最新のソフトウェア開発は、グローバルな協力によって成り立っています。企業は、オープンソースソフトウェアや他社製ソフトウェアを利用して、ソフトウェア技術を急速に進化させています。責任ある企業は、使用しているソフトウェアを追跡し、適切に文書化する必要があります。
ほとんどの最新のソフトウェアプロバイダと同様に、NIのソフトウェアエンジニアは他社製およびオープンソースソフトウェアを活用しています。NIのソフトウェアプロセスは、これらのコンポーネントの適切な使用を徹底し、ライセンス義務を満たしつつ、お客様のシステムを危険にさらさないようにしています。
ソフトウェア部品表 (SBOM) は、あらゆるシステムで使用されるソフトウェアをドキュメント化するために使用されます。NI Secure Development Lifecycle (SDL) の一環として、NIはソフトウェアで使用されている他社製コンポーネントを厳密に監視および追跡します。NIのビルドプロセスでは、製品のビルドに使用するソフトウェアコンポーネントをドキュメント化するSBOMを作成します。SBOMはこのあと、ソフトウェア構成解析ツールを使用して脆弱性とライセンスコンプライアンスを確認するために解析できます。NIがソフトウェアSBOMの作成に使用するプロセスの詳細については、security@ni.comまでお問い合わせください。
すべてのNIソフトウェアは、ライセンス契約を、対象コンピュータ上の単一のディレクトリ (<drive>:\Program Files (x86)\National Instruments_Legal Information) にインストールします。
御社においてNIからのFree (Libre) Open Source Software (FOSSまたはFLOSS) ライセンス使用に関する声明を必要とする場合は、security@ni.comまでご連絡ください。
NIソフトウェアですべてのネットワーク機能にアクセスするには、特定のポートを開放する必要があります。これらのポートの一覧とその使用方法については、「NI製品をサポートするためのソフトウェアおよびハードウェアファイアウォールの構成」を参照してください。