2019年3月
このファイルには、システム要件、インストール手順、既知の問題、およびLabVIEW 2019で修正された主なバグのリストなど、Windows用LabVIEW 2019に関する重要な情報が記載されています。
LabVIEWについての最新情報は、NIのWebサイトを参照してください。
モジュールやツールキットなど、LabVIEWのアドオンについてのReadmeファイルは、labview¥readmeディレクトリを参照してください。
NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する
NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する
LabVIEWは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了
LabVIEW 2019には以下の要件があります。
Windows | ランタイムエンジン | 開発環境 |
---|---|---|
プロセッサ1 | Pentium 4M/Celeron 866 MHz (または同等) 以上 (32ビット) Pentium 4 G1 (または同等) 以上 (64ビット) | Pentium 4M (または同等) 以上 (32ビット) Pentium 4 G1 (または同等) 以上 (64ビット) |
RAM | 256 MB | 1 GB |
画面解像度 | 1024 x 768ピクセル | 1024 x 768ピクセル |
オペレーティングシステム | Windows 10 (バージョン1809)/8.1 アップデート 12/7 SP13 Windows Server 2012 R22 Windows Server 2008 R2 SP13 | Windows 10 (バージョン1809)/8.1 アップデート 12/7 SP13 Windows Server 2012 R22 Windows Server 2008 R2 SP13 |
ディスク容量 | 620 MB | 5 GB (デフォルトドライバを含む) |
カラーパレット | なし | LabVIEWおよび『LabVIEWヘルプ』には、16ビットカラーのグラフィックが含まれています。LabVIEWでは、16ビットカラー以上のカラーパレットの設定が必要です。 |
一時ファイルディレクトリ | 該当なし | LabVIEWは一時ファイルを保存するためにディレクトリを使用します。この一時ディレクトリ用に数メガバイトのディスク空き容量を確保することが推奨されます。 |
Adobe Reader | 該当なし | すべてのLabVIEWマニュアルのPDF版を検索するには、Adobe Reader 7.0以降がインストール済みである必要があります。 |
1 LabVIEWおよびLabVIEWランタイムエンジンには、SSE2命令を実行可能なPentium 4M/G1世代以降のプロセッサが必要です。 2 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoft更新が必要です。これらの更新のインストール方法については、MicrosoftのKB2919442およびKB2919355を参照してください。 3 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoft更新が必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、Microsoft KB3033929を参照してください。 メモ
|
NIでは、NI パッケージマネージャを使用してソフトウェアのインストールを自動化しています。NI パッケージマネージャをダウンロードするには、ni.com/infoで、Info Codeに「NIPMDownload」と入力します。NI パッケージマネージャを使用してNIソフトウェアをインストール、削除、およびアップグレードする方法については、『NI パッケージマネージャマニュアル』を参照してください。
LabVIEWプラットフォームメディアを使用してソフトウェアをインストールする場合は、LabVIEWプラットフォームメディアを挿入し、画面に表示される手順に従ってLabVIEW、モジュール、ツールキット、およびドライバをインストールします。ポップアップが表示されたら、NIユーザアカウントにログインし、NI製品をアクティブ化します。ライセンスをボリュームライセンスサーバで管理している場合は、Eメールでボリュームライセンスファイルが送付されます。
以前のバージョンのLabVIEWからアップグレードする場合 LabVIEWの新しいバージョンをインストールする前に、既存のVIおよびプロジェクトを維持する方法、アップグレードと互換性に関する問題、LabVIEW 2019の新機能の全一覧が記載された『LabVIEWアップグレードノート』を参照してください。
メモ この製品をNIソフトウェアスイートまたはNI製品バンドルの一部として購入した場合は、それらのインストールメディアからこの製品をインストールできます。
NI製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。
LabVIEW 2019 (32ビット) およびLabVIEW 2019 (64ビット) でサポートされているモジュールおよびツールキットをインストールするには、LabVIEWプラットフォームメディアを使用します。Windows (64ビット版) でLabVIEW (64ビット版) を実行すると、32ビットのオペレーティングシステムまたは32ビットのアプリケーションよりも大きな容量のメモリを使用できます。LabVIEW (64ビット) は英語でのみご利用いただけます。
LabVIEW 2019 (64ビット) と互換性のあるドライバの情報については、NIのWebサイトを参照してください。GPIBデバイスでは、Windows用NI-488.2 2.6以降を使用する必要があります。LabVIEW (64ビット) との互換性については、各ハードウェアのドキュメントを参照してください。
LabVIEW 2019 (64ビット) は、いくつかのモジュールおよびツールキットをサポートしています。以下の表は、LabVIEW (32ビット) とLabVIEW (64ビット) でサポートされているモジュールとツールキットを比較したものです。
製品 | LabVIEW 2019 (32ビット) | LabVIEW 2019 (64ビット) |
---|---|---|
Advanced Signal Processingツールキット | ✓ | ✓ |
Control Design and Simulationモジュール | ✓ | ✓1 |
Database Connectivityツールキット | ✓ | ✓ |
Datalogging and Supervisory Controlモジュール | ✓ | — |
Desktop Execution Trace - Window用ツールキット | ✓ | ✓ |
Digital Filter Designツールキット | ✓ | ✓ |
FPGAモジュール | ✓ | ✓ |
MathScriptモジュール | ✓ | ✓2 |
Real-Timeモジュール | ✓ | — |
Report Generationツールキット - Microsoft Office用 | ✓ | ✓ |
Roboticsモジュール | ✓ | — |
SoftMotionモジュール | ✓ | — |
Sound and Vibrationツールキット | ✓ | ✓ |
Unit Test Frameworkツールキット | ✓ | ✓ |
VI Analyzerツールキット | ✓ | ✓ |
Vision Developmentモジュール | ✓ | ✓ |
1 Control Design and Simulationモジュール (64ビット) は、System Identification Assistant、Control Design Assistant、およびリアルタイムターゲットをサポートしていません。 2 MathScriptモジュール (64ビット) は、MathScriptモジュール関数のライブラリクラスをサポートしていません。 |
