IEEE 1588 同期デバイス—PCI-1588は、IEEE 1588‑2008を使用してクロックやイベントを他のIEEE 1588ベースの計測器やコンピュータに同期させます。また、IEEE 1588マスタクロックモジュールとしてもスレーブクロックモジュールとしても使用できます。ボード上のFPGAは、同じくボード上にあるIEEE 1588クロックの周波数や位相を自動的に調整します。PCI-1588インタフェースでは、内蔵のEthernetポートを介して、その他のIEEE 1588デバイスとクロックを同期します。このようにして同期したタイムベースと汎用PFIラインを使用すれば、PCI-1588はPCIブラケットのSMBコネクタを介して、従来の計測器やPLCのような非1588デバイスとイベントを同期できます。また、リアルタイムシステム統合（RTSI）インタフェースを使用して、同じPC上にある他のPCI計測器とPCI-1588を同期させることもできます。