このパッチは、LabVIEW 2013 SP1 Real-Timeモジュール、LabVIEW 2014 SP1 Real-Timeモジュール、LabVIEW 2015 SP1 Real-Timeモジュール、LabVIEW 2016 Real-Timeモジュール、NI VeriStand 2013 SP1、NI VeriStand 2015 SP1、およびNI VeriStand 2016とインストールされるPhar Lap ETSリアルタイムオペレーティングシステムを更新します。このパッチを適用する前に、これらの製品のうち少なくとも1つがインストールされている必要があります。システム要件とサポートされているオペレーティングシステムについては、対応するReadmeを参照してください。
Phar Lap ETSリアルタイムオペレーティングシステムを実行するリアルタイムコントローラでは、ファイルの書き込みに使用されるデータバッファが奇数のバイトオフセットでの書き込み時に破損する、メモリの破損問題が発生する可能性があります。一般的に、DAQmx APIのTDMSログ機能と「DAQmx読み取り」VIに関連するコードパスが最も影響を受けます。ログされたTDMSファイルはデータを正しく記録しますが、「DAQmx読み取り」VIのデータ出力は不正確な結果を生成する場合があります。LabVIEW Real-TimeモジュールでRT PXI、cRIO-9081/9082、cDAQ 9138/9139、NI 8353 RT、およびNI 3100/3110ターゲットを使用するユーザに、このアップデートを適用することを強く推奨します。この問題は、CAR 593319でトラッキングされました。
パッチをインストールするには、以下の手順に従ってください。
RTQ42016.zip
を解凍し、setup.exe
を実行します。NI DIR\RT Images\Base\13.0.1\
にreadme_RTQ42016Patch_jpn.html
があることを確認します。