このページでは、NI DIAdemで追加のPythonモジュールを対話的またはプログラム的にインストールする手順の概要を説明します。Pythonの機能は2020年にNI DIAdemで導入されたものです。旧バージョンでは使用できません。NI DIAdem、Python、PyWin32モジュールをインストールする必要があります。
NI DIAdemはPythonとやり取りするため、SCRIPTのDIAdem構成に入力されたPythonのバージョンを検索します。これが空 (デフォルト) の場合、DIAdemは、Windowsパス環境に入力されたPythonのバージョンを使用します。それ以外の場合、および3.7または3.6以外のバージョンがインストールされている場合、DIAdemは、DIAdemと一緒にインストールされているバージョンを使用します。
次の表に、互換性のあるPythonのバージョンとNI DIAdemのバージョンを示します。
バージョン2022 Q4までのDIAdemでは、DIAdemはPythonをインストールします。DIAdem 2023 Q2以降では、DIAdemはPythonをインストールしません。DIAdemでPythonスクリプトを使用する場合は、DIAdemがサポートしているPythonのバージョンをインストールしてください。インストールされていない場合は、https://www.python.org/で探すことができます。
DIAdemのバージョン | Pythonのバージョン | ||||||
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3.12 | 3.11 | 3.10 | 3.9 | 3.8 | 3.7 | 3.6 | |
2024 Q4 | |||||||
2024 Q2 | |||||||
2023 Q4 | |||||||
2023 Q2 | |||||||
2022 Q4 | |||||||
2022 Q2 | |||||||
2021 SP1 | |||||||
2021 | |||||||
2020 SP1 | |||||||
2020 |
互換性あり
PythonモジュールをNI DIAdemに追加するには、対話的、プログラム的、手作業の3つの方法があります。
この方法ではNI DIAdemの標準機能を使用します。
この方法ではスクリプトを使用して、コマンドプロンプトを呼び出し、pip installコマンドを実行して、同じ結果を得ます。
Pythonスクリプトでは、次のコマンドを使用します。
subprocess.run(["pip", "install", "<モジュール名>"])
NI DIAdemにモジュールのインストール出力を表示する必要がある場合は、Pandaモジュールをインストールする次の例を使用できます (2行のコードの他に、先頭にimportを追加しています)。
Test = subprocess.run([“pip”, “install”, “numpy”],stdout=subprocess.PIPE, text=True) Print(test.stdout)
この方法では、NI DIAdemを開かずにコマンドプロンプトを対話的に使用します。