32ビットおよび64ビットによるサポート、システム要件、インストール手順、およびアクティブ化の詳細については、各製品のReadmeを参照してください。上の表に記載されていない製品の情報については、それらの製品のユーザドキュメントを参照してください。
ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。LabVIEW 2019の既知の問題の最新リストについては、ni.com/infoでInfo Codeに「lv2019ki」と入力してください。
以下は、LabVIEW 2019で修正された一部の問題のIDとタイトルです。このリストは、LabVIEWの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。バグIDがわかっている場合は、この一覧で修正状況を確認することができます。
ID | 修正された問題 |
---|---|
525685 | Error -2628 is returned when parsing an XML file with a Document Type Definition file. |
528963 | File Dialog Express VI crashes when passed a null hex string as the pattern input. |
603576 | Channels carrying typedefs/classes create crosslinks when users duplicate projects. |
610384 | .NET methods do not appear. |
654057 | When using clusters with a reference to the same control to register for multiple events, LabVIEW does not properly handle all events. |
656572 | In some cases, some primitives may not properly display coercion dots when converting between integer representations. |
682390 | Parallel DVR operations crash LabVIEW. |
682535 | Writing TDMS file set to a specific size to a drive other than the main drive results in a larger than expected file. |
686379 | Objects flattened to XML may revert data to default value. |
695836 | TCP Write Stream.vi incorrectly limits files to 2 GB. |
697920 | Undo of Remove and Rewire action causes LabVIEW to crash. |
700904 | The Other Refnum input of the Traverse for GObjects VI only accepts GObject Refnums. |
705000 | LabVIEW crashes when using the Parks-McClellan VI. |
710211 | Dragging controls out of structures can cause LabVIEW to crash. |
713787 | Transpose 2D Array within a parallel For Loop can crash. |
714241 | Building executables including Malleable VIs may display error stating asserts are missing. |
715179 | Certificate signing error causes installer build to fail when the [ProductVersion] tag is included in the destination directory. |
717611 | LabVIEW crashes when reading the Text.ClassName property of a string within a queue reference. |
720634 | Actor Framework VIs may incorrectly determine wiring requirements. |
726495 | LabVIEW is missing the Active X invoke and property nodes. |
726830 | Removing control from malleable VI's connector pane does not break callers that have objects wired to the removed terminal. |
728055 | LabVIEW crashes in some cases when an error register is created on a For Loop with iteration parallelism enabled. |
LabVIEW 2019の詳細については、『LabVIEWヘルプ』を参照してください。『LabVIEWヘルプ』には、LabVIEWでヘルプ→LabVIEWヘルプを選択することでアクセスできます。
LabVIEWからヘルプ→サンプルを検索を選択して、NI サンプルファインダを起動します。サンプルVIを編集してアプリケーションで使用したり、1つまたは複数のサンプルVIのコードをコピーしてVIに貼り付けて使用したりできます。
コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。
インストールしようとしているNI製品でMicrosoft .NET 4.6.2が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行され、NIソフトウェアのインストールが開始する前にマシンの再起動が必要になることがあります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.6.2をインストールしてください。
NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。
Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。
NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。NIのWindows 8.1サポートについては、ni.com/windows8を参照してください。
LabVIEWは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了します。この製品の2021年5月1日以降に出荷されるバージョンは、これらのOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。NIオペレーティングシステムのサポートの詳細については、ni.com/r/win32bitsupportを参照してください。
NIアプリケーションソフトウェアの製品ライフサイクルの詳細については、ni.com/infoで以下のInfo Codeを入力してください。
製品 | Info Code |
---|---|
LabVIEW | lifecycle |
LabWindows/CVI | cvi_lifecycle |
Measurement Studio | mstudiolifecycle |
TestStand | tslcp |
DIAdem | ddlcp |
SignalExpress | selcp |
VeriStand | nivslifecycle |
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