WLR (ウェーハレベル信頼性) テストソフトウェアを使用すると、サイクル時間を短縮し、データに関する洞察を迅速に獲得できる、NIの高度な並列処理機能と柔軟なパラメトリックテストシステムにアクセスできます。対象となるアプリケーションソフトウェアには、テストシーケンサ、デバイスマッピング、オペレータインタフェース、ウエハマッピング、自動プローバ制御などがあります。この対話式ソフトウェアでは、お使いのストラクチャやデバイスでJEDEC準拠の信頼性テストを簡単に実行できます。また、WLR Test Softwareには、カスタム開発や自動化のユースケース向けにLabVIEW、C#、およびPythonのAPIも用意されています。
WLR Test Softwareには、JEDECの標準テスト方法に準拠したソフトフロントパネルが含まれており、WLRストレステスト (HCI、NBTI/BTI、TDDB、Jramp、Vrampなど) に利用できます。WLRソフトフロントパネルには、業界標準のテストシーケンサ、WLRストレス用に事前に作成されたテストステップテンプレート、抽象化された並列処理およびマルチスレッド処理機能が含まれています。また、内蔵のデータベースツールを使用してレポートを記録および生成することもできます。
ウェーハレベル信頼性テストソフトウェアは、NIパラメトリックテストシステム (PTS) と組み合わせて使用することで、業界最高水準のチャンネル密度、並列処理、および計測速度により短時間で洞察が得られるよう設計されています。ハードウェアは最大48チャンネルの高性能SMU計測器とSMU-per-pinアーキテクチャに基づいているため、10 fAの電流分解能、パルス出力モード、最大200 V/1A DCの電源とシンク機能を活用し、あらゆるテストポイントでウェーハストレステストへの接続を柔軟に行うことができます。
サブ
含
どれか1つを購入するだけで、ソフトウェアの成功を支援する諸機能にアクセスして利用できます。
WLR Test Softwareのシングルシートライセンスは、個人または特定のコンピュータIDに関連付けることができます。
ボリュームライセンスプログラムは、5つ以上のライセンスが必要なチーム向けです。このプログラムに加入すると、組織のソフトウェア資産管理を効率化することで、総所有コストを削減できます。
TestStandは、テストシステムの開発、デバッグ、デプロイを支援し、テストプロセスと結果を完全に可視化するテスト管理ソフトウェアです。WLRソフトフロントパネルを使用するには、TestStand開発システムのライセンスが必要です。
LabVIEWは、テスト、計測、および制御が必要なアプリケーション向けのシステム開発ソフトウェアです。ハードウェアに対するすばやいアクセスを特長とし、データから迅速に洞察を引き出すことを可能にします。WLR Test SoftwareのLabVIEW APIを使用してカスタムアプリケーションを開発するには、LabVIEW開発システムまたはLabVIEWプロフェッショナル開発システムのライセンスが必要です。