LabVIEW 2015 SP1パッチ詳細

このドキュメントには、以下のLabVIEW製品にご利用いただけるすべてのパッチに関する情報が記載されています。

  • LabVIEW 2015 SP1 (32ビットおよび64ビット) - Windows、OS X、Linux用
  • LabVIEW 2015 SP1ランタイムエンジン (32ビットおよび64ビット) - Windows、OS X、Linux用


以下の表には、各パッチで修正されたすべての問題が記載されています。NIでは、すべてのLabVIEW 2015 SP1インストールに最新のパッチを適用することを強く推奨します。 

LabVIEW 2015 SP1 f13で修正された問題

注記:LabVIEW 2015 SP1 f13パッチは、Microsoft Windows 7 RTM (サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003をサポートしません。OSサポートの変更の詳細については、KB 79UC78LS (Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?) を参照してください。

ID説明
715178(Windows) Windows 10での画像およびテキストの描画に対するオーバーヘッドが削減されました。これは、描画するテキストや画像を使用する制御器の数が多い場合に特に顕著な問題でした。
715347ブロックダイアグラムからの新規データでフロントパネル制御器を更新する際のオーバーヘッドが削減されました。これは、VIの数が多いアプリケーションで特に顕著な問題でした。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f12で修正された問題

注記:LabVIEW 2015 SP1 f12パッチは、Microsoft Windows 7 RTM (サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003をサポートしません。OSサポートの変更の詳細については、KB 79UC78LS (Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?) を参照してください。LabVIEW 2015 SP1 f12パッチは、Windowsにのみ適用されます。

ID説明
411408VIの親ウィンドウが変更された後、LabVIEW CPUの使用率が増加することがまれにあります。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f11で修正された問題

注記:LabVIEW 2015 SP1 f11パッチは、Microsoft Windows 7 RTM (サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003をサポートしません。OSサポートの変更の詳細については、KB 79UC78LS (Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?) を参照してください。

ID説明
657155多数のハードウェアリファレンスを開くと、LabVIEWがクラッシュします。
681894URLがクリップボードに保存されている場合、メニューバーにアクセスするとLabVIEWがクラッシュすることがまれにあります。
691392VIがメモリからアンロードされている場合、「検索して置換」を使用してVI内でテキストを検索すると、LabVIEWがクラッシュすることがまれにあります。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f10で修正された問題

注記:LabVIEW 2015 SP1 f10パッチは、Microsoft Windows 7 RTM (サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003をサポートしません。OSサポートの変更の詳細については、KB 79UC78LS (Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?) を参照してください。

ID説明
649952データを文字列から繰り返し平坦化すると、LabVIEWがクラッシュすることがまれにあります。
607006Windows 10 Anniversary Edition (リリース1607) で別のアプリケーションがフォーカスされている場合、クリックされた領域を処理するのではなく、LabVIEWをフォーカスしたウィンドウにするため、LabVIEWはクリックを受け取ります。
670440ユーザイベントが登録されているVIをメモリから削除した場合、イベントが処理されてNULLウィンドウエラーが発生する可能性があります。
635495画面のスケーリングが100%よりも大きく設定されているシステムでは、LabVIEW環境のメニューが正しく表示されないことがあります。
670018VIの未圧縮サイズが4 MBよりも大きいと、LLB内のVIがロードされません。
544526macOSでマウスカーソルをプログラム的に繰り返し変更すると、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。
578871Windows以外のシステムで素早く連続的にネットワークポートを開くと、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。
546555編集がロックされている親クラスのオーバーライドメソッドを作成すると、LabVIEWでエラー1025が発生します。
571935変更がまだ保存されていないクラスが含まれたプロジェクトライブラリを閉じようとした場合、保存を促すプロンプトが表示されません。
597858Windows 10からネットワーク上の場所に保存すると、「エラー44: 宛先に一時ファイルを移動できませんでした」が表示されることがあります。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f9で修正された問題

注記:LabVIEW 2015 SP1 f9パッチは、Microsoft Windows 7 RTM (サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、Windows Server 2003をサポートしません。OSサポートの変更の詳細については、KB 79UC78LS (Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?) を参照してください。

ID説明
653897リソースファイルが破損している場合のLabVIEWの堅牢性を強化します。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f7で修正された問題

