ハードウェアタイミングシングルポイントサンプルモードサポートするDAQデバイス

概要

この記事では、どのDAQおよびcRIOデバイスがハードウェアタイミングのシングルポイント (HWTSP) サンプルモードをサポートしているかについて説明します。この情報は、バッファなしにハードウェアタイミングを使用して、継続的にサンプルを収集または生成したい場合に役立ちます。これはハードウェアタイミングのシングルポイントサンプリングによって可能です。

内容

概要

HWTSPでは、サンプルはハードウェアタイミングによってバッファなしで継続的に収集または生成されます。サンプルは継続的に収集/更新し、ポイントごとに処理する必要があるため、高速で確定的なバスを使用する必要があります。

  • PCI/PXI/PCIe/PXIe DAQデバイスだけが、ハードウェアタイミングのシングルポイントサンプルモード(HWTSP)をサポートする機能を備えています。 
  • HWTSPは、cRIO-904xコントローラとサポートされているCシリーズモジュールを搭載した、cRIOプラットフォームでもサポートされます。

 

HWTSPをサポートするNIデバイスを、タスクタイプごとに以下に示します。

アナログ入力および出力タスク

PCI/PXI/PCIe/PXIeフォームファクタの以下のデバイスは、AI/AOハードウェアタイミングのシングルポイントサンプルモードをサポートしています。

 

デジタルI/Oおよびカウンタタスク

 

サポートていないデバイス

以下のデバイスは、ハードウェアタイミングのシングルポイントサンプルモードはサポートされていません(全てのタスクタイプ)。

  • USBマルチファンクションDAQデバイス(63xx、62xx)
  • AIタスクのPXIe-6386およびPXIe-6396
  • USB低コストDAQデバイス(600x)
  • Cシリーズモジュール(全て)を搭載したCompactDAQ(cDAQ)シャーシ(9162、913x、917x、918x、9191)
  • ダイナミック信号収集(DSA)デバイス(44xx)。NI DSAハードウェアは、ここで説明しているように、ハードウェアタイミングでもオンデマンドでもシングルポイント収集をサポートしていません。

 

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