシャーシにモジュールを取り付ける/取り外すと、アプリケーションの失敗やデバイスを破損する可能性があります。


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NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。ただし、2012年8月リリース（NIインストーラのバージョン 3.1以降を使用した製品）以降は、NIソフトウェアのサイレントインストール時またはその前に追加ステップを実行する必要がある場合があります。


インストールしようとしているNI製品にMicrosoft .NET 4.0が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールが始まる前にマシンの再起動が必要になる場合があります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0をインストールしてください。


NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xと使用する

ナショナルインスツルメンツのソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xにインストールすると、NI LabVIEW、Measurement & Automation Explorer（NI MAX）、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。


NI 起動ツールを使用する

NI 起動ツールは、インストールされているNI製品の検索および起動に使用します。前バージョンのMicrosoft Windowsにあるスタートメニューと似た方法でNI製品の検索が可能です。NI 起動ツールを使用するには、アプリ画面にあるNI 起動ツールタイルをクリックします。NI 起動ツールがデスクトップを開き、NI製品の一覧を含むメニューが表示されます。起動するNI製品をクリックします。


メモ  NI MAXは、Microsoft Windows 8.xにインストールした場合、デスクトップのショートカットに表示されません。NI MAXはアプリ画面またはNI 起動ツールから開くことができます。


頻繁に使用するアプリケーションをピン留めする

MAXなど特に頻繁に使用するNIアプリケーションをスタート画面またはデスクトップのタスクバーに便利にピン留めできます。


現在のアプリケーションアイコンの場所ピン留めするための操作
Windows 8.xデスクトップデスクトップタスクバーアプリケーションを右クリックしてタスクバーにピン留めするを選択
Windows 8.xデスクトップ スタート画面アプリケーションを右クリックしてスタートにピン留めを選択
Windows 8.xスタート画面デスクトップタスクバーアプリケーションを右クリックして画面の下にあるメニューバーからタスクバーにピン留めするを選択

すべてのプログラムを検索する

スタート画面からドキュメントファイルなどの特定なアプリケーションまたはそれに関連するファイルを検索したい場合、アプリ画面からすべてのインストール済みファイルにアクセスできます。アプリ画面を開くには、スタート画面の何もない場所を右クリックしてすべてのアプリ（Windows 8.0）を選択するか、画面の左下にある下矢印（Windows 8.1）をクリックします。


NIによるWindows 8.xのサポートについては、ni.com/windows8を参照してください。


NI-XNETのMicrosoft Windows Vista、Windows XP、およびWindows Server 2003サポートは2016年に終了します

NI-XNETのMicrosoft Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003サポートは、2016年7月1日に終了します。2016年7月1日以降に出荷されるNI-XNETのバージョンは、Windows Vista、Windows XP、またはWindows Server 2003にインストールしたり、その上で実行させることはできません。NIアプリケーションソフトウェアの製品ライフサイクルの詳細については、ni.com/jp/infoで以下のInfo Codeを入力してください。


製品 Info Code
LabVIEWlifecyclejp
LabWindows™/CVI™cvi_lifecycle_jp
Measurement Studiomstudiolifecyclejp
TestStandtslcpjp
DIAdemddlcpjp
SignalExpressselcpjp
VeriStandnivslifecyclejp

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