SignalExpress 2015 Readme

2015年6月


このファイルには、システム要件、インストール手順、既知の問題など、SignalExpress 2015に関する重要な情報が記載されています。


使用を開始する手順については、SignalExpressでヘルプ→スタートアップガイド→SignalExpressスタートアップガイドを選択して、『SignalExpressスタートアップガイド』を参照してください。『SignalExpressスタートアップガイド』を開くには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerの最新バージョンをダウンロードするには、アドビシステムズ社のウェブサイト(www.adobe.com/jp/)にアクセスしてください。


概要

システム要件

アプリケーションソフトウェアのサポート

ドライバソフトウェアとの互換性

インストール手順

LabVIEW 2015プラットフォームメディアからインストールする

SignalExpress 2015インストールメディアからインストールする

NIソフトウェアパッケージまたはNI製品バンドルからインストールする

SignalExpressでハードウェアを使用する

製品のセキュリティおよび重要な更新

SignalExpressをアクティブ化する

SignalExpress正規版

SignalExpress Limited Edition

コード生成に関する互換性

既知の問題

ヘルプにアクセスする

サンプルを検索する

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xと使用する

NIソフトウェアでのMicrosoft Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003のサポート

法的情報


概要

SignalExpressは、データ集録デバイス/計測器からデータを集録して、その解析、ログ、表示を対話的に行える測定プログラムです。プログラミング作業は必要ありません。コンピュータに接続されたハードウェアデバイスからの信号を集録して解析し、結果として得られた信号をハードウェアへ送信できます。


システム要件

SignalExpressのシステム要件は、以下のとおりです。


  • Pentium 4または同等のプロセッサ
  • 最低2 GBの空きディスク容量
  • 1 GBのRAM
  • 以下のオペレーティングシステムのうちの1つ:
    • Windows 8.0/8.1(32ビットまたは64ビット)
    • Windows 7(32ビットまたは64ビット)
    • Windows Vista(32ビットまたは64ビット)
    • Windows XP SP3(32ビット)
    • Windows Server 2003 R2(32ビット)
    • Windows Server 2008 R2(64ビット)
    • Windows Server 2012 R2(64ビット)

    メモ


    • SignalExpressは、上記リストのすべてのオペレーティングシステムで32ビットアプリケーションとして実行されます。
    • Windows Server 2003 R2をサポートするには、物理アドレス拡張(PAE)を無効にする必要がある場合があります。PAEを無効にした場合のWindows Server 2003への影響や実行が必要となる可能性のある処置については、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトを参照してください。
    • SignalExpressは、Windows 2000/NT/Me/98/95、Windows XP(64ビット)、またはWindows Server R2以外のエディションをサポートしていません。

アプリケーションソフトウェアのサポート

以下の表には、SignalExpressでサポートされているアプリケーションソフトウェア(サービスパックを含む)のバージョンがリストされています。


アプリケーションソフトウェアSignalExpressでサポートされているバージョン
LabVIEW 2012(32ビット)、2013(32ビット)、2014(32ビット)、2015(32ビット)

ドライバソフトウェアとの互換性

SignalExpressは、以下のドライバソフトウェア製品と互換性があります。


  • NI-DAQmx 9.5.5以降
  • NI-SCOPE 2.7以降
  • NI-FGEN 2.2以降
  • NI-DMM 2.4.1以降
  • NI-HSDIO 1.3.1以降
  • NI-HWS 1.3.1以降
  • NI-DCPower 1.0以降
  • IVI Compliance Package 14.0以降

SignalExpressをインストールするとNI Measurement Studioネットワーク変数もインストールされるため、Windowsフォームでランタイム用NET Global Assembly Cacheがサポートされます。


インストール手順

LabVIEW 2015プラットフォームメディアからインストールする

LabVIEW 2015を購入された場合は、SignalExpressを含むすべてのLabVIEW製品をLabVIEW 2015プラットフォームメディアからインストールすることができます。SignalExpressのインストールおよびアクティブ化の手順は、以下の場所に記載されています。


