このドキュメントには、以下のLabVIEW製品にご利用いただけるすべてのパッチに関する情報が記載されています。
以下の表には、各パッチで修正されたすべての問題が記載されています。NIでは、すべてのLabVIEW 2014 SP1インストールに最新のパッチを適用することを強く推奨します。
LabVIEW 2014 SP1 f11で修正された問題
メモ: LabVIEW 2014 SP1 f11パッチは、Microsoft Windows 7 RTM (サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、およびWindows Server 2003をサポートしません。変更されたOSサポートの詳細については、技術サポートデータベース79UC78LS (Why Does my LabVIEW, LabWindows/CVI, Measurement Studio, or TestStand Built Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?) を参照してください。
ID | 説明 |
653897 | リソースファイルが破損している場合のLabVIEWの堅牢性を強化します。 |
LabVIEW 2014 SP1 f10で修正された問題
メモ: LabVIEW 2014 SP1 f10パッチは、Microsoft Windows 7 RTM (サービスパックなし)、Windows Vista、Windows XP、およびWindows Server 2003をサポートしません。変更されたOSサポートの詳細については、技術サポートデータベース79UC78LS (Why Does my LabVIEW, LabWindows/CVI, Measurement Studio, or TestStand Built Installer Fail on Windows XP/Vista and Server 2003?) を参照してください。
ID | 説明 |
624957 | 無効なデータが含まれているファイルをLabVIEWにロードすると、メモリが破損してクラッシュを引き起こすことがあります。 |
611315 | キュー、ノーティファイア、ランデブー、およびセマフォは、使用方法によっては予想外のタイムアウトを返すことがあります。詳細については、 LabVIEWのこれらの機能のタイムアウト動作に関する詳細を参照してください。 |
470197 | VIの名前が全く同じで大文字/小文字のみが異なる場合、アプリケーションビルダはそれらのVIを名前の競合として検出しません。 |
517128 | VIの名前が全く同じで大文字/小文字のみが異なる場合、アプリケーションビルダのビルドのプレビュー機能はそれらのVIを名前の競合として検出しません。 |
478801 | 「呼び出されたら中断」実行設定が有効になっている再入可能VIをデバッグすると、LabVIEWは発呼者VIに戻れなくなります。 |
578871 | Linuxシステムで素早く連続的にネットワークポートを開くと、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。 |
635495 | 画面のスケーリングが100%よりも大きく設定されているシステムでは、LabVIEW環境のメニューが正しく表示されないことがあります。 |
544526 | (OS X) マウスのカーソルをプログラム的に繰り返し変更すると、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。 |
LabVIEW 2014 SP1 f7で修正された問題
メモ: f7パッチは、MacおよびLinuxランタイムエンジンには適用されません。
ID | 説明 |
512714 | LabVIEWで作成された.NETアセンブリは、一部のクラスタを64ビットプラットフォームで正しくマーシャリングしません。 |
576778 | Desktop Execution Traceツールキットを使用すると、PPLに含まれている共有クローンとして構成されたVIが、誤ってプライベートVIとして表示されます。 |
478590 | 一部のシナリオでは、コンパイルを必要とする、先祖を持つLabVIEWクラスを動的にロードするとクラッシュまたは意図しない動作の原因となります。 |
LabVIEW 2014 SP1 f6で修正された問題
メモ: f6パッチは、64ビット版のLabVIEW 2014 SP1開発環境のみを対象としています。
ID | 説明 |
578899 | LabVIEW 64ビット開発環境で特定のRFmxサンプルを実行すると、クラッシュする場合があります。これは64ビットオペレーティングシステムでメモリ割り当てがトップダウンになっている場合に起こります。 |
LabVIEW 2014 SP1 f5で修正された問題
ID | 説明 |
563825 | 「非数/無効パス/非refnum?」関数により、LabVIEW 64ビットがクラッシュする場合が稀にあります (LabVIEW 32ビットは問題ありません)。メモ: この修正を適用するには、この関数が使用されているVIを再コンパイルする必要があります。 |
564219 | RFmxがUIスレッドのロード状態を連続的に変更すると、競合状態が発生し、結果としてクラッシュを引き起こすことがあります。 |
552345 | 表示されている2つのVIのうちの一方にあるIMAQ表示器と、もう一方のVIにあるLabVIEWリストボックスを高レートで更新すると、LabVIEWがクラッシュすることが稀にあります。 |
LabVIEW 2014 SP1 f3で修正された問題
ID | 説明 |
530158 | 特定のケースにおいて、「配列最大&最小」プリミティブが最大値出力から最小値を出力します。 |
532975 | LabVIEW 2014ランタイムエンジンとLabVIEW 2015ランタイムエンジンをロードすると、マイナーな内部警告が発生した場合にLabVIEWがクラッシュすることがあります。 |
526540 | 特定のケースにおいて、TestStandがNULLポインタをLabVIEWに渡すと、エラー-18005が発生することがあります。 |
526044 | TestStandなどのCOMインタフェースを使用して呼び出された場合に、VISAリソース制御器とDAQmxリソース制御器は、後続の呼び出しにおいても元の値を維持します。 |
495612 | LabVIEWパックプロジェクトライブラリ (PPL) 内のAdaptive Inplacenessを使用したVIの静的呼び出しは、PPLに含まれていないVIの呼び出しよりも速度が劣化します。 |
525308 | LabVIEW 2014 SP1 (32ビット) - Mac OS X用に64ビットバージョンのliblvexports.aファイルが含まれています。 |
LabVIEW 2014 SP1 f1で修正された問題
ID | 説明 |
515530 | VeriStand 2014で、システム定義を変更した後でプロジェクトを閉じるとクラッシュすることがあります。 |
516999 | VISAセッションモニタを特定の条件下で実行すると、LabVIEWがクラッシュすることがあります。 |
516679 | 「配列最大&最小」プリミティブを特定の条件下で使用すると、LabVIEWがクラッシュすることがあります。 |
497256 | OSX 10.10 Yosemite SDKにリンクされているアプリケーションでLabVIEW 2014 SP1 (64ビット) フレームワークを呼び出すと、スレッド警告が発生することがあります。 |
511299 | LabVIEW Mac OSのスタートアップウィンドウまたはクリックドロップでエスケープを押すと、ポップアップが表示されます。このリストから項目を選択すると、LabVIEWがクラッシュします。 |
519665 | 高優先度のユーザイベントが正しく処理されず、LabVIEWがクラッシュすることがあります。 |
408025 | 同時にアクティブなイベントキューが256個を超えると、LabVIEWがクラッシュする可能性があります。 |
515844 | プロパティノード経由のアクセサメソッドが含まれているクラスを、クラスブラウザを使用して選択すると、LabVIEWがクラッシュすることがあります。 |
関連リンク:
ドライバと更新: Windows用LabVIEW 2014 SP1 (32ビット) f11パッチ
ドライバと更新: Windows用LabVIEW 2014 SP1 (64ビット) f11パッチ
ドライバと更新: Linux用LabVIEW 2014 SP1 (32ビット) f11パッチ
ドライバと更新: Linux用LabVIEW 2014 SP1 (64ビット) f11パッチ
ドライバと更新: Mac OS X用LabVIEW 2014 SP1 f11パッチ