ID説明
611315キュー、ノーティファイア、ランデブー、セマフォは、使用方法によっては予想外のタイムアウトを返すことがあります。詳細については、LabVIEWのこれらの機能のタイムアウト動作に関する詳細を参照してください。
603562入力端子が未配線のダイナミックディスパッチVIを実行すると、状況によってはLabVIEWがクラッシュする可能性があります。
619333Windowsを使用している場合、複数の「.NETオブジェクトからバリアントに変換」VIを同時に呼び出すと、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。
617154LabVIEWアプリケーションビルダでLabVIEW 2015 SP1 (64ビット) ランタイムエンジンの製品の詳細は、すべてのリリース言語において翻訳されていませんでした。
624957無効なデータが含まれているファイルをLabVIEWにロードすると、メモリが破損して即時クラッシュを引き起こすことがあります。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f5で修正された問題

ID説明
576778Desktop Execution Traceツールキットを使用すると、PPLに含まれている共有クローンとして構成されたVIが、誤ってプライベートVIとして表示されます。
567875マルチスレッドを使用して並列Forループ内でイベントコールバックを登録を使用すると、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。
581199「文字列から非平坦化」関数の入力の前でワイヤを分岐すると、ランタイム時に関数でエラー74が発生し、出力に配線された表示器が更新されないことがまれにあります。
528063画像表のエラーを最小限に減らすため、LabVIEW画像表の容量が増加されました。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f3で修正された問題

ID説明
566313一部のCシリーズモジュールを使用しているプロジェクトで、中間ファイルの生成中にFPGAのコンパイルが失敗することがあります。
579359クラスのロード中、一部のインスタンスで競合状態によりクラッシュが発生することがあります。
567865DVRにアクセス中に並列してそれを破棄しようとすると、クラッシュまたはハングが発生することがあります。
567877ユーザイベントの生成中に並列してそのイベントを破棄しようとすると、クラッシュまたはハングが発生することがあります。

 

 

LabVIEW 2015 SP1 f2で修正された問題

注記: f2パッチは、64ビット版のLabVIEW 2015 SP1開発環境のみを対象としています。 

ID説明
578899LabVIEW 64ビット開発環境で特定のRFmxサンプルを実行すると、クラッシュする場合があります。これは64ビットオペレーティングシステムでメモリ割り当てがトップダウンになっている場合に起こります。

注記: CAR 578899の変更を適用するには、影響を受けるコードを再コンパイルする必要があります。 
これを行うには、影響を受けるVI階層を強制的に再コンパイルします (<Ctrl+Shift> + 実行ボタン)

 

LabVIEW 2015 SP1 f1で修正された問題

ID説明
564219RFmxがUIスレッドのロード状態を連続的に変更すると、競合状態が発生し、結果としてクラッシュを引き起こす場合があります。
571421特定の状況において、サブVIが含まれているVIを動的に呼び出すとメモリリークが発生することがあります。メモリリークのサイズは、サブVIおよびその依存項目のサイズに比例します。
573160LabVIEWのドイツ語、中国語、日本語バージョンのレジストリファイルに、正しくないLabVIEWバージョンが含まれています。
564800LabVIEW 2015 SP1 Readmeに記載されている、サポートされているオペレーティングシステムのバージョンが正しくありません。
573195子プロセスと親プロセスの両方が閉じるまでTCPハンドルが開放されないにも関わらず、SystemExec.viが子プロセスのTCPハンドルの継承を許可します。 
573539特定の状況において、LabVIEWのDNS名前解決が他のTCP呼び出しをブロックすることがあります。
569362TCPサーバに過度の負荷が発生した場合、LabVIEWが新しい接続通知を見逃し、タイムアウトを引き起こすことがあります。

 

 

関連リンク:
ドライバと更新:LabVIEW 2015 SP1 (32ビット) f13パッチ (Windows用)
ドライバと更新:LabVIEW 2015 SP1 (64ビット) f13パッチ (Windows用)
ドライバと更新:LabVIEW 2015 SP1 (32ビット) f13パッチ (Linux用)
ドライバと更新:LabVIEW 2015 SP1 (64ビット) f13パッチ (Linux用)
ドライバと更新:LabVIEW 2015 SP1 f13パッチ (Mac OS X用)