Whileループは、指定された条件が満たされるまでLabVIEWコードブロックを繰り返し実行するために使用するストラクチャです。VIの実行時、Whileループ内のコードが実行され、その後で終端条件が評価されます。Whileループは、他のコンピュータ言語でも同様の動作をするので、経験豊富なプログラマには馴染みのある概念といえます。
LabVIEW Whileループのフローチャート
Forループとは異なり、Whileループの実行は反復カウントに依存しません。そのため、Whileループで条件が成立しないと、ループは無限に実行されます。
Whileループの詳細 (コンポーネントオプションや構成オプションなど) については、『LabVIEWヘルプ』の「Whileループ」を参照してください。
Forループは、コードブロックを特定の回数実行するために使用するストラクチャです。VIの実行時、反復カウントが評価され、その後でコードが実行されます。
LabVIEW Forループのフローチャート
Forループは、反復ベースの終了に加えて、条件によってコードの実行を停止するように構成できます。このような場合、コードは、"カウント端子の設定に到達する"または"条件が満たされる"のどちらかが最初に発生するまで実行されます。
Whileループは以下の場合に使用します。
Forループは以下の場合に使用します。