認定試験規定および受験方法

概要

再認定試験により、新機能が追加されたソフトウェアに関する最新の専門知識を有していることを示すことができ、開発者コミュニティにおいて製品に精通している認定者としてのステータスを保つことができます。認定資格を保持するためには、次のレベルの認定資格か、現在認定されている資格の再認定試験を受験する必要があります。再認定の通知は、該当の認定資格の有効期限よりも前にNIより送付されます。

内容

認定資格ステータス定義

図1.認定資格ステータスの時系列図

有効

「有効」は、認定試験または再認定試験に合格後ただちに得られるステータスです。認定資格ステータスの有効期間は、認定の種類によって異なります。準開発者 - 2年、開発者 - 3年、設計者 - 4年、専門分野 (CLED) - 5 年

保留 (有効期限切れ)

認定資格の有効期限前に以下のいずれかに合格しなかった場合のステータスです。

  • 再認定試験
  • 1つ上のレベルの認定試験
  • 認定の有効期限前のポイントで再認定しない  

「保留」ステータスになると、以下の点が変わります。

  • 現在のレベルの再認定試験に合格しない限り、次のレベルの認定試験を受験することはできません。
  • 「保留」ステータスでは、再認定のポイントを獲得できません。 

保留になった日から1年以内に再認定試験に合格すると、ステータスが「有効」に戻ります。  

無効

「保留」ステータスになった日から1年を超えた場合のステータスです。保留期限が終了する前に再認定に失敗した設計者と開発者のステータスは、「無効」になります。「有効」になるには、開発者用の実技試験から受験し直す必要があります。 

認定形式

すべてのNI認定試験合格者は、受験によって再認定することができます。開発者レベル以上の認定試験合格者は、アクティビティポイントを獲得して記録することで再認定することもできます。それぞれの方法について以下に説明します。 

ポイントによる認定

「ポイントによる再認定」プログラムは、認定開発者および認定設計者が認定または再認定を受けた直後から利用可能となり、認定ステータスがアクティブである期間中は継続して利用できます。認定開発者および認定設計者は、NIによって認可されたアクティビティに参加し、完了することによって、再認定に還元できるポイントを獲得し、貯めることができます。

参加者は、50ポイントが貯まると自動的に再認定を受けます。再認定を受けると、参加者に確認のEメールが送信されます。「ポイントによる再認定」プログラムへの参加は、再認定を保証するものではありません。

「ポイントによる再認定」プログラムの参加者は、特定の再認定期間に使用できるポイントを別の再認定期間に持ち越すことはできません。

再認定のアクティビティは、再認定を必要とする製品分野の再認定にのみ適用されます。たとえば、TestStand関連のアクティビティはTestStandの再認定にのみカウントされます。申請者は、ポイントを申請する対象となる認証を明示する必要があります。

認定向けポイント獲得ためアクティビティ

ポイントによる再認定のためのアクティビティ実施の証明を提出

 

指導、企画、またはプレゼンテーションのポイント

受講または参加のポイント

講師指導によるトレーニングコース
  • 5ポイント (入門コース)
  • 10ポイント (中級コース)
  • 15ポイント (上級コース)
  • 10ポイント (入門コース)
  • 15ポイント (中級コース)
  • 20ポイント (上級コース)
NI Connect30ポイント15ポイント
NI Connectの基調講演を視聴する (オンライン)該当なし5ポイント
NIウェビナー10ポイント5ポイント
NIパートナーのディスカッションフォーラム該当なし10ポイント
ベータテストのリリース10ポイント5ポイント
ユーザグループ10ポイント5ポイント
G Dev ConまたはGLA Summit30ポイント15ポイント
学習バッジ該当なし5ポイント

試験による認定

再認定試験は、有効期限の4カ月前から受験することができます。 この期間に受験した場合も、現在の認定ステータスに影響はなく、また再認定試験の間隔が短縮されることはありません。  

  • 現在の認定ステータス:  たとえば、有効期限が2021年3月1日までのLabVIEW開発者認定の方は、2021年2月1日に受験した再認定試験に不合格となっても、認定は2021年3月1日まで有効です。 ただし、2021日3月1日以降も認定ステータスを保持するには、再認定試験を再受験して合格する必要があります。
  • 認定資格の有効期限: たとえば、有効期限の間隔が2年間で2021年3月1日に有効期限を迎える認定資格保持者が、2021年2月1日に再認定試験を受験して合格したとします。この場合、認定資格は当初の有効期限から2年間、つまり2023年3月1日まで有効となります。

受験準備日程調整

受験の準備資料を確認し、再認定試験の日程を調整するには、以下の表に記載された各試験のページを参照してください。受験準備に関する無料のバーチャルセッションに参加することもできます。 ほとんどの試験はオンラインで行われますが、試験会場がNI事業所となる場合もあります。

オンライン試験の詳細

認証

試験

LabVIEW準開発者認定試験 (CLAD)

1時間の選択式CLAD試験を再受験する

LabVIEW開発者認定試験 (CLD)

1時間の選択式CLD-R試験を受験する

4時間のCLD実技試験を再受験する

LabVIEW設計者認定試験 (CLA)

1時間のCLA-R試験を受験する

CLA試験を再受験する

LabVIEW組込システム開発者認定試験 (CLED)

CLED-2試験を再受験する

TestStand開発者認定試験 (CTD)

CTD試験を再受験する

TestStand設計者認定試験 (CTA)

CTA試験を再受験する