  • 『LabVIEWインストールガイド』: LabVIEWソフトウェアキットに付属。
  • 『LabVIEW 2015プラットフォームメディアReadme』: LabVIEWプラットフォームメディア1のトップレベルからアクセス可能。

LabVIEWプラットフォームメディアを追加注文するには、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトをご参照ください。


SignalExpress 2015インストールメディアからインストールする

SignalExpress 2015をSignalExpressインストールメディアからインストールするには、以下の手順に従ってください。


  1. 管理者または管理者権限を持つユーザとしてログオンします。
  2. SignalExpress 2015インストールメディアを挿入し、画面の指示に従います。
  3. (オプション)インストーラの画面の指示に従ってSignalExpressをアクティブ化します。後でアクティブ化するには、NIライセンスマネージャを使用します。

NIソフトウェアパッケージまたはNI製品バンドルからインストールする

SignalExpressをNIソフトウェアパッケージまたはNI製品バンドルの一部として購入した場合は、そのインストールメディアからインストールすることができます。


SignalExpressでハードウェアを使用する

SignalExpressでハードウェアを使用するには、以下の手順に従ってください。


  1. 以下の表を参照して、適切なドライバソフトウェアをインストールします。

    ハードウェア ドライバソフトウェア
    マルチファンクションDAQ NI-DAQmx
    高速デジタイザ NI-SCOPE
    信号発生器 NI-FGEN
    デジタルマルチメータ NI-DMM

    すべてのドライバは、NIデバイスドライバメディアからインストールできます。
  2. コンピュータをシャットダウンします。
  3. ハードウェアを取り付けます。
  4. コンピュータを再起動し、ソフトウェアのインストールを完了します。

製品のセキュリティおよび重要な更新

ナショナルインスツルメンツ製品のセキュリティに関するお知らせを確認、または受け取るにはni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の詳細については、ni.com/critical-updatesを参照してください。


SignalExpressをアクティブ化する

SignalExpressには、正規版とLimited Edition(LE)があります。SignalExpressをインストールしてから7日間は、評価期間として正規版の機能を使用することができます。評価期間終了後は、正規版を購入するか、SignalExpress LEをアクティブ化する必要があります。


SignalExpress正規版

SignalExpressの正規版を購入した場合は、ソフトウェア内でアクティブ化するか、NI License Managerでソフトウェアキットに添付のシリアル番号を使用してアクティブ化できます。LabVIEW 2015開発システムまたはLabVIEW 2015プロフェッショナル開発システムを購入した場合は、LabVIEWのシリアル番号を使用してSignalExpressをアクティブ化することができます。


開発システムをご購入いただく場合は、ni.com/labview/signalexpress/ja/を参照してください。


SignalExpress Limited Edition(LE)

SignalExpress LEをアクティブ化するには、アプリケーションを起動すると開くNational Instruments - ライセンスダイアログウィンドウでLimited Editionを登録ボタンをクリックします。また、NI License Managerで以下のシリアル番号を使用してSignalExpress LEをアクティブ化することもできます。

S14X86772


コード生成に関する互換性

SignalExpressプロジェクトをLabVIEWのVIに変換するには、LabVIEW 2012開発システム以降がインストールされている必要があります。


メモ  SignalExpressは、LabVIEWの64ビット版をサポートしていません。


SignalExpress 2015では、以下のステップが廃止されました。


  • LabVIEW 7.1 VIを実行
  • LabVIEW 8.0 VIを実行
  • LabVIEW 8.2 VIを実行
  • LabVIEW 8.5 VIを実行
  • LabVIEW 8.6 VIを実行
  • LabVIEW 2009 VIを実行
  • LabVIEW 2010 VIを実行
  • LabVIEW 2011 VIを実行

上記リストのステップを含んだプロジェクトを実行するには、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトを参照してください。


既知の問題

ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。SignalExpress 2015の既知の問題の最新リストについては、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトを参照してください。


