再生成とは、以前に生成したサンプルを「再生成」するDAQデバイスの機能のことです。つまり、再生成を有効にすると、ユーザバッファまたはFIFOに書き込まれたデータがDAQデバイスで再利用されます。この方法では、LabVIEW (または他のADE) がバッファに新しいデータを連続的に書き込むことなく、連続出力を実現できます。たとえば、正弦波の単一周期をバッファに書き込み、再生成を使用して連続波形を出力することができます。
再生成には2つのモードがあります:ユーザバッファ (PCメモリ) 再生成およびFIFO再生成。LabVIEWでは、「DAQmx書き込み」プロパティノードを使用して、バッファへのデータの書き込み方法を操作したり、再生成を無効にすることができます。この場合で対象とされる特定のプロパティは、相対モード、オフセットモード、および再生成モードです。
FIFO再生成では、データはオンボードFIFOから直接再生成されます。バスを介してデータは転送されません。さらに、すべてのデータはFIFOに収まる必要があります。DAQmxでFIFO再生成を有効にするには、DAQmxチャンネルプロパティノードを使用する必要があります。「TRUE」を「AO.UseOnlyOnBrdMem」プロパティに配線します。