ヘルプにアクセスする

SignalExpressの詳細については、ヘルプ→SignalExpressヘルプからアクセスできる『SignalExpressヘルプ』を参照してください。


サンプルを検索する

サンプルプロジェクトをアプリケーションに合わせて変更したり、作成したプロジェクトに1つまたは複数のサンプルをコピーすることができます。SignalExpressのサンプルプロジェクトは、signalexpress¥examplesディレクトリに保存されています。examplesディレクトリは、以下の方法でアクセスできます。


  • スタートアップウィンドウでSignalExpressのサンプルプロジェクトを開くをクリックします。
  • SignalExpressでヘルプ→サンプルを開くを選択します。

NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化することができます。しかし、2012年8月リリース(NIインストーラのバージョン3.1以降を使用した製品)以降は、NIソフトウェアのサイレントインストール時またはその前に追加ステップを実行する必要がある場合があります。


お使いのNI製品がMicrosoft .NET 4.0を使用している場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行され、NIソフトウェアのインストールが始まる前にマシンの再起動が必要になる場合があります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0 をインストールしてください。


NI製品のインストールを自動化する詳細は、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xと使用する

ナショナルインスツルメンツのソフトウェアをMicrosoft Windows 8.xにインストールすると、NI LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しい製品名がアプリ画面に表示されます。


NI 起動ツールを使用する

NI 起動ツールによってインストールされているNI製品を検索および起動できます。前バージョンのMicrosoft Windowsにあるスタートメニューと似た方法でNI製品の検索が可能です。NI 起動ツールを使用するには、アプリ画面にあるNI 起動ツールタイルをクリックします。NI 起動ツールがデスクトップを表示し、NI製品一覧を含むメニューを開きます。起動するNI製品をクリックします。


メモ  Microsoft Windows 8.xにインストールすると、NI MAXはデスクトップのショートカットに表示されません。NI MAXはアプリ画面またはNI 起動ツールから開くことができます。


頻繁に使用するアプリケーションをピン留めする

MAXなど特に頻繁に使用するNIアプリケーションをスタート画面またはデスクトップのタスクバーに便利にピン留めすることができます。


現在のアプリケーションアイコンの場所ピン留めするための操作
Windows 8.xデスクトップデスクトップタスクバーアプリケーションを右クリックしてタスクバーにピン留めするを選択
Windows 8.xデスクトップ スタート画面アプリケーションを右クリックしてスタートにピン留めを選択
Windows 8.xスタート画面デスクトップタスクバーアプリケーションを右クリックして画面の下にあるメニューバーからタスクバーにピン留めするを選択

すべてのプログラムを検索する

スタート画面からドキュメントファイルなどの特定なアプリケーションまたはそれに関連するファイルを検索したい場合、アプリ画面からすべてのインストール済みファイルにアクセスできます。アプリ画面を開くには、スタート画面の何もない場所を右クリックしてすべてのアプリ(Windows 8.0)を選択するか、画面の左下にある下矢印をクリック(Windows 8.1)します。


NIによるWindows 8.xのサポートについては、ni.com/windows8を参照してください。


2016年にNI SignalExpressでのMicrosoft Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003のサポートが打ち切られます

2016年の7月1日にNI SignalExpressでのMicrosoft Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003のサポートが打ち切られます。2016年7月1日以降に出荷されるSignalExpressは、Windows Vista、Windows XP、またはWindows Server 2003にインストールしたり、その上で実行したりすることができなくなります。NIアプリケーションソフトウェアの製品ライフサイクルの詳細については、ni.com/jp/infoで以下のInfo Codeを入力してください。


製品 Info Code
LabVIEWlifecyclejp
LabWindows™/CVI™cvi_lifecycle_jp
Measurement Studiomstudiolifecyclejp
TestStandtslcpjp
DIAdemddlcpjp
SignalExpressselcpjp
VeriStandnivslifecyclejp

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エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項


エンドユーザ使用許諾契約(EULA)及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。


  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>\Shared\MDF\Legal\licenseディレクトリにあります。
  • NI製品とともに作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtをお読みください。

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